2025年の近況集07

  • 2025年05月01日

     今日はこのTOPページを少しいぢりました。
     下部の 「過去の近況集」 のなかで、空色バックにあった2024年の近況集を黄色バックの最下部から跳べるようにしておきました。

  •  突然ですが↑ニホンザルです。
     実は先の04月27日(日)、前回UPした観察例が1例しかない石灰岩地域だけでなく、このニホンザルが番を張っていた地域へも訪問しておりました。
     そこは1980年05月に当時4回生だった私を含む3名で林道を歩いていたところ、3名が同時に数十メートル先のオレンジさんの飛翔に反応したのですが、 結局私のネットには入ってくれなかった場所なのです。
     皆さんご存知だとは思いますが、私はけっこう悔しさを引きずるタイプ。
     なのでその地を再訪し、オレンジさんを観察してやろうと目論んでいたのですが、このボスザル(多分)に行く手を阻まれたのです。
     「あっち行ってぇなぁ〜」 とか言って暫く交渉したところ、渋々雪渓を登っていかれたので私も進行。
     雪渓右岸の藪を漕いでいると、オレンジさんが降下されて行くではありませんか。

     ………こういうのを見た瞬間、ホモサピって見事に反応するんですなぁ。
     あとから振り返って見ると、「こんな斜面、ようコケもせんと走り降りたなぁ」 と呟いてしまいましたわ。
     45年ぶりに溜飲が下がった2025年04月27日でございました。
     

  • 2025年05月04日

     伏見屋金物店はカレンダー通りにお休みをいただいており、昨日からの4連休となっているのですが、 今の時点でも作業場のPCに向かっております。

     お休みの昨日は、私もK都新聞の販売店さんからいただいた招待券を握り締め、

  • ↑の泉屋博古館(京都)に妻なる方と行っておりました。
     この特別展に展示されていたお宝もすごかったのですが、清朝崩壊時以降、愛新覚羅溥儀が手放したという中国青銅器のコレクションは圧巻でございました。
     日本の縄文時代と同じ時期に、あのような超絶技巧を凝らした青銅器を製作していたとは! 中国文明恐るべしでございます。
     それから泉屋博古館(京都)の建物もとーっても良かった。
     さすがは住友財閥、とってもリッチな空間でゆったりと美術品を鑑賞できるように作られておりましたわ。
     

  • 2025年05月07日

     ゴールデンウイーク後半、05月04日(日・祝)〜05月06日(火・休)は隠岐島後に行っておりました。
     このお話しは後日書くとして、05月04日の伊丹→隠岐便が13:45の出発だったので、自宅を08時過ぎに出て、 伊丹の空港付近でシルビアシジミの様子を調べておりました。
     空港に沿ったアスファルト道路を猪名川方面に歩き、

  • ↑のような所に達し、卵か食痕でもないかいなぁ?としゃがみこんでシロツメグサを凝視していたところ、警察官が登場。
     「何してはるんでっか?」 とのご質問から始まり、イロイロとお話しさせていただいたのですが、結局は 「手前に入ったらあきまへんぇ」との看板があったハズなので、戻ってくださいということになり、素直に従ったのでございます。
    (看板はあったような気が…、だってゲートもフェンスも無かったんやもん。見上げるとココは警察だったのね)

     それはさて置き、今回、シルビアシジミ復活か?と思ったのはコレ↓。

     以前、と言っても2024年07月27日の同所は、こんな↓状態でした。

     自転車置き場の整備工事以来、歩道と車道の間にある植え込みのシロツメグサが消滅して以降、シルビアシジミが居なくなってしまったのですが、 この状態ならば、また進出して来るかもしれません。
     次回、伊丹空港に訪れるのは07月下旬に決定しているので、そのときが楽しみです。
     

  • 2025年05月12日

     隠岐島後のお話しです。

     もちろん今回の主たる目的種は亜種になったサカハチチョウの春型でした。
     サカハチチョウ春型の顛末については後ほど書くとして、今日は幼虫採集に挑戦したお話しです。

     高校生の頃は、けっこうがんばって採卵や採幼をしていたのですが、1993年に蝶屋として復活したとき、「採るのは成虫だけ。採った個体は全て展翅する」 と決め、シルビアにハマるまではこれを守っておりました。
     けれども今回の隠岐島後では、ウラキンシジミ、ウラジロミドリシジミ、キバネセセリの幼虫を採ってみようと思って現地に臨みました。 (因みに、「採った個体は全て展翅する」というシバリは今でも守っております)
     そこは、これまでの経験から対象の 3種が同時に採幼できるかもしれないと思っていた場所です。

     先ずはウラキンシジミ。

  •  隠岐島後ではコバノトネリコ↑がけっこう色んな場所に生えているのですが、ここには矮生?の本種が多く生えており、 「幼虫、見つけ易いだろう」 と思って探したのですが、あえなく null。(高校生の頃、左京区岩倉でいーっぱい採った経験はあったんですけどねぇ)

     次はウラジロミドリシジミ。

     これまた矮生?のカシワ↑が多いので探してみたのですが、老眼のせいか才能がないのか、これも null。(本種については採卵経験があったけど、採幼の経験はなかった)

     最後にキバネセセリ。

     少し前に、〇まびと さんが自身のブログで、「対馬では06月上旬に本種の成虫が出ている」と書かれていたので、
     「同じ日本海の離島やし、隠岐島後でも成虫の時期は同じ頃かも、ならば今が採り頃・育て頃やろ」
    と、ええように妄想しつつ探したのですが、やっぱり null。
     ヘタレでございましたわ。

     ところで上に貼った 3画像、背景が全て同じだとお気付きになったと思います。
     そう、ここはけっこう狭い範囲に コバノトネリコ・カシワ・ハリギリがそれぞれかなりの本数で生えているのです。
     このように隠岐島後では島内の各岬が特徴のある植生を有しており、蝶屋的にはけっこう面白いのでございますよ。
     

  • 2025年05月17日

     明日の日曜日もダメ天気、これで2週連続です。
     ギフとオレンジさんで越中方面へ行く気満々なんですけどねぇ…、あきませんわ。

     仕方なく隠岐の続きです。
     飛行機に搭乗する前、伊丹市の下河原緑地公園ではシルビアシジミが既に発生しており、 その個体はほとんどスレていたので隠岐島後でも発生済みだろうと思い本種も採集対象でした。
     隠岐島後の旧市町村では西郷町と布施村が未採集だったのでこの2町村で採ろうと、旧布施村では、

  • こんな↑ところで海ビアを。
     旧西郷町では、

    こんな↑ところで空港ビアを狙ったのですが、完封のnullでございました。
     ただ、いずれの場所でもミヤコグサは生えていたんですけどねぇ…。