カラスシジミの仲間4種目。リンゴシジミ

表面

1998年5月にベニモンカラスシジミを採集できたので、カラスシジミの仲間としては最後に残ったのが 本種でした。

蝶屋の性である『完璧性への慕情』というやつが、頭をもたげ、
「リンゴシジミを採って、カラスシジミの仲間を完了さすんや!」
ということで、本種も今回の北海道ツアーにおける目的の一つでした。
どうしても採りたいと思っても、かなり局地的な分布をする本種のポイントを当てるのは容易なことでは ありません。

ところが私は、北海道での採集経験があまりなく、知り合いの方も居ないので、今回は蝶研の採集ガイドの お世話になりました。
この採集ガイドのポイントマップは正確で、簡単にポイントにたどりつき、本種を首尾よく採集できたので すから、素直に喜ぶべきなのでしょうが、イマイチ嬉しくありませんでした。

やっぱり、自分でポイントを予想し、そして採らないと感動が湧いてきませんね。