2005年01月03日
正月そうそう、採れないポイントというのは、めでたくないので、今日は近年でも採集可能なポイントのUP
です。
そう、今日は【現役のキマ】でいきます。
ここ左京区のK上は本種のポイントとしてあまりにも有名です。そして今でも、確実に京都の本種が採れ
るポイントとして、多くの方々が訪れる場所です。
←の画像は京都市営地下鉄東西線のK上駅出口(←の所です)付近の光
景です。JR京都駅から、ここまで地下鉄に乗って約15分。市内の渋滞とは無関係の地下鉄ですから、確実
に時間が計算できます。
この出口からキマのポイントまでは徒歩で約2分なので、JR京都駅からは、20分以内にポイントに立つ
ことができるという、超お手軽キマポイントです。
↑の画像をクリックして現れる画像は上画像内の↓で示した位置から北方
に向かって撮影したもので、↓のあたりが地形と樹林の状況からベストポイ
ントと思われます。
2005年01月05日
今日から仕事です。
それにしても寒い!
ところで、月に一度はギフチョウ画像をUPしたいものだと思っておるのですが、もうボチボチ撮影に耐え
得る標本自体が不足気味です。
けれども、未だ少しは残っているということで、今日は山形県のギフチョウ(西田川郡温海町産6個体)をUP
しておきました。下の方にあるギフチョウ画像をクリックし、一覧表から選択してごらんください。
2005年01月07日
今日はグチです。
正月休みの間に自分自身のデータベースを改良しておりました。↑の2004版には採集地点が記入された
1/25000地形図
と
その標本画像
もデーターベースに組み込んでやろうと、一生懸命にファイルメーカProのレイアウトや画像加工をやり、
ようやく昨日できあがりました。
そこで、↑のように1レコードに地形図画像を1枚、標本画像を6枚取り込んで、試しにこのレコードを5
個複製してレコード数の合計が6個になるデータベースファイルを作成してみました。そして、その容量を
見てみたところ、なんと!約3Mbもあります。
2004年のデータを全部打ち込むと合計のレコード数は、今までの分とあわせて、6000個になることが予
想され、その容量は単純計算で3Gbになってしまいます。
私のPCは初期状態のハードディスクの容量が8Gbなのに、一つのデータベースだけで、3Gb…。そんなア
ホなでございます。
新しいPCを買わんと、いかんのでしょうか…。
2005年01月09日
これだけ寒いと下見に行く気がおこりません。
そこで今日は、01月07日に書いた、2004年版の画像付きデーターベースを少しでも軽くしようと、いろい
ろといぢっておったのですが、あまり軽くなりません。画像ファイルを別フォルダに入れて、リレーション
を使えばデーターベース本体は軽くなりそうなのですが、どうも思い通りなりません。かなり疲れてきた
ので、このぺージを更新することにしました。
今日はメスアカムラサキのイナリア型を[たわごと解説付き画像集9]にUPしておきました。
2005年01月11日
「こう寒いと下見に行く気も起こらぬ」と1月9日に書いておりましたが、実は既に1ヵ所行ってきまし
た。
1月7日は京都府長岡京市の現場に納品があったので、帰りにチョッとお散歩してみました。目的は長岡
京市ラベルのギフチョウです。
以前、長岡京市長法寺地区にある西山公園グリーンハウスに入館したとき、長岡京市の自然を紹介する
展示コーナーにギフチョウの生態写真がありました。この写真には詳しい説明がなく、実際何処で撮影さ
れたものなのか判らなかったのですが、「もしかすると…」と思わせてくれるものがあり、機会あるごと
にカンアオイを探すようにしております。
長岡京市ラベルのギフチョウが生息しているとするならば、
この山塊
だと思うのですが、今のところカンアオイは確認できておりません。
2005年01月14日
今日は【居ないかな?キマ】です。場所は北区の某所です。
今まで何度かシーズン中に行ってみたのですが、諸般の事情でまともにネットを振ることができず、生
息しているものかどうか確認できていません。
ご覧のようにイイ感じのサクラにはアリさんが巣くっていますし、カエデにも巣があるような感じでし
た。
私にその技術と飼育する気があれば採幼を試み、確認することができるのでしょうが、その技術もその
気もないので確認することはできません。
場所的には居てもおかしくないと思っておるのですが…。
2005年01月17日
昨日の日曜日は下見にも行かず、朝から金物屋らしく研ぎ物をしておりました。すべて自家用の包丁だ
ったので、まあ、そこそこに仕上げておきました。
フィールドに出ないと、ホント、こんな「しょーもない事」しか書くことってないもんですね。
ということで、今日は包丁つながり、京都府は木津川堤防産のホソオチョウを[たわごと解説付き画像集
7]にUPしておきました。
2005年01月19日
昨日も現場が京都府長岡京市だったので、カンアオイを目的にお散歩してみました。
今回はちゃんと地形図で予習して行ったので、
←のようにカンアオイは生えておったのですが、環境が悪い。
谷は深くて暗いし、付近に遊び場になるような明るい広場や明るい尾根筋もありません。とてもギフチ
ョウが生息しているような雰囲気ではありませんでした。
どうも長岡京市ラベルは夢に終わりそうです。
2005年01月22日
先ずは解りにくい画像で失礼します。
今日は【居たんだけどな…、キマ】でいきます。場所は北区の某所です。
ごらんのようにモロに住宅地なので敢えて解りにくい画像のUPになります。採集できるポイントの空間
は民家の敷地内、そして発生木の生えている場所も全て私有地という場所です。
初めて生息を確認した年は、住宅建設予定地として長く放置された荒地があり、そこが良いポイントに
なっていました。その区画はバリケードフェンス等で囲われていなかったので、自由な立ち入りが黙認さ
れる状況でした。ただ、ヒメジョオン等の雑草は生え放題だったので、あまり進入したくない感じではあっ
たのですが、これが本種にとっては吸蜜源として、とても良かったようです。このときには、この荒地の周
囲で多くの個体を見ることができました。
ところがその2年後には、ここに住宅が建ってしまい、それと同時に本種の個体数が極端に減ってしま
いました。発生木自体は切られていないのに、ここまで減った原因の一つとして考えられる事に、この荒地
の消失が挙げられるでしょう。
ここ数年採集できていませんが、完全に居なくなった訳ではないと思っています。
今年も、のぞいてみるつもりです。
2005年01月24日
実は去年の採集個体は全て展翅板に貼りついたままです。そう、未だに一切外していないのです。
何故ならラベルができていないからなんです。
2004年採集の標本からは両面ラベルにして、裏面には座標を入れようと目論んでおり、ようやく完成し
ました。
←は3個体分のラベルですが真中の縦線を山折にすると両面ラベルの出来上がりです。昨日の日曜日は下
見にも行かず、このレイアウトをしておりました。
因みに表面の『年』の上にある『・』は針を刺す位置の目印で、実際二つ折にしたときの完成サイズは
W21ミリ×H12ミリとなります。
2005年01月26日
先日到着した「蝶研サロン」のギフコンのページ、私の出品個体にだけ産地表示が『???』となってい
ました。
私としては別に秘密にするつもりはなかったのですが、添えた文章との兼ね合いから編集サイドの判断
で記入されなかったのだと思われます。
←はメールの添付ファイルとして送ったJPEG画像です。(この画像そのものはWeb用に高圧縮しています)
Web上での産地公開は、私もよろしくないと思ったので全て塗りつぶしましたが、せめて日付だけでも判る
ようにと思い、ここにUPしておきます。
この産地には最近行ってないので、現状がよく判りませんが、今でも居るのでしょうか。この個体を採集
した2000年当時でも雑木林の状態は悪く、今にも絶りそうな印象でした。
それにしてもギフコンに登場する個体は皆、なかなか見ごたえがありますね。
2005年01月28日
「蝶研サロン」を購読していない方には解りにくい事で恐縮なのですが、今日は先日送られてきた『2004
年蝶類採集情報』内の記述の件です。
ギフチョウのデータの中、3月27日と28日の日付で【京都府京都市山科区山科】なる場所で2日間とも
『多数』と採集数量が表現され、しかもコメント欄には「♀比は3割弱、個体数が増加している?」と書か
れているではありませんか!
私にすれば、
「そんなハズはないやろ…。」(絶句!)
です。山科区ラベルのギフチョウを何とか採ろうと今まで何度も下見して、「まぁ、アカンやろ」という印象
しか得ていなかったので、『多数』というのは、どうにもショッキングな表現でした。
私の知らない【山科区山科】なる場所(ラベルに、こう表記できる場所って無いと思うのですが…)で、
ギフチョウが乱れ飛んでいるって?
この冊子を詳細に読むと、キマルリ項目には【山科区山科】という地名が出て来ます。また、3月27日と
28日付けの金沢市のギフチョウデータの書き方と【山科区山科】の書き方が、なんか似ています。たぶん、
入力したときにこれらの項目がゴッチャになったのではないかと思うのですが、もしも、正確なデータだ
ったらと思うと、探しに行かずにおられません。
けど、おそらく何かの間違いだと思いますけどね。
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