2007年07月31日
07月29日の日曜日のお話です。
実は前日の土曜日にP氏、I君と共にけっこう呑んでしまって、この日は近場でウ
ロウロすることになってしまいました。
そこで、見つけてきたのは、その中心に貧相なマツが生えた絵に描いたような
湿地です。
いかがでしょうか、ヒメヒカゲの生息環境として教科書(どんな教科書や…)
に載っているような見事な湿地です。これが広島県とか兵庫県なら「採れたも同
然!」というような佇まいなのですが、あった場所が滋賀県ですからねぇ~、た
ぶん居ないでしょう。
とか言いながら来年の6月中旬には必ず行くと思いますが…。
そして当然のことながら、ヒメヒカゲの下見だけに行ったのではなく、某種の
探索も目的の一つでした。
「あの辺りにも居るんやったら、この辺りにも居てるやろ…」と既知産地から
少し離れた所で探してみたのですが、某種は見られず、代わりに見つけてきたの
はクロシジミ。
ご覧のように雌ですが、この時期にしてはまだまだキレイな個体でした。
2007年08月02日

最近、生息環境とか生態写真ばかりをUPしているので、「採る事はやめてしま
ったのか?」と思っておられる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心くだ
さい。このようにちゃんと採って、展翅しています。
この画像を撮って以降、1号平板をあと1本埋め尽くしているので、そこそこの
個体数を採っていることになりますね。
上の画像の乾燥室?は、伏見屋のサッシ作業場壁面にしつらえたものです。
ナマケモノとブラックパンサーの絵(カレンダーの紙を流用)が貼ってある
扉(本来はこの部分に防虫網を張る)は、【辷り出し窓サッシ】に使用する内開
き網戸でした。
この網戸、なかなかのスグレモノで、扉側の気密ゴム材にシート状の磁石が内
蔵されており、扉を閉めると、枠側のアルミ製角パイプ内部に仕込まれた鉄材に
ゴムの気密材が吸い寄せられ、隙間が完全に無くなってしまいます。展翅中の蝶
を収納するのに、うってつけの扉です。このサイズは規格外(そのうえオーダー
対応外のビッグサイズ)なのでY**に無理を言って作ってもらったものです。
表展翅の場合は、下段のようにマチ針側を壁面にもたれさせているのですが、
展翅板の裏板ばかりが並ぶのでは、あいそがないので、この撮影時に2本だけ表を
向けて上段に置きました。キマ等、裏展翅の板は上段にあるように、全て表向きで
置いております。この理由は皆様のご想像通り、腹部に垂れ下がりを防ぐ為です。
2007年08月04日

いよいよゴマシジミの季節です。
このような個体(2006年広島県神石高原町産・同一個体の表裏)の出現する時
期はもう少し先ですが、山ゴマや中国山地なら、もうボチボチ出ているでしょう。
ということで、明日の日曜日はゴマシジミを採りに行きたいのですが、どちら
に行こうかな。迷うなぁ~。
それよりも、天気が…。
2007年08月06日
・滝野社IC⇔津山IC:1050円(片道料金・91.3km・50%OFF通勤割引適用)
・津山IC⇔東城IC:1100円(片道料金・95.7km・50%OFF通勤割引適用)
[備考:津山ICと東城ICで一旦降り、ETCカードを差し替えて再度流入]
この2区間は、まあ許せるとして、
・東城IC⇔庄原IC:800円(片道料金・30.2km・隣
のICでっせ!)
通常料金で走るとこんな金額になってしまいます。もう1枚(全部で3枚)、ETC
カードを入手することにしました。
この高速道路の通行明細からお分かりになると思いますが、昨日(08月05日)
の日曜日に行ってきたのは広島県。
狙いはゴマシジミと草原性のセセリでした。
で、この結果が今週のネタ。ボチボチ書いていきます。
それにしても、軽トラで広島県日帰り往復(一日の走行距離768.0km)、しかも
炎天下の急斜面草原でゴマシジミ・ファイトをしておった訳ですから、それはも
う、つか…、いやいや「疲れてなんか…、いるものか!」です。

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