2013年の近況集18

  • 2013年09月12日

     ネタがないなら無理に書かなくてもよかろうと思いつつ、ほぼ3日に一度の更新をここで途切れさせるのはイヤなので、 未だ紹介していなかった動画を1本貼り付けておきましょう。

     08月19日に本ページに貼り付けた動画(08月14日撮影)と同じ場所なのですが、↑は2013年07月28日に撮影したものです。
     そう、餅を搗いて2回も訪れた内の1回目の動画になります。
     写っている風景は08月14日撮影のものと変わりませんが、このときは動画最後の方でコキマダラセセリがやって来たんですよね〜。
     ラベル的に押さえておくべき場所なので、「撮ってる場合やないやろ!」 と大慌てでカメラを仕舞い、 ネットを握り締め近づいて行こうとした瞬間、ピッと何処かへ飛んで行ってしまいました。
     よくある事とは言え、ホンマ、撮ってるときに限って採りたい蝶が現れるものですね…。

     

  • 2013年09月14日

     本日、大阪空港発の飛行機にて宮崎空港に降り立つ予定です。
     今回の訪問先は大隅半島。
     目的は今日の午後に予定されているイプシロンの打ち上げではなく、学生時代の友人との宴会でございます。
     一応、シルビアシジミ・タイワンツバメシジミ・迷蝶なんぞが居れば、採ってみよーかとは思っているのですが、 どーでしょうかねぇ〜、宴会モードのスイッチが入ると、とたんにやる気をなくす私ですから…。

     ところで気になるのは台風18号。
     帰りの飛行機、欠航になりませんよーに。

     

  • 2013年09月17日

      「肝腎なときに、居らへんのやから…」

    との呟きが、豪雨の中、雑巾を握り締めた妻なる方の口元から零れ落ちた将にその時、

    光溢れる↑このような場所でネットを握り締め、「迷蝶、居らへんやないの…」 と呟いていた大馬鹿者は私でございます。

     
     「気になる台風18号。海水温が高いし、衰えないまま、最悪は直撃もあるかもしれぬ…」
    と薄々気付いていたのですが、
     「目的地は大隅半島やから、ワシの方は大丈夫」
    と自己中心的行動をとった結果、大顰蹙でございました。

     まさか全国初の特別警報が京都府に発令されているとは夢にも思わず、脳天気にも大隅半島で蝶を探していたのですから、 もう、何をか言わんやでございますね。
     幸い、伏見屋は上京区なので水付きは免れたのですが、天窓から雨水がダダ漏れになり、それはもう大変だったそうです。

     これで暫くは大人しくしてる……、かもしれません。

     

  • 2013年09月19日

     先の連休に行ってきた九州伊勢海老宴会、本来ならここにカワイイ伊勢海老さんの画像を貼りたいところですが、 上手く写っていなかったので、代わりに伊丹空港で撮ってきた宮崎行きの飛行機画像を貼っておきました。
     因みに伊勢海老さんの画像はこちら、呑むさん蝶日記でご覧いただけます。
     どーでもよいことですが、最近、JALグループは伊丹⇔九州便にはボーイング737を使わず、このような小型機を使用することが多いようです。 従って連休には席がとり難く、本便も満席でございました。

     本便に乗って宮崎空港に到着したのが09月14日14:31。
     出迎えてくれた後輩M君のクルマに乗り、M君が本気を出して(なかなか本気を出してくれない…)探しておいてくれたタイワンツバメシジミのポイントへと急行。 曇天で時刻が遅いという悪条件ではありましたが、何とか撮ったり↓採ったりできたので、気分良く伊勢海老宴会へと突入できたのでした。

     

  • 2013年09月21日

     敬老の日絡みの連休に行ってきた宮崎・鹿児島ツアーの続きです。

     09月14日は到着時刻が遅いということで採集行動はタイワンツバメシジミ一本だけにしておき、 あくまでもこの日のメインは屋上温泉露天風呂と伊勢海老! 完全な「ゆるゆる行動」を執ると決めておりました。

     明けて09月15日。
     この日はチョッと本気を出し、鹿児島県ラベルのシルビアシジミを狙うつもりで事前に候補地を3ヶ所決めておりました。
     この 3ヶ所を選び出した元ネタは、蝶研サロン(255)Aug.2005 p.12にあった【シルビアシジミ鹿児島県の記録】でございます。
     【シルビアシジミ鹿児島県の記録】に出ていた場所の表記は、字名まで示されたものはほとんど無く、多くが市町村止まりの大雑把な表現だったのですが、 表記された場所付近の1/25000地形図を眺めつつ、「ココしかあるまい…」と思える場所をピックアップ。
     実際に訪れてみると、めずらしい事に最初の場所から正解でございました。

     
     これ↑は、その最初に訪れた場所で撮影。動画途中に入っているメカニカルな音は、M君が切るデジタル一眼のシャッター音でございます。

     このあと訪れた他の2ヶ所でも、それぞれ少数ながらシルビアシジミを採集でき、 この日も上機嫌でバーベキュー宴会へと突入できたのでした。

     

  • 2013年09月24日

     昨日までの秋分の日絡みの連休は、先週の「肝腎なときに、居らへんのやから…」事件でダダ下がりになった私の評判をこれ以上下げる訳にはいかないという事で、 やや大人しくしておりました。

     昨日09月23日(月・祝)は一日中作業場に籠もり、またまた中古で買った安いPCを半日かけてセットアップし、 残りの半日は展翅をしておりました。
     この展翅で、某所のタイワンツバメシジミ雌を何気なく開いてみたところ、表面に薄く灰青色の鱗粉がのっているではありませんか。 学研の標準図鑑に載っている沖縄本島産の雌をグレード5とすると、昨日展った個体はグレード2程度だったのですが、 この個体は本土産なので 「これはエエモンなんだろうなッ♪」 と昨日から上機嫌の私でございます。

     あっ、そうそう、九州伊勢海老合宿、最終日09月16日の事を未だ書いていませんでしたね。
     この09月16日は、本土最南端佐多岬での迷蝶狙いという目的でウロウロしてみたのですが、 山盛り居たクロマダラソテツシジミ以外の迷蝶はほとんど見られず(私は見てないけどウスキシロは飛んでいたらしい)、 こんな動画↓を撮ってよろこんでいる始末…、

    やっぱり九州での私はゆるゆるでございます。

     こうして、ゆるゆると楽しく過ごせるのは、ホストとしてご尽力いただいた九州三兄弟の皆さんのおかげでございます。ありがとうございました。
     そしてまた来年は、タッパンの時期に行こうと思っているので、よろしゅーに。
     (今度は採ったその瞬間、タッパンと認識して悦びたいんだ…)

     

  • 2013年09月27日

     秋分の日絡みの連休、やや大人しくしていたと前回書きました。
     この「やや大人しく」と表現した理由は、23日は一日中家に居たのだけれども、22日は朝からお出掛けしていたからなのです。

     その出掛けた先はココ↑。石川県小松市の梯川、もちろん目的はシルビアシジミでございます。
     走る機会が多い北陸道から当地を望む度に 「この川の堤防、けっこう美味しそうやん…」 と思っておりましたので、 他の蝶がほぼ終了したこの日付で自転車に乗っての土手ビア探しを敢行いたしました。

     以前も書きましたが、能登半島の西北端から鳥取県湯梨浜町までの間にシルビアシジミが全く分布しないなんて、どーにも納得できません。
     そこで近年、他の蝶が終った秋以降、本種の分布空白域内の何処かへ出掛けては探しているのですが、これまで一度も当ったことがありません。

     今回も 「きっと居てへんのやろな…」 と思いながら訪れ、やっぱり居ないという結果が得られました。 そう、無駄に高速代とガソリン代を出費しただけに終わったのです。
     「居てへんと思っているのなら、行かへんだらえーのに」 というのが一般的なご意見であることは承知しております。
     けどね、「うわっ、ホンマに居った!」 の快感は、一度知ってしまうと病みつきになるんですよね〜。
     このキモチ良さを味わいたいが為に、99%居ないと思われる場所に出掛け、やっぱり打ちのめされて帰路に就く…。 このパターン、何度も繰り返しているのでもう慣れてしまいました。

     けどね、1%は居ると思って訪れる訳ですから、ホントはチョッと悔しいのですよ、私…。