京都府キマダラルリツバメ標本写真012

京都市左京区 いわゆる八瀬産その10, 3個体

0119:♀ 京都府京都市左京区八瀬 1998年06月11日
0120:♀ 京都府京都市左京区八瀬 1998年06月11日
0121:♀ 京都府京都市左京区八瀬 1999年06月15日
採集地の世界測地系による座標値は北緯35度3分58秒、東経135度48分34秒
上記座標値を中心として採集地点が含まれる範囲は半径250m以内(3個体全て)
上画像内の3個体は全て西口隆により成虫採集・展翅されたものである
上画像内右下スケールの1目盛は1mmである

 ここまで、雄雌あわせて100個体以上の八瀬産キマダラルリツバメを貼ってきました。
 これだけの数を見ているのですから、何か語らねばなりますまい…。
 ということで少しだけ。

 最も奇異に感じたのは、キマクロが1個体しかなかった事です。(この個体もキマクロのお約束通り小さかった)
 普通、京都市内では10雄採ると必ず1頭はキマクロが入るとの感覚を常々抱いているものですから、 81雄中、キマクロがたったの1頭だったなんて、とっても驚いてしまいました。
 それから、短尾の割合は、雄雌共、京都市内の平均値といったところでしょう。

上の文章は2010年03月10日に記述