この個体、低グレードではありますがシマウマである上にキマクロ。これに加えて短尾だったら、
さらにカッコよかったのですが、そこまで重なった個体はめったに出現するものではないでしょう。
けど、このポイントなら出現する可能性はゼロじゃないかも…。
ところで、トラ型の低グレードは「ネコ」。ならば、シマウマ型の低グレードはどう表現すればよいのでしょうか。
チョッと考えてみたのですが、思い浮かんだのは、「シマリス」。
…って、センスないわぁ〜。
やはり私ではどーにもなりません。
こうなったら、クジャクギフやオロチギフ等の名作を世に送り出された某氏のハイセンスな命名を期待しておきましょう。
2011年05月01日
今日は天気予報通りの曇り時々雨ということで、心穏やかに作業場で仕事したり、データ整理したりの一日でした。
ところで、もう5月になってしまったんですねぇ〜。ギフチョウをほとんど採らないうちに、もう5月…。
今年は震災があったため、この連休後半は嫁さん単独で仙台市若林区の実家へ帰省。(福島の原発が怖いので次女を同行させられません)
ということで、連休後半は次女と二人で留守番です。
おそらく標本撮影ばかりの連休になることでしょう。
↓は、標本撮影中の作業場風景です。
判り難いですが四角の白いモノはペフ板です。私が移動する範囲の各所に合計4個配置し、
壁面固定の2個を含めると、合計6ヶ所もの標本仮刺しスペースを用意しています。
これだけ多くの仮刺しスペースを予め用意しているのは、撮影中の標本破損を防ぐ為なんです。
標本の破損って、標本を手に持ってウロウロしているうちに起こる可能性が最も高いだろうと考えて、
これでもかっ!というぐらいに針刺しスペースを設置しました。
この努力が報われているのでしょうか、これまで数千回シャッターを切っているにも拘らず、
撮影時の標本破損は皆無でございます。
そのかわり、展翅板から外すときの破損はけっこう多いんですけどね…。
2011年05月03日
連休中ですが、採集に出かけておりません。
今日の午前中は次女と映画鑑賞。昼過ぎに帰宅し、先ほどまで標本撮影をしておりました。
今から夕食の食材を買いに近所のスーパーへ行ってきます。
上の画像は2010年採集、島根県ラベルのコキマダラセセリ。
現在では、かなりの珍ラベルだと思っているのですが、実際の評価はどんなものなんでしょ?
2011年05月05日
展翅はずし中ということで、今日はコレ↓。
2010年 08月 01日 宮崎県
ほほぉー、アンタはこの個体を採ってから4日間もヤクルリだと思い込んでいたとな?
やっぱり節穴やね…。
確かに、そう言われても仕方ありませんな。
こうして標本画像を貼り付けてみると、どー見てもタッパンです。
けどね、裏面の黒斑がここまでハッキリしてると、ヤクルリだと即断してもしゃーないと思われませんか?

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