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この花の形状から、この植物はどうやらウスバサイシンではなくオクエゾサイ
シンのようです。 |
通常15000マイル必要なところを、5月26、27日の往復なら、
たった10000マイルの払い出しで、「往かせてア・ゲ・ル©」
というもので、私はこの美味しそうなエサにパックリと喰いついたのです。
ここでチョッと、喰いついてしまった言いわけをば…、
・2007年の末日で約12000マイルが使用期限切れで失効することになっていた。
・沖縄便は軒並み予約不可だったけど、秋田便は思いっきり空席があった。
・予約期限の5月22日火曜日の時点では秋田県地方は「晴れ」の予報だった。
・25日(金)の天気予報を確認した時点では曇り時々雨だったので来週に予
約変更しようとしたらキャンペーン適用予約なので変更不可。(通常の15000
マイル払い出し予約だったら変更可)
・それでも変更したいなら、ペナルティーの3000マイルを払って一旦キャンセ
ルし、予約し直せだと…。そんなんイヤや!
・そして何より、旧矢島町ラベルのギフチョウを採りたかった。
上記の理由及び、みょーな決意、即ち「気象庁も自信なさげなことやし、ワシが
晴れさせたる!」とココロに決め、行ってしまった訳です。
そして、ポイント付近に到着してみると、
ご覧ください、霧に包まれたブナ林。
幽玄の世界ですな。それはそれでよいのだけれども「おおー寒ぅ」でございます。
そして、当地の目印である石碑も見落としてしまいそうな霧の濃さでした。
朝から10:30頃まで、ず〜っとこんな感じ。強い西風で小雨もまじり、とてもギ
フチョウが飛ぶような天候ではありません。
いいえ、嘘ではありません。11:00を過ぎる頃から霧は晴れ、分厚い雲にも切れ
目ができてきたんです。但し、↓地図中のポジ部分(大まかな線引きです)だけ
だったのですが…。
ところが、↑地図中のネガ部分については、滞在中ず〜っと分厚い雲に覆われ
たままでした。
ということで、お詳しい方ならもうお解りですね。そう、結果的には完全null。
ポイント区域の上空は、常に厚い雲で覆われたままでしたからね。
とは言うものの、せっかくここまで来たことですし、晴れ間の出ていた区域で
採集行動を起こしたのですが、この辺りは何か雰囲気が違うんです。サイシンも
ほとんど見出せなかったのですが、生えていた場所でもギフチョウが居るような
感じではありません。強いて居るとすればヒメギフ…。
これは私の感覚なのでエエかげんな話なのですが、確かに上記地図のネガ区域
内までがギフチョウの生息域のような気がします。そう、この日、常に雲に覆われ
ていた区域とギフチョウの生息地が、見事なまでにかぶっているように思えます。
短絡的な考察なのですが、地形がこの気象状況を作り、こんな気象条件である
が為に、当地、即ち「北限のギフチョウ」にとって、なんとか生息可能な植物相等
の環境が維持されている…。
そんな風に感じることができたのが、今回「北限のギフチョウ・ツアー」にお
ける最大の収穫でしょうか。
それにしても、10000マイルとレンタカー代がもったいなかったなぁ。私の場合
、「意味なく遠くへ行きたがる」と言うより「無駄遣いして遠くへ行ってしまう
」やなぁ〜。
レタッチソフト,Adobe Photoshop Elements 2.0 レタッチ状態,トリミングを
せずにシャープフィルターをかけて720×540ピクセル53.9KBにリサイズ。RGB
レベルは調整している。
(【Web用に保存】から最適化をチェックJPEG標準画質40%を選択)
種類,JPEG イメージ (JPG)
サイズ,"1.23 MB (1,295,844 バイト)"
画像情報,2048 x 1536 ドット 24 ビット
メーカー,RICOH
機種,Caplio G4
横解像度,72.0
縦解像度,72.0
解像度単位,dpi
著作権者,(C) Caplio G4 User
露出時間(秒),1/440
F値,2.60
露出プログラム,プログラムAE
ISO感度,125
Exifバージョン,0220
撮影日時,2007/06/03 10:20:23
レンズ絞り値(F),2.64
対象物の明るさ(EV),6.40
露出補正量(EV),0
最小F値,2.46
測光方式,分割測光
光源,自動
フラッシュ,使用せず / 常時オフ
焦点距離(mm),5.5
FlashPix バージョン,0010
色空間情報,sRGB
露出モード,自動
ホワイトバランス,自動
撮影モード,標準
シャープネス,ノーマル