2004年の近況集01

ホームページの作成は2004年1月17日からですが、近況を入れ始めたのは2004年3月13日からなので この日付が近況集の始まりとなります。

  • 2004年03月13日
    ようやく去年の採集品を展翅板からはずし、標本箱へと収めることができました。
    はずすときにバラバラになるのではないかと心配していたタイワンヒメシジミも、失敗展翅は1個体だけ で、残りの19個体は、まぁ成功と言ってよい状態でした。

  • 2004年03月15日
    昨日はギフチョウの分布が薄い、京都府船井郡に下見に行ってきました。結果はカンアオイも見つけられず、 冬場になまった身体を目覚めさせただけでした。

  • 2004年03月19日
    もうすぐ開幕なので、昨日はネットや三角紙など、用具の点検をしておりました。
    今年は明日(3月20日)に与那国島からのスタートとなります。タッパンルリシジミにお会いできればよい な、と思っております。それから、カクモンシジミやタイワンヒメシジミも気になるところです。

  • 2004年03月23日
    昨日、八重山から帰ってきました。
    20日は第一便で与那国島に到着し早速、宇良部岳山頂に行ってみると、既に4名の蝶屋さんがルリシジミ類 の飛来を待ち構えておられます。私はご挨拶だけ交わして、すぐに久部良岳に転戦しました。12:30〜17:00 まで佇みましたが、ルリシジミの類は2回目撃しただけでした。一方、宇良部岳の方はというと、大阪のS氏 を中心に、面白い光景が展開されていたようですが、結局ダメだったそうです。
    21日はRACの午後便を押えていたのですが、蝶屋さん密度の高い、宇良部岳での参戦はあきらめ、JTAの午前 便に変更。石垣島でレンタバイクを借りてしばらくすると、雨が降り出してきてしまい、ほとんど 何も採れない一日でした。
    ふぅ〜、何をしに行ったのやら・・・。

  • 2004年03月25日
    帰ってきてからは、ちゃんと仕事してます。
    で、忘れない間に、与那国島の状況をもう少し詳しく書いておきましょう。
    気なるシジミ2種のうち先ずはタイワンヒメシジミ。
    交流館の周辺を探してみましたが全く見られません。昨年秋に多かった展示棟北側の木柵周りでは特に注 意して見つめましたが見えてきませんでした。
    次はカクモンシジミ。
    新川農道の私が去年1雄採集した地点を中心に探索しましたが、こちらもダメでした。
    あと与那国島のちょっとイイ蝶の様子です。
    コモンタイマイ:今回私は見ていません。けれども、少ないながら居るのは居たそうです。
    タイワンシロチョウ:これも今回は見ていませんが、土着してるので、単に端境期だったのでしょう。
    カワカミシロチョウ:居ました。2雄ネットインしましたが汚損していたのでリリース。
    クロテンシロチョウ:少ないながら、比川水源などいつも居るところには居ました。
    タイワンモンシロチョウ:出始めです。立田神で新鮮個体を3頭採ってしまいました。
    シロミスジ:いつも通り久部良岳の頂上でテリを張っておりました。少なくとも2個体はおりました。
    それから、久部良岳の放送施設で現在工事をしています。NHKのパラボラアンテナの前に立つと工事関係者に オコラレます。

  • 2004年03月29日
    とりあえずギフチョウを見ておこうということで昨日M氏と一緒に出かけました。
    北陸はもう出ているのが分かっていたのですが、ここ数年、いつも北陸からの開始だったことと、
    「黒いギフも久し振りに、ええんとちゃうか」
    というので行き先は美濃地方低山地です。
    このあたりは高校生の頃、谷汲村に何度か訪れ、適当に探せば、いっぱい居たという記憶があるので、
    「ポイントは行けばすぐに見つかるやろ」
    との安易な気持ちで出発しました。
    谷汲村では採集してはいけません!とのことなので、谷汲村以外での探索です。
    昭和47年発行の1/2.5万地形図を持って行ったのが原因で、伊自良村では新しい道が沢山できており、一瞬 現在位置がどこかすら判らなくなるという失態を演じ、岐阜市では蝶屋さんが4名いらしたので例によって やる気をなくして、すぐに移動。この時点でもう12:00前です。
    「うわ〜、こんな所でnullったらかっこ悪いな」
    と二人して車中でぼやきながら、最後の目標、揖斐川町へ。
    ここは26日の金曜日に最新の1/2.5万地形図を買ってきてポイントを予想しているので、よもや外す ことはあるまいと思いつつ、一抹の不安を抱えながらの探索でしたが、何とか二人で出始めの5雄 (うち1雄は大野町)を採集し、何とかnullは免れました。

  • 2004年04月01日
    今日はあまりにも日差しが明るかったので、滋賀県大津市のポイントに行ってみました。
    未だ早いだろうなと思いつつ歩いてみましたが、やはりフライングでした。
    スミレやツツジも未開花で、当地でのギフチョウの発生はあと5日後ぐらいでしょう。
    当地及び京都市左京区では、今のところ去年と同じような季節進行とみています。

  • 2004年04月03日
    今日も滋賀県大津市のポイントに、チェックに行ってきましたが、未だですね。
    気温と日照が不足気味ではありますが、発生しているものならば飛ぶ天気でした。
    ただ、年々ポイントの状態が悪くなっているので、居なくなってしまった可能性もゼロではありません。
    予想では、来週の火曜日に出会えるはずなのですが…。

  • 2004年04月04日
    この冷たい雨の中、下見に行ってまいりました。
    京都府は船井郡です。
    和知町、瑞穂町とまわりましたが、カンアオイは見つけられませんでした。
    ただ、雨具を着てまでして探索したわけではなく、生えていそうなところに車を停め、その周辺をちょこっ と見てまわるだけのいいかげんなものでした。
    それでもけっこう濡れてしまい、風邪をひきそうです。

  • 2004年04月05日
    快晴の今日、京都市左京区のポイントに行ってみました。
    発生しているのであれば飛ぶ日差しと気温でしたが、見られませんでした。
    未発生ですね、たぶん。
    それにしても最近マダニが増えました。今日も3個体の払い落としです。
    鹿の個体数が増えたのが原因でしょうか。

  • 2004年04月06日
    今日は大津市のポイントを覗いてみましたが、あきませんでした。
    未発生なんでしょう、きっと。
    おそらくこの天気なら、D山には何人かが出動されていることでしょう。
    D山では出ていたのだろうか?

  • 2004年04月07日
    天気予報が微妙にはずれたので、今日は大津市の昨日とは別ポイントに行ってみました。
    ここは、あまり多くないポイントなのですが、とってもお手軽。車を置いて3分でポイント到着です。
    これで居てくれればよかったのですが、今日もnull。

  • 2004年04月08日
    今日は仕事の都合で、どうしても出られません。
    天気、良くなってきたのにな…。
    そのかわりと言ってはなんですが、たわごと解説付き画像をひとつUPしておきました。

  • 2004年04月09日
    先ほど大津市のポイントから帰ってきました。
    結果は1頭の目撃もなし。
    この天候で全く見られないなんて…。イヤな感じです。

  • 2004年04月10日
    今日は関西の商習慣の五十日(ごとび)でした。いわゆる集金支払い日です。
    従って集金途中にチョコッと京都市左京区のポイントを覗いてみたところ、ようやくギフチョウ(新鮮な 2雄)にお目にかかりました。
    どうやら今日が出始めのようです。
    昨日は5人以上入られて1頭の目撃もなかったという噂のD山でも、今日なら、何頭かは観察されていること でしょう。

  • 2004年04月11日
    一番行きたかったのは広島県でしたが、この案は10日17:00の天気予報を確認の結果、却下。
    そこで北陸なら天気が良かろうと石川県を目指すも、敦賀あたりで、例によって同行のM氏と、
    「あっちの方も天気がイマイチそうやし、高速代使うのはもったいない、舞鶴市にしようや」
    ということになり、行き先を急遽変更。
    ここ舞鶴市の状況については、何故か地元でもないのにM氏はとても詳しく、各無名ポイントにご案内 頂き、イマイチだった天候にもかかわらず、そこそこの成果がありました。 あっ、それから「たわごと解説付き画像(ミナミコモンマダラ)」も一つUPしておりますのでヨロシク。

  • 2004年04月12日
    お昼からでしたが、今日は有名ポイントの京北町周山城山に行ってみました。
    初めて行ったのですが、全くギフチョウの「におい」がありません。こんなに良い天気なのに・・・。
    昔は居たのでしょうね、きっと。

  • 2004年04月13日
    今日は京都市某区のポイントに行ってきました。
    13:20頃に着き、約30分の行動でしたが、2雄の観察です。
    今年は不作と言われていますが、このポイントではこんなもん、例年通りのような気がします。

  • 2004年04月14日
    雨でしたね、今日は。
    さすがに何処にも出かけていません。
    明日はイイ天気だそうです。行きたい所はいっぱいあるけど、集金日なので遠くへは行けません。
    北区に行ってみることになると思います。

  • 2004年04月15日
    予定通り京都市北区鷹峯堂ノ庭町に行ってきました。
    居るのであれば、見られる天候であり、時期でもありましたが、全く見られませんでした。
    最も近年で成虫を確認したのは1997年4月16日です。以後毎年訪れていますが、見ることはありませんで した。今年もどうやら確認できないみたいですね。
    京都市の市街地周辺産地は、ほとんどダメになってしまったのでしょうか?

  • 2004年04月16日
    快晴の今日、今年でも例年通りのような感じだった京都市某区のポイントに行ってきました。
    今回も仕事のスキをついて、約30分間の行動でしたが、1雄の観察です。
    状態としては軽度の汚損でした。

  • 2004年04月17日
    右京区の某所、山麓部には低密度ながらミヤコアオイが生えています。
    少し前ではありますが、この山麓で確実な採集記録もあります。
    ならば、標石のある三角点、ここがポイントに間違いない!と思い込み先ほど登ってきました。
    で、おったのかと言うと、
    「居たら、こんなに早く帰ってきません!」
    (今は12:25、仕事があるから帰ってきたとも…)

  • 2004年04月18日
    今日はとってもよいお天気でした。
    奈良県に行ってきました。しかも軽トラで。
    書くべきことは…、う〜ん、何もありません。

  • 2004年04月19日
    昨日の尾根の登り降りがけっこうこたえています。
    筋肉痛ですが、疲れたとは言えません。
    今日は雨なので、ちょうどよい休養といったところでしょうか。
    久しぶりにギフチョウ画像(石川県鶴来町産6個体)をUPしておきました。

  • 2004年04月21日
    少し前に話題になった「スーパー高槻」が採れたポイントに行ってきました。
    私が1995年4月17日に2雄採ったときは、明るい伐採斜面だったのですが、今ではスギが伸びて、もうポイン トとは言えない状況です。
    もう1ヵ所、1990年代半ばに個体数の多かった京都市西京区のポイントにも行ってみましたが、こちらでも 全く見ることができませんでした。
    こちらの方はそんなに環境が変わっていないのに見られません。何故なんでしょうね。