2015年の近況集

セル内の日付をクリックするとその期間のふしみやの様子が表示されます

2015年01月から2015年12月までの近況をまとめた表です

近況集2015年01月03日〜01月17日
近況集2015年01月20日〜02月01日
近況集2015年02月04日〜02月13日
近況集2015年02月16日〜02月28日
近況集2015年03月03日〜03月12日
近況集2015年03月15日〜03月26日
近況集2015年03月28日〜04月06日
近況集2015年04月09日〜04月23日
近況集2015年04月26日〜05月15日
近況集2015年05月17日〜05月30日
近況集2015年06月02日〜06月10日
近況集2015年06月12日〜06月25日
近況集2015年06月28日〜07月13日
近況集2015年07月16日〜08月03日
近況集2015年08月05日〜08月19日
近況集2015年08月22日〜09月03日
近況集2015年09月06日〜09月24日
近況集2015年09月26日〜10月04日
近況集2015年10月07日〜10月16日
近況集2015年10月19日〜11月03日
近況集2015年11月06日〜11月24日
近況集2015年11月27日〜12月09日
近況集2015年12月12日〜12月23日
近況集2015年12月25日〜12月31日

 

 


 以下の文章は、2016年01月24日〜2016年03月28日の『ふしみやの近況』ですが、 2015年の総括にもなっているので、ここにも付しておきます。

  • 2016年01月24日

     とっても寒かった昨日、私を含めたギフチョウ好きの3名が京都市内に集合し、ディナーしておりました。
     ゆーても行ったお店が 「さくら水産」 なので、ディナーはチョッと言い過ぎか…。
     それにしても、ギフチョウの話しはやっぱり盛り上がりますな。
     今年も早く、飛騨の厳しい所でギフチョウを採りたくなりましたわ。

     さて、早いもので1月も下旬になりました。
     これから暫くは例年通り昨年の総括を書いて日々のネタ不足を凌いで行きましょう。

     
    2015年の総括:01月〜02月

     この寒い2ヶ月間は、妻なる方とランチしたりコンサートや寺社仏閣等に行ったりはしていたものの、 蝶絡みのお出掛けは皆無でございました。
     年々動きが鈍くなりますな。

     
    2015年の総括:03月 その1

     春分の日絡みの連休に、宮古列島を訪れた事はリアルタイムでそこそこ書きました。
     ただ当時は、宮古列島へ行った理由を 「単に行きたかったから」 と書いたのですが、 実はココロに秘めた目的が二つありました。
     一つは、2014年に八重山諸島で久し振りにハマヤマトシジミの発生が確認されたことから、 宮古諸島においても発生の可能性有りと妄想したので本種を採集すること。
     そしてもう一つの目的は、


  • ここ↑で 「この島初記録」 を出すことでございました。

     

  • 2016年01月27日

     今日は少し和らぎましたが、昨日までは寒かった〜。一気にしもやけが悪化してしまいました。
     さて、2015年の総括、今日は前回からの続き、03月です。

     
    2015年の総括:03月 その2

     今回は大神島初記録を狙っての訪問ですから、「記録されていて当然なのに何故か記録がない種」 を対象として探索するのが初記録への近道です。
     事前の調べで、この条件に適合する種として、イチモンジセセリ、ヒメシルビアシジミ、クロマダラソテツシジミ、ツマグロヒョウモン、アオタテハモドキ の5種を候補として挙げました。
     これら5種をアタマに入れ、大神島内を探索したところ幸運にもヒメシルビアシジミだけを見い出すことができたのでした。

     …と、ある程度探して見つけたような書き方をしましたが、実は船を降りて1分も経たないうちに視界に飛び込んで来たのがヒメシルビアシジミだったのです。
     このとき、目の前に飛んでいるヒメシルビアシジミを即座に採ればよさそうなものですが、 ここ大神島は至る所に聖地が在ると聞いていたので軽々にネットを振るべきではないと思い、ここは我慢です。
     そこで目の前に飛んでいるヒメシルビアシジミは一旦スルーし、先ずはネットを出さずに島内の動ける範囲を注意深く歩きまわりました。
     実際、港広場の一角にも拝所があったので下船直後にネットを出して採らなくて正解、胸を撫で下ろしましたわ。

     ならばどんな場所でネットを出したのかと申しますと、


  • こんな所↑でございました。
     ご覧のように、きれいに整備された芝生広場です。周辺部分には聖地が在るかもしれませんが、中央の屋根のある辺りはいくらなんでも聖地ではあるまいと判断し、 周囲に沢山居たヤマトシジミやヒメシルビアシジミをここで採集。目的は達成されました。

     ということで、本ページ内ではありますが、 「大神島でヒメシルビアシジミを採集」 として発表しておきます。

     まあ、自分では 「記録発表」 という形をとるべきだと思って本ページ内で書いた訳ですが、既にどこかで発表されているかもしれません。
     また、自分のページで自分の記録を発表するという行為は、単なる独りよがりと言うべきものかもしれません。
     とは言え、何も書かずに不作為な私でいるよりは本ページで記録として発表し、「無意味な事書いとるわ…」 と笑われた方がマシだと思っております。

     

  • 2016年01月30日

     近況として書くような事は何もありません。普通に仕事しております。
     今日も2015年の総括と言うか補足です。

    2015年の総括:03月 その3

     宮古列島でのもう一つの目的、ハマヤマトシジミは居るのだろうか? です。
     今回、多良間島と水納島を除く宮古列島の全島、即ち宮古島、大神島、池間島、伊良部島、下地島、来間島の各島を訪れて探してみたのですが、 いずれの島嶼でも見られませんでした。
     もっとも、主としてヤマトシジミとヒメシルビアシジミが生息するような環境を重点的に訪れていたものですから、 生息環境が微妙に異なるハマヤマトシジミの環境から若干ずれて探していたのかもしれません。
     けれども以前は これら3種が同所的に生息 していたので、 あながち完全にポイントを外しているとも思えないのですが今回はハマヤマトシジミの香りを全く感じませんでした。

     ところで宮古列島ですが、宮古島を中心に、池間島、伊良部島、下地島、来間島の4島へは海上橋を介して全て陸路で渡島が可能なので、 島ラベルのヤマトシジミとヒメシルビアシジミを集めている私にとってはとってもオイシイ所です。
     なので蝶屋らしく、各島で撮ったヤマトシジミとヒメシルビアシジミの生態画像をここに貼り付けたいところですが、 御存知のように私は採る蝶屋なので生態画像がございません。その代り、各島を繋ぐ海上橋の動画を貼っておきましょう。

     最初におことわりしておきますが、これらは全て風切り音とエンジン音がうるさいだけの単調な動画なので、 ハッキリ言ってぜーんぜん面白くありませんよ。

     


     伊良部大橋、通行料金無料の海上橋では日本最長だったと思います。
     今回、蝶以外ではこの橋をバイクで渡るのも目的の一つでした。

     


     伊良部島と下地島を繋ぐ橋、ここは海上橋という感じではないので走行中動画は撮りませんでした。

     


     池間大橋、進行方向左側の海上に浮かぶ三角形の島が大神島です。

     


     来間大橋、このとき風が強くて怖かったのを憶えています。
     強風下、左手でデジカメを構えたまま原チャリを走らせての撮影、ええ歳したオッサンのやることではありませんね。

     

  • 2016年02月02日


  •  先週の土曜日は伏見屋金物店を16:00に閉めて、↑のバレエを観に行っておりました。
     オーケストラをピットに潜らせ、生演奏でのバレエなのに破格のこの金額。しかも良い音、良いビジュアル。初めてのバレエだったのですがエエもんでございました。
     これぐらいの金額・クオリティーでオペラもやってくれるとウレシイなっ。

     さて、2015年の総括、今日は04月です。

     
    2015年の総括:04月 その1

     04月と言えばギフチョウ。03月分も入れた本種対象のお出かけは以下の通りです。

       03月31日:福井県南条郡南越前町
       04月08日:京都府舞鶴市
       04月12日:広島県三次市
       04月16日:京都府京都市右京区栂ノ尾
       04月17日:滋賀県大津市山上町
       04月22日:京都府京都市西京区大暑山と小塩山
       04月23日:京都府京都市左京区修学院
       04月24日:京都府京都市北区鷹峯と右京区京北上弓削町
       04月25日:滋賀県大津市山中町と京都府京都市左京区北白川
       04月26日:兵庫県香美町
       04月29日:福井県勝山市杉山と横倉

     04月としては合計10日のお出かけなので昨年と一緒。自営業とは言え現役で仕事をしている限り、休日と天候の兼ね合いでこれぐらいの出動が限度なのでしょう。
     そして上記の中で実際にギフチョウを採集したのは、03月31日、04月の08日、26日、29日の4回だけでございました。
     これら4回以外の各ポイントには、広島県の1回を除くすべてが 「居なくなったor減っている」 といった状況を確認するために毎年訪れております。

     

  • 2016年02月05日

     立春を過ぎ、若干ですが陽光に力強さを感じるようになりました。
     それでも未だ寒さは相変わらず、従いましてシモヤケは一向に改善しません。

     今日も2015年04月の総括と言うか補足です。

     
    2015年の総括:04月 その2


  •  ベストポイントにどーんと置かれたドイツ車、ピカピカと眩しゅうございます。
     この場所は2015年でもギフチョウが残っていると推定される京都市西京区のO山です。
     そして、車の前に写っているゲートの約100m先では、


    某組織の方々が椅子とテーブルを出し、寛いでおられます。

     「こんにちは」 とご挨拶させていただくと、お二人はこのままの姿勢、このままの立ち位置方向で、 「今年はもうカタクリの花がほとんど終わってる」 だとか 「あっちの方へ行けば未だカタクリの花が残ってる」 だとか 「…の辺りでギフチョウが見られる」 とゆーような事を滔々と語ってくださるので、ありがたく拝聴させていただきました。
     ではありますが、お話しがいつまでも続きそうだったので、
        「どなたのかは存じませんが、上に置いてあるBMW、あそこはギフチョウの雄と雌が出会
        う大事な場所なんですよ。あの場所にあんな車があるとギフチョウが驚いて集まって来
        なくなるので交尾のチャンスが減ります。ですから、あそこに車があるのはよくありま
        せんよぉ〜」
    と意見してこの場所を後にしました。

     そして、カタクリとミヤコアオイが多く生えるこの谷↓でも腕章を巻いた方とお話しさせていただきました。


     因みにここは数年前に、「ギフチョウを守るというのであれば、成虫活動期間の日中だけでも谷を囲んでいる目の細かい防獣ネットを撤去すべきですよ」 と腕章を巻いた方に意見した場所です。
     もっとも、防獣ネットは今年も撤去されずそのままの状態でしたが…。

     さて、腕章を巻いた方曰く、「今年は例年になくギフチョウがよく飛びました」 だとか 「今日も飛んでます」 だとか 「いっぺんわかると目が慣れて見えるようになります」 などと親切に現状を教えてくださいます。

     ならば、一昨年(2013年)に比べ少なくなっていた昨年(2014年)よりも多くのギフチョウが見られるのだろうと、私の探索能力MAXにして歩き回ったところ、 見られたギフチョウは汚損した1雄のみ…。
     季節進行及び天候気温等ほぼ同一の条件で昨年は合計3雄の目撃でしたから 「2014年に比べ2015年は減っている」 と言わざるを得ません。
     防獣ネットによる囲い込みのおかげでしょうか、確かにカタクリとミヤコアオイは減っていませんが、 ギフチョウは明らかに減っています。
     この現象をどう考察し、ギフチョウの減少をくい止めるためにはどんな対策をとればよいのか?
     ………いや、やめとこ。

     現地で直接提言してもそのままやし、ここで書いたとしてもおそらく無駄でしょうからね。

     

  • 2016年02月08日

     昨日の日曜日は運動不足解消のため、午後から左京区岩倉の箕ノ裏ヶ岳に登ってみました。
     行ってみると、山麓部の谷筋に多かったミヤコアオイはほとんど見られずと言うか下草自体がほぼ皆無でございました。
     何処へ行ってもこんな状態ですから、京都市市街地周辺のギフチョウは壊滅状態と言っても差しつかえないと思います。

     さて、今日も2015年の総括と言うか補足を続けます。

     
    2015年の総括:04月 その3

     「カタクリやギフチョウを守っているのは私たち!」 という自負からでしょうか、椅子の上でふんぞり返ったまま話してくださったり、 臀部を私の方に向けて顔はあさってを向いたまま会話にからんできたり、素人と見るや不確かな情報を得意げに披露してくださったりと、 O山へは訪問する度に不愉快な気分になります。
     まあ、御三人様共、悪い人ではないのでしょうが…。

     ところで、京都市市街地周辺でギフチョウが残っている可能性のある場所はO山のほかにもう一ヶ所、左京区の修学院離宮内というのがあります。
     朝から好天でギフチョウ日和だった04月23日は、この可能性に賭けてみようと 「修学院のポイント」 を訪れ、調べてみることにしました。


  •  調べると言っても、こんな看板が立っている有刺鉄線で囲まれた内部に立ち入って調べることは到底できないので、 フェンス外から中を覗くという方法しかありません。
     この方法でも、周囲を含めて生息していた頃には離宮内部を飛ぶギフチョウを確認した経験があります。
     そこで、そのときと同じ場所に佇み、「ギフチョウ、飛ばんかなぁ〜」 と暫く眺めておったのですが、この日は全く見られない上に、 「この状態では離宮内部と言えどもギフチョウの生息は厳しいだろう…」 との印象を受けました。
     と言うのは、


    ご覧のようにフェンスで囲まれた離宮内部も外部と同様に下草がほとんど無いのです。
     そして、この画像には写っていませんが地面には推定シカの糞が点々と転がっております。
     そう、どうやら離宮内部にもシカが侵入し、下草を舐めるように喰いつくしているのです。

     こんな状態を目の当たりにすると、「京都市左京区のギフチョウは絶ってしまった…」 と言い切ってもよいように思います。

     

  • 2016年02月11日

     今日はとっても良いお天気だったので左京区大原あたりを散歩したかったのですが、諸般の事情で遠くへの外出が叶わず 作業場で [ふしみやDB2015年版] の打ち込みをしておりました。

     今日もネタがないので2015年の補足、04月はこれで最後です。

     
    2015年の総括:04月 その4

     04月26日(日)はギフチョウ目的で兵庫県香美町を訪れました。
     この日付ですからそこそこ標高のある場所を訪れた訳ですが、やっぱり完全に時期を外しておりまして激しく汚損した個体ばかりでございました。
     こんな状況では長居は無用と早々に山を降り、海岸線まで移動し、


  • ↑の岩場の草付きでミヤコグサが生えておらぬものだろうかと探してみたものの、全く無し…。
     画像のような穏やかな湾内にある岩場は、ミヤコグサのお好みじゃないようです。
     やっぱり冬場の強い季節風で木本が育ち難いような日本海に突き出た岬でないとダメみたいですね。

     この後は帰路につき、ゆっくりと走ってキマの香りがするような場所では車から降りて下見をし、 ムフフな場所を数か所見つけてこの日は終了でございました。

     

  • 2016年02月14日

     妙に暖かい本日、運動不足解消のため午後から、


  • ↑の辺りで散歩しておりました。
     もう驚きませんが、京都北山は何処を歩いても下草が全く無しのツルツル。これでは高い樹木を食草とする蝶しか生き残れませんな。

     さて、2015年の補足、今日から05月に入ります。

     
    2015年の総括:05月 その1

     ゴールデンウイーク後半、05月03日からの事については、リアルタイムでほとんど書いていなかったのでここで書いておきます。
     05月03日に訪れた富山県黒部市(旧宇奈月町)のクルマ横付けポイントでは、


    ご覧のようにパンダが出迎えてくれました。(…って、ネタが無いからゆーて、あんまりの画像やな)
     ここへの到着時刻は07:45頃だったのですが、05月03日ともなるとギフチョウは既に元気よく飛び回っておりました。
     当地で採集した5雄は全て汚損しておったので、よりマシな個体を得ようとここでの滞在は約25分で切り上げ、 次のポイントへと移動です。

     03月下旬までは何処へも行かないので、ネタの枯渇が心配されます。なので、今日はここまでにしておきますね。

     

  • 2016年02月17日

     確定申告の時期です。
     受け付けが終わる頃には最も早いギフチョウが飛び始めることでしょう。早く終わらせなければ。

     今日も2015年05月の補足をだらだらと続けます。

     
    2015年の総括:05月 その2

     05月03日、富山県旧宇奈月町で採った後は、自己未採集市町村の入善町と朝日町の両方で採りましょうということで、


  • ↑のお山に登ってみました。
     このお山にはギフチョウが生息していると何かで読んだ記憶があり、簡単に採れるであろうと軽い気持ちで登り始めたところ、 ホンマにいーっぱい飛んでおりました。
     いーっぱい飛んでいるのはよいのですが、時期が時期だけに汚損個体の割合が高く、多くの個体をネットインしたものの、半数以上は汚損に付きリリース。 標高750m付近からやや新鮮な個体が混じるといった状況でした。
     ここでは多くのギフチョウに囲まれて楽しい登山だったのですが、難点は一般の登山者が多い事。普段、誰も居ないところで採集している私としましては、 ヒトの視線がストレスになってしまいます。
     一般登山者に出会ったとしても、採集禁止等の規制がかかっている地域ではないので堂々としておればよいのですが、昨今の風潮からすると 「こんにちは」 と挨拶した後、妙に絡んで来るんじゃないかと心配してしまいます。

     このような風潮をますます助長しようと画策しているであろう某協会○○○○と、ずぶずぶの関係なのではないかと疑ってしまう環境省のお役人様 (拙ページをご愛読いただき、ありがとうございます) から発表されたこれなんかを読むと、 蝶に限ってみれば、「言いなりで選定してるやん…」 と暗澹たる気持ちになってしまいます。
     いかん、話題がそれてしまった。

     このお山から下山(12:40)した後は、ガラにもなくクモツキを探そうと「境川」を遡ったのだけれども、思いっきり外した状況は昨年書いた通りでございます。
     以上のような採集行動を終えた後は夕食の買出しとお風呂に入らなければなりません。
     そこで、新潟県糸魚川市まで移動し、スーパーで買出しを終えた後、JR駅近くの銭湯に向かったのですが着いてみると廃業しておりました。
     仕方なく親不知まで戻り、旧青海町町営だった(現在は民間がやっているようです)


    ↑の施設で入浴しました。
     ここは就寝場所の 「道の駅親不知ピアパーク」 に近く、入浴料金も400円程度。そして、入り口には 「**の方は入浴おことわり」 との旨記した張り紙も無くて好感が持てるお風呂なのですが、7人も入れば満員になってしまう狭さが難点でございます。

     

  • 2016年02月20日


  •  中古で買った↑のPC、ハードディスクの使用時間が22000時間を超え、微弱ではありますが時々グリゴッと厭な音がするのと、 ケースファンが回転しなくなったのでそれぞれを交換することにしました。


     ハードディスクのクローン化が手軽にできる機械↑を使ってやってみたところ、約350GBのコピーに2時間弱もかかりました。
     これでハードディスクからの異音も聞こえなくなり、現在は快適に作業しております。

     2015年の補足、今日もゴールデンウイーク後半です。

     
    2015年の総括:05月 その3

     車中泊する人々でとっても混雑している 「道の駅親不知ピアパーク」 で目覚めた05月04日、


    朝食のレトルトカレーを食べながら聞いていたNHKラジオの天気予報によると、越中や飛騨方面は曇り後雨だが、 新潟県上越地方ならば午前中何とか晴れ間がありそうだという事なので上越市(旧東頚城郡安塚町) の菱ヶ岳北麓まで走り、 一瞬の晴れ間にギフチョウ3雄を採集。その後、10分も経たないうちに小雨が落ちてきたのでこの日は10:40で終了となりました。
     以後、翌日の目的地飛騨方面へと向かったのでした。

     う〜ん、シーズンオフとは言え、薄い内容やなぁ。
     賑やかしに標本画像でも貼っておきますね。


     2004年08月22日採集、岐阜県旧恵那郡明智町産の個体、例の法律で対象になっている本州中部亜種です。
     2016年03月15日以降にこれを 「どーにかすると」 お縄を頂戴する事になるという物騒な標本でございます。

     

  • 2016年02月23日

     一昨日の日曜日は京都マラソンが開催され、自宅からでは南に行く以外、どの方向へ進むにしてもマラソンコースを横断しなければならなかったので 作業場に籠もり、標本箱の防虫剤を補充しておりました。
     この作業では必然的に標本箱の蓋を開ける事になるので、せっかくですから画像を撮って本ページのネタになってもらうことにしました。


  •  これは少し前から動かしてはイケナイ標本に指定された広島県産の湿地の蝶。
     生息地域に広い道路をいっぱい通した結果、小さな個体群の交流が無くなり衰退したのだと私は思っています。


     これは2016年03月15日から 「どーにかすると」 お縄になる標本。
     ほとんどが岡山県のオミナエシ喰いの産地です。(恩原高原ではありません)
     当時、いーっぱい居ましたが草原の状態が悪くなりかけており、このまま放置すれば数年で居なくなるだろうと思ってました。
     今でもいるのかな?


     右側約半分は今のところお咎めの対象になる予定ではありませんが、左側約半分が対象種。
     兵庫県のオミナエシ喰いと岡山県のカノコソウ喰いの個体が入っています。
     当時、岡山県のカノコソウ喰いの産地では、土地所有者と推定される方が生息斜面に除草剤を撒いてたもんな…。


     それにしたもアブラがえぐいなぁ。
     これも右側約半分はお咎めの対象ではありませんが、左側約半分が対象種。
     いやしかし、亜種を指定して取締りの対象にするって正気なんでしょうか?
     表面だけ…、いや、個体によっては裏面を見ても亜種を区別するのは困難だと思うのですが、誰が判断するんでしょうかねぇ〜。
     もしかして、これを集めてる我々蝶屋に対し、「おまえらゴミを集めて…」 と言い放ったと噂されてるアノ人かな。
     それはさておき、環境省のPDFで記載された学名が、某ガイドブックご推薦のものじゃないのは何故かしら。

     
    ・2016年02月24日追記

     誤解されるといけないので念の為書いておきます。
     上に貼り付けた4個の標本箱に収納された標本は、いずれも2002年以前に採集されたものです。
     即ち、種の保存法で指定される前の個体です。

     

  • 2016年02月26日

     シーズンオフになると、私のホームページは 「それ系の団体の悪口になりますね」 とのご指摘を賜るのですが、 私は悪口を書いているつもりではないんですよね〜。

     自らの思想に基づき、従来型のいわゆる 「蝶屋」 というものを否定し、さらに勘ぐれば 「蝶屋」 という存在そのものの絶滅を願っているような 「それ系の団体」 に対し、私としては 「権力に擦り寄って自分らの思い通りの世の中にするつもりみたいやけど、チョッと言うとかなアカンなあ」 と日ごろ思ってる事をチクッと書いているだけなんです。
     まあ、こんなマイナーなページで書いたとしても、それ系の団体にとっては痛くも痒くもないのでしょうが。

     さて、一回違う方向に行ってしまいましたが元に戻って2015年05月の補足を続けます。

     
    2015年の総括:05月 その4

     新潟県上越市(旧東頚城郡安塚町) の菱ヶ岳北麓から05月04日中に岐阜県飛騨市(旧吉城郡宮川村)まで移動し、この日はグランド脇の駐車場で就寝。
     明けて05月05日、朝起きてみると駐車場所近くの斜面がギフチョウの発生地かも?といういような雰囲気だったので朝食前にガサゴソしてみたところ、


  • 期待していたウスバサイシンは確認できず、代わりにこんな銅像が朽ちかけた遊具のそばに建っておりました。
     温泉施設まんが王国の黄色い箱物やこの銅像、旧宮川村は妙なモノに公金を支出するのがお好きだったようです。

     中途半端ですが鍵を作らなければならなくなったので今日はここまでです。

     

  • 2016年02月28日

     けっこう暖かかった本日、日曜日なのに07:40に現場入りでアルミ建具の建て合わせと錠前の調整。これを09:40に終わらせ、 帰宅途中に気になっていた場所でチョットだけキマの下見をした後、妻なる方と一緒に京都御所出水の小川にある梅林で梅見。
     若干早い目の昼食として、実は隠れた名店だと私は思ってる中立売休憩所のうどん↓


  • をいただいた後、岡崎のロームシアター京都で吹奏楽の演奏を鑑賞しておりました。
     プログラム最後の 「フィンランディア」 の吹奏楽演奏、ええもんでございましたわ。

     さて、あと一か月は蝶関係の新ネタが発生しないので、今日も2015年の補足です。

     
    2015年の総括:05月 その5

     快晴だった05月05日は、何を思ったのか99%未発生と推定される楢峠に行きたくなってしまいました。


     この画像↑は降りてきた午後の撮影ですが、この地点から楢峠の上部にある尾根まで標高差約840m、往復距離は約18km。 これを徒歩で往復するという愚かな行動をしてしまったのです。
     まあ、長い距離ではありますが、山ゴマのように藪を漕いで進む訳ではなく、歩いていれば到達できるのですから気楽なものです。
     途中、二ッ屋あたりで 「もしかすると出てるかも?」 と思って暫く佇んだのですがギフチョウは出て来てくれません。
     「まっ、当たり前か…」 と思いつつ、さらに国道471・472重複区間を進行し、楢峠に到着してみると、


    ↑こんな状態でございました。

     

  • 2016年03月02日

     「OS を Win 10 に更新せよ」 とモニタ画面右下の表示が鬱陶しいので、シーズンオフの今の内にと思い、昨日やってみました。


  •  ダウンロードからインストール完了まで約1.5時間かけて更新した Win 10 を約2時間使ってみて感じたことですが…、

      ・スタートメニューの右側にベタベタと貼られた「タイル」が邪魔。
      ・フォントが○国製の粗悪品のようにみっともなくて、老眼には酷。
      ・妙なチャイム音が頻繁に鳴る。
      ・Internet Explorerが消されてる。
      ・代わりのブラウザ Edge の使い勝手が悪い。
      ・Cortanaっていう訳の判らないアプリがタスクバーの良い位置を占めてるので、
       消そうとしたけど消せない。
      ・[ふしみやDB] 用のソフト 「ファイルメーカー10」 で使ってるフォントの
       「MS P 明朝」 も滲んだ感じの表示になる。

    などなど、私にとってはイマイチ。
     しかしながら、この OS にしておくとハードが壊れるまでサポートを受けられるそうなので、 上記の気に入らない部分は我慢して使おうと思ったのですが、やっぱりやめました。
     というのは、けっこうな金額を払って購入した動画編集ソフトの EDIUS が使えないのです。 これが使えないような OS では私にとっては更新した意味がありません。
     「Windows 10を入手する」 で 「互換性のないアプリはありません」 という文言を信じて更新したのに、Microsoftのウソツキ…。

     Win 10 に更新後、1ヶ月間は Win 7 に戻せるという事なので、そうしようかとも思ったのですが、今回は Win 10 の入ったハードディスクを取り外し、先日クローン化した時に使った Win 7 の入った元のハードディスク (改めて見ると28000時間超えだった) に差し替え、今は Win 7 で快適に作業しています。

     実は、こうなる可能性も視野に入れて先にクローン化しておいたのですが、この状態は Win 7 のサポートが終わった時点で、今回外した Win 10 の入ったハードディスクに差し替えれば、EDIUS は使えないけれども新しいPCを買わなくても済むという訳です。
     チョッと得した気分でございます。

     

  • 2016年03月05日

     昨日あたりから暖かくなり、スギ花粉の飛散量が増えたのでしょう、目が痒く鼻の奥もツーンと反応するようになってきました。
     この時期、普段はけっこう酷い花粉症に苦しんでいるのですが、ギフチョウを採っているときだけは症状が抑えられるという都合の良いカラダになっている私です。
     早くギフチョウを採りに行きたいものです。

     エエ加減にしときや。と言われそうですが、2015年05月05日の補足を続けます。

     
    2015年の総括:05月 その6

     楢峠そのものは残雪に埋もれていましたが、そこから登った尾根は


    ↑こんな感じだったので 「意外と出てるかも?」 と思い、暫く待ってみましたがギフチョウさんはやって来ませんでした。
     ところでこの動画に写ってる遠いお山は御嶽山。判り難いけど噴煙が出てますね。

     楢峠では当然の結果に終わり、駐車地点に戻った時点で時刻は14:10。この時刻ならば未だ何とか間に合いそうだったので、 早朝の間に旧宮川村の集落付近で見つけておいたウスバサイシンの生える場所へと急ぎ、何とか1雄1雌を観察し、完封のnullは免れました。

     この後、富山県旧大沢野町に在るいつも空いていて掃除の行き届いた銭湯八木山鉱泉で入浴。
     次に最近できた富山市のスーパー 「アルビス大久保店 」 で夕食の食材を購入。因みにここは自分で商品を読み取らせる無人レジがあり、 しかもクレジットカードが使えるので決済が早くてお気に入りです。
     そして今晩の就寝場所、富山県旧庄川町の 「道の駅 庄川 (ここはいつも空いていて静か) 」 まで移動してこの日はおしまい。

     明くる05月06日は富山県旧東礪波郡上平村の既知ポイント (と言っても多分ほとんど知られてないと思う) で、いーっぱい採って2015年ゴールデンウイーク後半のギフチョウ・ツアーは終了でございました。

     

  • 2016年03月08日

     06日の日曜日から本日までの三日間はずーっと暖かかったので、越冬中だったシルビアシジミの幼虫さんも目覚めて餌を食べ始めています。
     春でございますね。

     今日も2015年05月の補足、これで05月の補足は終了です。

     
    2015年の総括:05月 その7

     05月10日の日曜日、ほぼ毎年この時期にやっている 「高速道路料金節約、一筆書きコースで飛騨ギフ採集」 の定番、 東海北陸自動車道飛騨河合PAから出ての探索を行いました。
     毎年、出入りするのに往生しているゲート、


  • 今回は↑のような状態だったので自転車を寝かせてズリズリと引きずれば出し入れすることができ、とっても楽チンでございました。
     そしてこの自転車に跨り、目指したのは、矢印で示した三角点。



     まずは谷筋でサイシン喰いの個体が居るのではないかとゆっくり自転車で走行しながら辺りを見回すも、 もとよりギフチョウは飛んでおらず、ウスバサイシンが見られたのもPA直下のみ。
     さらに自転車を押しながら進み、地形的に期待していた1119m標高点東南東下部付近で暫く佇んでみたもののギフチョウは飛来せず。
     ここから進むとすぐに崖崩れの為自転車では進めなくなり以後は徒歩で目的地の標高1303.8m三角点に到着してみると、



    ↑こんな感じ。
      「これだけ空間が広いと居ったとしてもポイントにはならんな…」 と思い、ここから見回して良さげに見えた1438m標高点に至る尾根に移動。
     この尾根はブナまじりの広葉樹林で、その林床にはカンアオイが生えてるんじゃないかと一瞬期待させてくれたのですがそんなこともなく、 勿論ギフチョウさんも飛んでおりません…。
     まっ、いつも通り、無謀な探索は当然のnullという結果に終わったのでございました。

     

  • 2016年03月11日

     日差しに力強さを感じるようになって参りました。
     次の暖かい晴れの日、03月15日には静岡県でギフチョウが出そうな雰囲気ですね。

     ようやく [ふしみやDB2015年版] の打ち込みが終わり、ラベルを印刷できる状態になったので、年に数回しか起動しないスタンドアローンの Win XP マシーンの電源ボタンを押すと、BIOS画面のままで Win XP が起動しません。
     …? と思って表示されたメッセージを読むと、「内装バッテリーがへたってて、あきまへん」 という状態だそうで、急ぎ近所の百均に走ってCR2032型を1個購入し、 交換を完了しました。


  •  ごらんのように、小さな筐体に各パーツが詰め込まれているので交換作業はけっこう往生しましたわ。

     さて、今日から2015年06月の補足に入りましょう。

     
    2015年の総括:06月

     …と書いてから、改めて2015年06月のデータを繰ってみたところ、採集に出掛けていないのは、
    3日、13日、20日、26日の4日のみ。しかも7日の「水の平」以外は全て対象種がキマリンだったので、書くネタは大量にあるものの、ココでは書けないという事で 06月の補足はこれでおしまいです。

     
     これだけではあまりのも愛想無しなので、キマの標本画像でも貼っておきますね。
     と言っても2015年のは未だ展翅板に貼ったままなので、2014年の個体になります。


     2014年06月08日 京都府京都市東山区産です。
     この産地、絶ってはいないと思いますが、現在では採集するのがとても難しい状況になっております。
     というのは環境悪化に加え、場所が場所だけに、通報されそうなポイントなのですよ。

     

  • 2016年03月14日

     昨日の日曜日は朝から夕方までずーっと作業場に籠もっておりました。
     2015年に採集した個体に付ける全てのラベル印刷を終え、展翅板から外すと同時に標本写真撮影。ギフチョウやシルビアシジミ等、 50個体の裏表合計100枚を撮影し終えた時点で力尽きました。
     久し振りの標本撮影で、今日はけっこう腰に来てます。

     さて、もう03月も中旬ですから、2015年の補足をチャッチャと片付けてしまわないといけませんね。
     と言いつつ、一気に書いてしまうとネタがなくなるので今日は07月だけにしておきます。

     
    2015年の総括:07月

     07月も14日までは京都市周辺でキマばかり狙っておりました。
     この間、出かけなかったのは04日と07日の2日のみ…。これだけ出動していたら、アレぐらいのキマが標本箱に収納されてるのも当然ですわな。
     そして梅雨の明けた海の日の連休には宮崎県方面へ出かけたのですが、梅雨が明けたハズなのにずーっと雨だったのでほとんど何も採らずに帰宅。
     最終の日曜日26日は滋賀県某所でクロシジミをそこそこ採り、これで2015年の07月は終了でございました。

     こんな07月でしたから、ここに貼れるような画像が無いので、昨日撮影したギフチョウでも賑やかしに貼っておきます。


  •  2015年04月08日に京都府舞鶴市で採集した個体です。

     

  • 2016年03月17日

     やっぱり、03月15日に静岡県でギフチョウが出たみたいですね。
     そして今日は、とっても春らしいお天気。気持ちが盛り上がります。

     だらだら書いてる2015年の補足、今日は08月です。

     
    2015年の総括:08月

     この月のお出掛けは全て山ゴマが対象だったのですが、08月02日の富山県立山上ノ小平と08月14日の石川県SG山以外は、未記録の場所に突入し探索を試みました。
     で、その結果なんですが、う〜ん、やっぱり何も書かない方がよいみたい……、止めておきます。

     となると、08月については蝶に関して何も書くことがありません。
     なので、苦し紛れに08月02日と08月14日に撮影した動画を貼っておきますね。



     立山有料道路、バスとは言え室堂までの通行料金が51820円もするんですね、驚いてしまいました。
     そして、「剱」 というお店?の前にクルマが列をなしていますが、これは称名滝へ向かう県道のゲート開放待ちです。



     この状況で1頭の目撃も無しだなんて、いったい何があったのでしょう…。

     

  • 2016年03月19日

     本日、福岡と名古屋でソメイヨシノが開花したそうです。
     いよいよ春でございますね。

     明日、03月20日はそこそこのお天気になりそうなので、採集しても問題のない所では岐阜県美濃地方低山地あたりでハシリが出ているかもしれません。
     チョッと行ってみたい気もするのですが、この連休は島根県へ行くことになっております。
     何故、ギフチョウにまだまだ早い島根県なのかと申しますと、受験の終わった次女の 「出雲大社に行きたい」 というリクエストにお応えしての運転手なのでございますよ。(予約が成立していた沖縄往復はキャンセルです)
     まっ、たまには父親らしくということです。

     と言いつつ、未練がましく岐阜県美濃地方低山地のギフチョウ↓、


  •  2012年04月08日採集、岐阜県山県市(旧山県郡伊自良村)の個体です。

     

  • 2016年03月22日

     先ずはネタです。


  •  春分の日の連休に次女と行った山陰ツアーで撮影、鳥取銀行もけっこうやりますな。
     もう一つ、砂かけばばぁ(かなり怖い着ぐるみさん)と一緒に撮った写真が気に入っているのですが、 これはチョッとUPできませんです。

     さて、まだ終わってなかった2015年の総括と言うか補足、今日は09月です。

     
    2015年の総括:09月 その1

     09月01日:現場に出たついでに滋賀県大津市でウラナミジャノメの2化を少数採集。
     09月13日:鳥取県と島根県でシルビアシジミを探索するも完封のnull。
            まっ、これは下調べ不足だったので、仕方のないところです。
     09月20日〜21日は無謀にも沖縄本島でタイワンツバメシジミを狙って予想通りのnullに終わったのですが、 私的には渋くてイイ蝶だと思ってるリュウキュウウラナミジャノメがけっこう採れたので、第一目標はクリアできなかったものの満足して帰りました。

     ところで、総括とは関係ありませんがリュウキュウウラナミジャノつながりで、3月18日に座間味島でタッパンルリシジミ1♂が採れてるようです。 (コメッチさんの「ありんくりん連絡蝶」による)
     座間味島でタッパンルリシジミか…、この島の何処で採れたのでしょうねぇ?

     タッパンルリシジミのポイントと言えば山頂です。
     座間味島の地形図に表示されている山名の中で有名なのは高月山ですが、この山頂付近は、


    ↑こんなのが生えていたり、矮生のマツが多く生える妙な環境だったのでタッパンルリシジミのポイントには不向きな感じだったと記憶しています。
     一方、タッパンルリシジミのポイントとして高月山よりも好環境だったのは阿佐集落西方の143.6m三角点(現地表示「番所山」)付近。


     おそらく、↑の奥で採れたんじゃないかと思っています。

     

  • 2016年03月25日

     昨日手にした昆虫DNA研究会のニュースレター↓、


  • 気になっている分野の話題が多く、なかなか読み応えがありそうです。
     特に沖縄本島と慶良間諸島のリュウキュウウラナミジャノメについては、 「上手く表現できないけれども、なーんか違う…」 と私も思っていたので真っ先に興味深く読ませていただきました。

     今日も2015年の補足を続けます。

     
    2015年の総括:09月 その2

     シルバーウイークの沖縄本島タイワンツバメシジミ探索における対象地域は、事前の調べで国頭郡東村に絞っておりました。
     その理由は、東村地区からならば本種が残っている可能性の高い米軍演習場に入り易いのではないか? と思ったのと、 ここ東村では私の大好きなリュウキュウウラナミジャノメが普通種のように飛んでいると某WEBサイトに書かれていたからなのです。
     その某WEBサイトですが、直リンをここに貼ったりするのはイケナイ事なので、「 アキノ隊員 協会 」 をキーワードに Google検索してみてください。

     
     ………如何だったでしょうか。
     なかなか興味深いお話しが書かれていましたね。

     東村におけるリュウキュウウラボシシジミの現状を講演しようとしただけなのに、異常なまでの拒絶。
     現状を知ってもらおうと純粋な気持ちで講演を決意されたブログ主さんは、さぞや悔しい思いをされたことでしょう。

     一方、拒絶した側の立場からすると、こういう事だったのではないでしょうか。
     対象種の生息地が 「沖縄県の米軍演習場内」 と政治的に微妙な問題を孕んだ地域であることから、 こんなのに首を突っ込んでお上に睨まれでもしたら、せっかく仲良くなった***からいただいてる@@が無くなってしまうかもしれない。 となると、給与の捻出等も含め組織の運営に行き詰ってしまう可能性がある…。
     ならば、講演希望者が被った航空券等の損出費用を負担してでも上京を阻止するのが得策である。
     なるほど、経営者としては至極まともな判断だと思います。

     それともう一つ感心したのは、講演を拒絶した理由に 「組織の未熟さ」 を挙げたこと。
     なかなかの知恵者だと思います。
     「まだまだ未熟、子供みたいなものですから」 と言っておけば、大人なら大目に見てあげたくなりますものね。
     そーか、未熟でモノを知らんから、ダメな事だとは知らずに分布図をPKって立派なご本を発売したんだ。納得です。

     それにしても勉強になりますね。
     組織を保全し、上手くやっていくには 「こーするんだ」 とのお手本を示してくださっているのですから。
     これからもその動向を注視し、そこで学んだ手法を経営に活かして小さな金物屋が生き残れるよう努力する所存でございます。

     

  • 2016年03月28日

     昨日の日曜日、03月27日は前日土曜日発表の天気予報を信じて何処へも行かなかったのですが、思ったよりも好天になったので 「失敗したな…」 とブツブツ呟きながら標本画像撮影に精を出しておりました。
     2015年採集分の展翅外しと標本撮影、昨日の時点でギフチョウまでが終わったので次回からはキマに入ります。
     2015年もキマで×00個体近く、ビアで○00個体以上、Ypthima各種で☆0個体程度は採っているので、撮影を終えるのは早くて05月末頃になりそうです。

     さて、長々と続けてまいりました2015年の総括と言うか補足も今日で終わりにしておきます。

     
    2015年の総括:09月 その3

     シルバーウイークに沖縄本島へ行った以外では、シルビアシジミを対象に日本海側の兵庫鳥取島根の各県と京都府福知山市で探索したものの、 新規に開拓できたポイントは島根県の1ヶ所のみという結果に終わりました。
     う〜ん、それにしても京都府福知山市。居そうだと思って何度も探しに行ったのだけれども、やっぱり居らんみたいです…。

     
    2015年の総括:10月

     10月ともなるとシーズンは終盤、出掛けたのは2回だけでした。


  •  こんなのが飛んでる動画を撮りたいというのが主な目的で某市へと赴いたついでにシルビアシジミを採ってみたり、ツマグロキチョウは居らぬものか? と大阪市の淀川河川敷や豊中市の服部緑地をウロウロしてみたのですが成果は全くございませんでした。

     
    2015年の総括:11月〜12月

     この二ヶ月間は蝶を対象としたお出掛けはキッパリと皆無。
     次のシーズンに備え、嫁さん子供と一緒にアート鑑賞やお食事に出掛けて点数を稼いでおりました。

     
     以上で2015年の総括はおしまい。例年通りに大した成果もあがらず、普通な1年でございました。
     さて、いよいよ開幕も近付いて参りました。
     おめでたい事に開幕前の現在は、採った瞬間に雄叫びがあげられるような成果を夢見ております。
     けどまあ、例年通りの普通なシーズンで終わるのでしょうね、きっと。