2023年の近況集10

  • 2023年07月05日

     07月02日(日)の続きです。

     フジとヒサマツ両採りという事であれば、比良山系の武奈ヶ岳。
     リフトが廃止になったのは判っているので、大津市坊村から自分の脚で登ればどれぐらいかかるのかな? と思って1/25000地形図を表示してみると、「標高差 900mで約 4km かぁ…、この時刻からではチョッと厳しいなっ」と判断し、この案は却下。
     ならばヒサマツだけにしてお手軽に軽トラで30分の杉峠〜大見尾根にするのか? いや、この時期、そんな超有名ポイントに行ったら、 他の蝶屋さんの迷惑になるだろうと思ってこの案も却下。
     ということで、誰ぁーれも来てそうに無いオリジナルポイントを開発すれば良いだろうと、アタマ中を繰ってみると、 「あそこなら、ヒサマツのポイントになり得るかもしれない…」 と思い付き、行ってみたところ、

  • ホンマにポイントでしたわ。
     しかもとって良いポイントで 14:24〜15:02の間に、1雄通過、1雄ミスネット、4雄採集でしたから40分弱の間に合計 6雄の飛来があった訳です。
     さらにうれしい事に、通過の 1雄以外は地上高 1m以下の地点に静止してテリを張ってくれました。
     これまで、と言っても40数年前の頃ですが、高所でテリを張る個体しか見たことがなかったので、開翅した緑色の翅表を今回初めてじっくり見ることができ、 けっこう感動致しました。

     まだまだ飛来しそうではあったのですが、5雄も採れば(近くの別ポイントでも1雄採ってました)満足だったので、この時点でヒサマツは終了。
     以降はこの時期の定番、キマの新ポイント探しへと切り替えたのでした。
     

  • 2023年07月08日

     昨日はとっても悔しかった…。

     そこには生息しているだろうと思って、これまでに時期や時刻を変えて 3回以上訪れて探したのに全く見られなかった場所なのですが、 昨日、既知ポイントへ行く途中、「やっぱりここは、どー見ても居るだろう」 と思ってやってみたところ、推定発生木の樹冠で 2コ舞しておりました。
     けどね、そこはネットが届く範囲なのですが、2コ舞している空間にネットをねじ込んだとしても周囲の枝に邪魔されて振れないんですよねー。
     やっとテリポイントを見つけたのに、ダメ元で振ることもできないなんて…。
     絶対に届かないような高所でのテリなら諦めもつくのですが、この状況はとっても悔しい。

     次に晴れた日には再訪し、その樹に登ってやってみようかと思っているのですが、ヒトが樹に貼り付いていた場合、キマはその樹でテリを張るのでしょうか?
     やってみないと分かりませんな。
     

  • 2023年07月12日

     昨日で今シーズンのキマは終了です。

     昨年までに 3回以上訪れて全く見ることもできなかった場所で、今年の07月07日に初めて 2コ舞を目撃できたポイントに昨日も行ったのですが、 結果を先に申し上げておきますと、採集はできませんでした。

     昨日は 17:05 頃からようやく飛び始めたとは言っても、

  • 矢印で示した辺りを時折横切るだけ…、静止するのはさらに矢印地点よりも奥だと推定されます。
     その、静止していそうな場所が見えるポジションがないものだろうかとマダニまみれになりながらウロウロしたのですが、 どーしてもそのポジションを発見することができません。
     だからと言って当初の計画通りに樹に登ってみたとて、静止位置が見通せるような位置に身体を持って行くことができるとは思えなかったので、 結局どーしょーもなかったのでございます。
     なので、「もう、これは、採れんなっ…」 と諦め、やや離れた位置から暫く眺めていると、キマが2コ舞になった状態で上昇している最中に、 トラフが絡んで 3コ舞いになり、すぐにバラけたトラフは採れそうな位置で静止位置を探す素振りをみせるのですが、 キマはバラけたらそれっきり…、2頭とも視界から消えてしまいました。

     もっと個体数が多ければ、この位置以外でもテリを張りに降りて来るのでしょうが、現状では見るだけのポイントだったのでございます。
     

  • 2023年07月15日

     市町村合併で京丹後市として一括りになってしまったので見落としたのですが、京都府丹後半島におけるキマの未記録市町村は、 伊根町だけではなく、旧竹野郡丹後町も未記録だったんですね、昨日気付きました。

     元々、明日の日曜日は京都府ラベルのスジボソヤマキ狙いで丹後半島へ行こうと思っておりました。
     ならばついでに、旧竹野郡丹後町内でキマの下見もせねばなりますまい…。

     と、思ってさっきから Google の空撮画像を眺めているのですが、良さげな所がありませんなぁ。  …って、それ以前に狙いのスジボソヤマキもどこへ行けば良いのやら?
     とりあえずは、ギフの時に越冬個体を目撃した場所へ行ってみることにしましょう。
     

  • 2023年07月18日

     先週の土曜日、この連休はスジボソヤマキを狙いに行くと宣言して実際にそこへ赴いたのですが、ぜーんぜん居りませんでした。
     スジボソヤマキって夏眠するというのは図鑑を読んで知っていたのですが、ギフの時に越冬個体を目撃した場所が標高600m程度だったので、 「涼しそうやから、夏眠せずに飛んでるやろ」 とのアマイ見通しで行ってみたところ、目撃も無しの完封の null。
     行ってみると、涼しどころか思いっ切り暑い…。
     こんな状況では、夏眠もしたくなりますわなぁ。

     けど、代わりにと言ってはなんですが、もう一つの目的、

  • コレ↑は、しっかり採っておきました。
     

  • 2023年07月21日

     先日の海の日絡みの連休は、車中泊ではなく舞鶴市のホテルに宿泊しました。
     というのは、じ*らんの所持ポイントが失効しそうなのと、クーポンがあったので、実質支払い額が 1泊朝食付きで¥4300とお安かったから。
     そして、このホテルはビジネスホテルではなく、いわゆる観光ホテルで家族連れの方々が利用されるようなチョッと良いホテル。
     なのにこの金額だったのは、お部屋が別棟のゲストハウスで個室内にバストイレの無いシングルルームだったからなのです。
     けど、これは私にとっては好都合、うれしい事にホテルの大浴場が利用できるんですもの。
     私、0歳から銭湯に入り続けているせいか、狭いお風呂に独りで入るのがキライと言うよりも、コワイんですよねー。

     以下、恒例のお食事を貼っておきましょう。

  •  ↑は宮津市のスーパーで17時過ぎに購入し、シングルルーム内でいただいた夕食です。
     海に近いスーパーでも地元産魚介類をほとんど売ってないスーパーを多く経験しているので期待してなかったのですが、ここは 地元産のお刺身が豊富(真鯛、鯵、マトウダイ等)でした。
     お刺身パックはいずれも398円から100円引きになっていてとってもお得。どれにしようか迷った末に、 この「角トビ」をチョイス、これはトビウオの一種なのでしょうか? とても美味しゅうございました。

     ↑はホテル内レストランでいただいたブッフェ形式の朝食です。
     このホテルは帝国海軍→海上自衛隊のお膝元である舞鶴市に立地しているので、海軍カレーと海軍肉じゃがが名物だと謳われておりました。
     そこで、私も早速いただくことに…。
     カレーは大量のジャガイモと人参でお肉は微量、肉じゃがの肉は少量の牛でございました。
     いずれも万人受けする味付けではありましたが、カレーはもっともっと辛い激辛が私の好みでございます。
     …って、家族連れが多いのに、そんな味付けにしたら子供が泣き出しますわなぁ。