2024年の近況集12

  • 2024年07月22日

     昨日、07月21日(日)は、行ってみたいと思っている山ゴマ新規ポイント(妄想による)で探索するには日付的に時期尚早だと判断し、 出掛けずに冷蔵室に残っているゼフやキマリンの展翅をしたり、妻なる方と近所のお店で飲茶ランチしたりしておりました。
     で、展翅の方はけっこう頑張ったので残っている全ての個体を展翅完了。
     全ての個体を展翅できたのは、k*nK*n さんからいただいた 1号平板のおかげ、ありがとうございました。

     ところで、今シーズンのキマについては、未記録市町村で当てることを主な目的としていたので、採集できる個体数はかなり減るだろうと当初思っていたのですが、 終わってみると展翅板 8本分という結果だったので、予想していた程の減少ではありませんでした。
     これは、未記録市町村内で見つけた 1ポイントで個体数が多く採り易かったのと、記録市町村内ではあるけれどもその中で当てた新規ポイントの 1ヵ所が、 採り難かったけれども個体数が多かったので結果的に多くの個体が得られたからでした。

  •  キマリンの展翅が全部終わったので、その中からチョッとエエモンかなっ? と思った個体を左に貼っておきました。

     真ん中の個体、「クロキマ」 としてはグレード2′ といったところでしょうが、翅表が 「キマクロ」 なんです。
     そう、「キマクロ」 に加えて低グレードだけれども 「クロキマ」。
     けれども惜しむらくは肛角の破損。
     う〜ん、残念でございます。

     因みに真ん中以外の 2個体も同一ポイントで得られた個体です。


     

  • 2024年07月29日

     先程、アメダスのデータをチェックしてみたところ、京都市では15:11に最高気温39.4℃を記録したそうな。 「どーせなら40℃になればエエのに…」と思ってたんですけどねぇ、チョッと残念です。

     ところでこの週末は、 『”タッパンとれたらいいナ♪合宿”・・・そう、”タッパンとるぞ!”でもなければ、”タッパンとりたい!”でもなく”とれたらいいナ♪”』 なる名称の合宿で、宮崎県の

  • ↑のお山に行っておりました。
     その詳細につきましては、N先輩のブログで、おいおい紹介されますので、そちらをご参照ください。

     「で、アンタはタッパン採ったんかいな?」 とのご質問にお応えしなければならないとは思っているのですが、 今のところ「未だ展翅してないので、わかりません」といった状態でございます。
     というのは、こんなことがあったものですから、 お持ち帰りした怪しい 2雄を当家の魔法の冷蔵庫に収納し、現在熟成中だからなのでございますよ。
     

  • 2024年08月03日

     宮崎県で採集し、当家の魔法の冷蔵庫で熟成させたルリシジミ類の展翅が昨日すべて終了しました。

  •  当家の冷蔵庫さん、魔法のチカラを失ってしまったようで、Celastrina はルリシジミに、Udaraはサツマシジミにと正しく熟成され、 いずれもタッパンルリシジミに変身させることはできませんでした。(下段左の3個体は新潟県産スギタニルリシジミです)
     ルリシジミについては念の為一応採っておこうかという気持ちは解るけど、サツマシジミは現地で確実に同定できるのに、こないにぎょーさん採って、どないしたん?
     とのツッコミもございまじょうが、その理由は、これまであまり採ってないので単に採りたかったから…、ということでございます。

     それにしても暑い。今日も京都市の最高気温は39℃の予報。
     これまでの高温で身体はかなり消耗しているようで、ハードな山ゴマに挑戦しようと気が起こりません。
     明日の日曜日は、「どーしたものか…」 と現在思案中でございます。
     

  • 2024年08月06日

     一昨日の日曜日08月04日は、あまりハードではない山ゴマ?狙いで富山県に行っておりました。

     常願寺川右岸の駐車場で車中泊後、立山ケーブル駅に行ってみると未だ05:50だというのに既に大勢の方が切符売り場に並んで居られます。 これは乗れないだろうという事で、以前ギフの時期に徒歩で登った 「材木坂」 で美女平まで行く事にしました。
     ギフの時期に登った時は、軽ぅーく登りながら途中で、

  • こんなマムシ様↑と戯れたりして、余裕で登った記憶があったのですが、今回は高温高負荷の登りに加え、 05:15頃に大量の朝食を摂ったのが原因で吐きそうになりながら休み休みの進行となってしまい目的地の 「上ノ小平」 へは軟弱にも、

    ご覧のように↑美女平駅からバスを利用してしまいました。

     で、ゴマシジミはどーだったのかについては次回以降に書きますが、実はさらに軟弱にも帰路には

    ケーブル↑を利用してしまったんですよね〜。

     この判断は 「材木坂」 の急峻な坂を下ると膝と足首を傷めそうだったから…。
     歳相応といったところでございます。
     

  • 2024年08月10日

     08月04日(日)の続きです。

     何故 「上ノ小平」 を目指したかと申しますと、この記録を信じていたから。
     この 「レッドデータブックとやま 2012」 の訂正 PDFファイルによると、今から20年前に山ゴマの特徴を備えた個体が、「上ノ小平」 で採集されたとあります。
     これを WEB上で見つけたのは2014年、翌2015年のシーズンには早速現地を訪れ、

  • ↑のような結果でございました。

     で、今回は9年後2度目の訪問だったのですが、「上ノ小平」 は乾燥化が進み、

    現状こんな状態↑でワレモコウを見い出すことはできませんでした。

     もっとも、[ふしみやDB] 2015年08月02日のレコード内コメントにも少し書いているように、記録されたゴマシジミは「上ノ小平」 での発生ではないと思っているので、 今回のようにワレモコウが無くなってしまっても、北側の 「悪城壁」 に存在するやも知れないカライトソウ発生の個体がウロウロと迷い出て来たときを押さえてやろうともくろみ、 付近の小径を数往復したのですが徒労に終わりました。

     「ところで、山ゴマって崖から離れることがあるのだろうか?」と疑問に思われたかもしれませんが、私、一度だけその経験がございます。
     そこは M越山 と N良岳 との間にある鞍部付近、暗い樹林帯の中を通る小径上で本種を 1頭ネットインしたことがあります。
     このとき、「これ、石川県金沢市ラベルやん! ラッキー」 とココロ中で呟いたことを憶えています。
     この 「上ノ小平」 でもそのような僥倖を期待したんですけどねぇ…