2024年の近況集13

  • 2024年08月14日

     08月10日(土)午後から白山方面に出発、この夜は一里野のスキー場付近で車中泊。
     08月11日(日)は山ゴマの新規ポイントを開拓せんと欲して山登り。下山後も前日と同所で車中泊。
     08月12日(月・祝)体力的に今日は無理と判断して山には登らず谷筋でウロウロし、早い時刻に自宅へ向け出発しました。
     この加賀白山ツアーの詳細?は後程書くとして、今日も08月04日(日)立山美女平〜弥陀ヶ原の続きです。

     前回、2015年08月02日に訪れたとき、大型バスが頻繁に通過するアスファルト道路沿いに、ワレモコウが点々と生え、 特に池塘を有する湿性の草原内には多くのワレモコウが生えているのを確認しておりました。
     もちろん、「弥陀ヶ原にワレモコウはぎょーさん生えてるけど、ゴマシジミは居らんのや…」 というのは知っていたのですが、 「ホンマに居らんのやろか?」 という疑問を自分の目で解消したくて、「上ノ小平」 付近での探索を諦めた後は弥陀ヶ原方面へと向かいました。

     ところで皆さんご存知かもしれませんが、弥陀ヶ原ってALL採集禁止の特別保護地区は意外にも狭い範囲なのです。
    (↓画像中央部、称名滝を含むオレンジ色の帯で囲まれた範囲のみ)

  •  一方、富山県の採集禁止指定種 (タカネヒカゲ・ミヤマモンキチョウ・クモマツマキチョウ) 以外は採集OKの特別地域はかなり広く、 標高2400mを越える高山帯の室堂付近でさえ特別保護地区に指定されていないのです。 「こんなんアリかぁ!」 と唖然としてしまうのですが、

      「道路作ったし、観光客をバンバン呼び込んで、お金をいーっぱい落としてもらうんだぁ〜♪」

    という事なのでしょう。

     種指定で特別天然記念物のライチョウも、お金の前ではひれ伏すしかありませんな。
     

  • 2024年08月19日

     伏見屋金物店のお盆休みは08月14日〜16日だったので、13日(火)と17日(土)は通常通り営業しておりました。
     3連休の14日(水)〜16日(金)には何処かフィールドに出掛けたいところではあったのですが、14日にお寺さんが来られるので、 「実質、2連休かぁ、中途半端じゃ…」ということで何処へも行かずにクルマをいぢっておりました。
     というのはね、My車中泊用軽1BOX車、雨漏りするんですよ。
     ゴムのフロアーマットを剥がしてみると、運転席と助手席の足元に水がけっこう溜まっておりましたので、これを新聞紙に滲み込ませて廃棄したり、 フロント硝子廻りのシール劣化による水の侵入かも? と思ったのでシリコンコーキングを打ってみたりしておりました。
     これで解消できれば良いのですが、素人修理ですからねぇ、多分アカンでしょう。
     

     さて、立山弥陀ヶ原の続きです。

  •  ↑は特別保護地区内の湿性の草原です。ご覧のようにワレモコウが多く生え、どー見てもゴマシジミの生息地と思えるのですが、 巷間言われているように、やっぱりゴマシジミはぜーんぜん居らんのですよ。

     その代わりという訳でもないのでしょうが、おそらくこのワレモコウをホストに発生しているのであろうコヒョウモン↓が、

    アスファルト道路沿いに生えている花にやって来て吸蜜中でございます。
     けどね、ここまでやって来るのは命懸けなんですよ。

     ↑ご覧のような大型バスが、かなり頻繁に走っているので、おそらく特別保護地区内で発生したであろうコヒョウモンとベニヒカゲが、 大型バスと衝突した結果アスファルト道路上で、のたうち回っているのをそれぞれ1頭ずつ目撃しました。
     特別保護地区までの距離がたった 5mしかないとは言え、アスファルト道路上は 『現状変更一切不可』 というシバリは確かに解かれております。
     けどねぇ、なんだか釈然としませんなー。

     因みにコヒョウモンは、のたうち回りつつも特別保護地区側のササ原に突入して行ったのでスルーしましたが、ベニヒカゲの方は救出しておきました。
     

  • 2024年08月25日

     あまりの暑さのため、書く気が起こらず間が空いてしまいましたが08月04日立山弥陀ヶ原の続きです。

  •  突然ですが弥陀ヶ原へ行く前日08月03日(土)、常願寺川右岸の駐車場内で頂いた車中飯↑です。
     いつもの通り、富山市のスーパーで購入したお惣菜です。お刺身が上手く写ってませんが、これは現地の呼び名でフクラギ、所謂ハマチでございます。
     車中飯など見たくもないというご意見もございましょうが、私自身が読み返したときの為なのでご容赦ください。

     結局、弥陀ヶ原ではワレモコウがいーっぱい生えていたものの、ゴマシジミは全く見られませんでした。
     その代わりと言ってはアレですが、特別保護地区で、コヒョウモンとベニヒカゲを少しずつ採ってお持ち帰りという結果に終わりました。
     それにしても弥陀ヶ原を貫くアスファルト道路上を走る路線バスと観光バスなんですが、その量が多過ぎるように思います。
     まあ、私も利用したんですけどね。

     唐突に標本画像です。

     本日、この41個体↑をもちまして2023年採集の標本画像撮影が全て終了致しました。
     やれやれでございます。
     

  • 2024年08月31日

     台風10号、しゅっと抜けてくれれば良いのに明日も近畿付近で停滞する模様…。
     明日の日曜日には京都府北部でツマグロキチョウを探すつもりだったのですが、天気がハッキリしないので中止です。
     なので、気分は低調でございます。

     さて、08月11日(日)に山ゴマの新規ポイントを当てようと思って行った石川県白山加賀禅定道のお話しをぼちぼち始めなければならんのでしょうが、 その前に前日08月10日(土)のお風呂と車中飯です。

  •  ↑新中宮温泉センターです。
     入浴料は400円。ボディーソープ・リンスインシャンプー付で浴槽洗い場脱衣場共に広くカランの調子も上々。 駐車場も200台は停められそうなぐらいに広いのに入浴客は私を含めてたった3名でした。
     こんなに良いお風呂なのにガラガラなのは、推定ですが当浴場への到達が難いからだと思われます。
     なぜかというと、ここへは国道360号に覆いかぶさるスノーシェッドの中からクイッと曲がり、深い谷に架かる橋を渡って行くことになるのですが、 スノーシェッドの中を走行していると、「こんな所から曲がっても大丈夫なのやろか…」 という心理になってしまい、皆さん行くのを躊躇われるからだと思います。
     因みのこの立ち寄り湯の私的評価は、星 5 としたいところなのですが、現在、災害のため温泉を引いて来る事ができずに沸かし湯だったので、星 4 としておきます。

     ↑が一里野のスキージャンプ台付近駐車場でいただいた車中飯です。
     いつもは現地へ至る途中にある地元スーパーで刺身等のお惣菜を購入するのですが、この日は、
    [自宅→朽木→敦賀→今庄→武生IC〜勝山IC→白峰→手取川ダム→車中泊ポイント] というルートで走行予定。 このルートでは地元スーパーが途中に存在しないことを経験上知っていたので、出発前に近所の業スーで↑のお弁当等を購入。
     チープなディナーになってしまい、若干残念でございました。