2024年の近況集09

  • 2024年05月25日

     ゴールデンウイーク前半のお話しの続きです。

     今回で3回目の訪問となる境川、先ずは真っ暗の中を歩かねばならない

  • 大平トンネル↑を抜け、約26分歩くと過去にたった1例だけ記録された地点と推定される

    滝淵の発電所付近に到着。
     「こんな所にホンマに居ったんやろか…」と思いながらしばらく佇んだのですが、ツマキチョウすら飛びません。
     「まあ、出んわなっ」と諦め更に上流へと向かい、約45分後に今回の目的地であるところの

    ここ↑、似虎谷と寺谷の合流点付近に到着。(この画像もオカシイですが、デジカメの調子が悪くこれ以降の画像が記録されてなくて、とっても残念)
     昨年は残雪と落石に阻まれて進行を諦め行けなかったので、よーやく到達出来てやれやれでございました。
     境川のオレンジさんについては1/25000地形図とGoogle空撮画像での検討を数年前からしており、生息しているとすればこの辺りだろうと思っていたのですが、 シロチョウ科の蝶はなーんにも飛び出さず、ハタザオも見い出せませんでした。
     この結果は予想通りだったのですが、実際訪れ 「アカンかった」 ということが自分の目で確認できたので私的には納得、再訪することはもう無いでしょう。
     

  • 2024年05月28日

     一昨日、05月26日(日)は、

  •  こんな所↑、というか、このトンネルを抜け、さらに尾根に取り付こうとしたり、谷を詰めたりしていたので今日もまだヘロヘロでございます。
     この日の詳細については、チョッとアレなので、ネタの無いときにチラッと書くとは思いますが、 今日のところはゴールデンウイーク前半、04月29日(月・祝)のことを書いておきます。

     当初は、04月28日に青海川、04月29日に境川をやる予定でした。
     ところが04月28日に両方共やってしまったので、他のプランが無くて仕方なくギフチョウに走ることにしました。
     そこで、05月01日の記事にもあるように水力発電所の導水管脇を登り、ギフチョウを得ようとしたのですが、 最上部の壁にはね返され目的地に到達できずにスゴスゴと引き返すことに…。
     またまた仕方がないので、標高約780mの既知ポイントへと登り、2頭のけっこう新鮮な個体を得た後、 未だ10:00前しかも好天だったにもかかわらず帰ることにしました。
     「この時刻やったら、下道で帰りましょう」 ということで、国道359号で金沢市に抜けようとしたところ、 能登半島地震の影響で国道359号が通行止めになっていたので、「下道で帰るんだ」という気持ちが萎えてしまい、 すぐ近くの小矢部ICから高速道路に乗ってしまった04月29日でございました。
     

  • 2024年05月31日

     05月も今日が最終日。
     例年であれば05月中に一度は05月ラベルのキマを得ようと発生の早いポイントに出掛けているところですが、 今年は、春からの季節進行・最近の天候・植物の成長具合等から、06月に入って以降の発生だろうと判断し、未だ出掛けておりません。
     けど、06月に入ったからといって、すぐに出掛けるつもりはなく、06月02日(日)の天候が良好ということであれば、 もう一度オレンジさん狙いで06月01日(土)の午後から推定ポイントに向け出発する予定です。
     …と、昨日までは思っていたのですが、日曜日の現地は雨まで降るという予報なので、土日は近所のキマで我慢しておきましょう。
     ということで今日はゴールデンウイーク後半のことを書いておきます。

  •  ↑が05月02日(木)の車中飯。内容としてはほぼ定番ですが、今回はオリーブオイルや数種の調味料を持参しているので、 野菜売り場にある刻みキャベツMixを購入し、これにオイルや調味料をかけてサラダとしていただきました。

     明けて05月03日(金・祝)は、通常05月中旬のブナ林発生の産地↑へと様子見のつもりで訪れたのに、意外にも2雄の採集。
     「もう出てるんや」 と、驚きながら昨年多かったブナ林内に入ってみたのですが、けっこう雪が残っていたのでそこでは全く見られませんでした。
     そしてまたまた様子見のつもりで過去にはギフからオレンジさんへと日和った某谷へと行ってみると、 この日付でまさか見れると思ってなかったオレンジさんの雌を2頭目撃、しかも雄の目撃はゼロ…。
     「今年の季節進行はどないなってるんや…」と思いながらこの日の目的地 (遠い過去には記録があったらしい) に行ってみたところ、 対象種らしき個体が滝の方から降りてきたので、必死でネットイン。この瞬間、見事に転倒し、右膝の内側を転石にぶつけてしまいました。
     この時ぶつけてしまった膝なんですが、約4週間経った今でも歩くと引っかかった感じの痛みがとれません。
     チョッとイヤな感じなので、ドクターに診てもらおうかと思っているのですが、行くと看護師のおねーさんに 「また、ムシ採っててコケたんやね」 と見透かされるのは必定…、なーんか、恥ずかしいやん。
     …と、イイ歳して若干躊躇っております。

     ところで、対象種だと思って必死でネットインしたのは、ツマキチョウの雌でございましたとさ。
     

  • 2024年06月03日

     06月に入ったら近所のキマを始めると前回書いたのですが、01日は仕事、02日は夕方の大雨、そして今日03日も仕事ということで、 出掛けることができません。
     これを書いている今、16:25なんですが、京都市市街地内の発生が早いポイントでは、テリを張り始めた頃でしょうな。

     「チッ、しゃーないな」 と、ココロの中で舌打ちしつつ、今日もゴールデンウイーク後半05月04日のことを書いておきます。

     私、オレンジさんについては初心者であると自負しております。
     なので今更、未記録市町村に挑戦したり、アイゼン付けて雪渓を登ったりするような冒険をするつもりは全く無いのですが、 富山県で記録されている 6市町村 (旧のネ) については、その総てで観察することを目標にしております。
     今のところ残っているのは朝日町と旧宇奈月町の 2町。
     これまで旧宇奈月町については本種狙いで訪れたことはないのですが、朝日町においては小川温泉付近で 3回探してみたことがあります。
     その時の感触では、「この小川温泉付近での観察というのは環境的に無理やろ…」と思っていたので今回は、

  • ↑の越道峠を越えて北又谷まで降下し、北又ダムから黒薙川沿いを下流に向かって攻めることにしたのでございます。
     

  • 2024年06月05日

     ところでキマなんですが、06月02日の日曜日は夕方の大雨になる前、15:00〜16:00頃までは京都市伏見区内で本種を探しておりました。
     元々伏見区ラベルとしては D 寺しか採れてないとの認識です。しかしながら、「もしかするとアソコなら居るかも?」 との妄想のおもむくまま2ヵ所でやってみたのですが、いずれもやっぱり null-0 (記録のない所に挑戦して目撃も無しという意味) でございました。

     そして昨日、06月04日は意外と居ない京都市西京区内の記録が無いと思われる地点 2ヵ所を訪問。
     1ヵ所目はバラ科ではない多数の樹木にアリさんが造巣しているのはこれまでの挑戦で判っている地点へ16:00過ぎに訪問。 約30分間探してみたのですが今回もやっぱり null-0… 、地図上の直線距離で約1300m離れた地点には、たーくさん居るんですけどねぇ。
     そして2ヵ所目は観光地が近く、ヒトの目も多い所で長竿出してがんばってみたのですが、やっぱり null-0 。
     これで null-0 が 4ヵ所も続いてしまいした。こうなると、「今シーズンの初キマ、やっぱり採っておきたいやん」 ということで、帰路途中にある既知ポイントに立ち寄り、2雄を採集した06月04日でございました。


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