2006年01月03日
いつも私が立ち寄らせていただいている、各ブログや掲示板で新年のご挨拶をさせていただくタイミン
グを逸してしまいました。たいへん失礼とは思いますが、この場でまとめてご挨拶させていただきます。
明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。
実は正月早々、我が家で飼っているニワトリ(近所のお祭りで釣ってこられたヒヨコが成長した白色レグ
ホンの雄、推定年齢10才8ヶ月)が重篤な状態に陥り、バタバタしておりました。
朝、鳥小屋を覗いて見ると、かろうじて呼吸はしているものの、べったりと横になり、微動だにしない白い
塊がそこにありました。年齢的にも、いよいよ来るべき時が来たかと思い、嫁さんと娘を呼び、最期を看取っ
てやろうと、3名で見つめ続けておりました。そして、いよいよダメかと思い、儀式的に水を嘴の周りに垂らし
てやると、少し嘴を動かそうとします。よく観察してみると、鳥小屋の床がひどい下痢便で汚れています。こ
れはもしかすると、脱水でぶっ倒れているのかも知れん、という事になりました。ならば、電解質と糖類を摂
取させねばなりません。
「これは、点滴やね…」と嫁さん。
「けど、ニワトリの何処に点滴の針を刺すねん?」と私。
って言うか、金物屋のうちに点滴セットなんてある訳ないやろ!
結局、経口的に摂取させるより仕方あるまいということになり、私が左手で下の嘴、右手で上の嘴をつま
み、無理やり開かせたタイミングで、嫁さんがスポイドに入れたスポーツドリンクを口腔?内に噴射すると
いう荒業で、水分を摂取させることに成功しました。
すると、奇跡的にというか、見る見るうちに元気になりました。やれやれ、良かった良かったという事にな
ったのですが、ひどい下痢の原因は寒さでお腹が冷えたことによるものであろうとの推定で、夜は湯たんぽ
の上で、しかも我々が寝ている2階で一緒に寝させることに…。
その為の準備で、昨日までは大変でございました。
2006年01月05日
ニワトリのページではないので、元に戻って蝶のお話です。
今日は以前の企画モノ、『京都市内イイ蝶ポイント巡り、但し諸般の事情で採集不可』です。
←は超有名観光地、京都市右京区にある竜安寺です。
このように池畔にはサクラが多く植えられており、既知のポイントも周囲1km(地図上の直線距離)以内
に少なくとも4ヵ所はあるので、居て当然の場所です。以前から気になっており、ネットを持ってやってみた
いのですが、あまりにも観光地過ぎます。
個体数はともかく、必ず居ると思うのですが…。
2006年01月07日
伏見屋は昨日から店を開けました。それにしても寒い!お正月明けは特に寒さが身にこたえます。
ところでニワトリ騒動が終息した3日から、[ふしみやDB]に2005年のデータを打ち込んでいるのですが、
ようやく5月の中旬に辿りついたところです。
それにしても腹の立つのが、市町村合併。
採集した時点での市町村名を打ち込まなければならないので、『何時』合併したのかを調べなければな
りません。また、『村や町』が合併して『町や市』になった場合、合併後の字名や町名の表記方法に規則性
がないようなので、ホンマ、往生しています。
今日は、[ふしみやDB]への入力が苦痛になってきたので、こちらの更新に逃避してきました。
久しぶりにギフチョウの標本画像です。京都市西京区産の6個体をUPしておきました。下の京都府産ギフ
チョウをクリックしてお入りください。
2006年01月10日
今日は、ネタのないとき用企画モノ、『こんな所も探してます…。けど、やっぱり居ません』です。
ここは京都市東山区に在る某高校です。画像でお分かりになると思いますが、美味しそうなサクラが少々
荒れ気味の斜面に沢山植えられております。
場所としては山際で、記録のあるポイント(私は確認していませんが…)から地図上の直線で約1.2km
の距離にあります。キマが居ても全く不思議のない場所なのですが、いかんせん、柵の中です。
去年(2005年)の6月に目視だけで探索してみたのですが、ベストテリトリータイムだったにもかかわ
らず見られませんでした。
ところで一回きりの出動で、『やっぱり居ません』と断言するのは早計ですね。企画タイトルとしては
、『こんな所も探してます…。けど、やっぱり居ないかも?』と変更すべきですね。
ただ、この場所については真剣に探したとは言いがたいので、『…居るかも?』と末尾を変更しておき
ましょう。
2006年01月13日
日本のイイ蝶はB衛庁とK内庁が守っている…。
という説(私が勝手に唱えているだけですが)に従えば、この泉涌寺の近くにはイイ蝶が生息している
ことになります。画像からもお判りなると思いますが、なんと言っても、ここ泉涌寺は普通のお寺ではあり
ません。『御寺』です。(どう読むかは知りません)
かなり前に一度だけ、付近をお散歩したことがあるのですが、そのときにカンアオイが生えていたように
記憶しています。今でもあるのだろうか?とチョッと探してみたところ、暗い小さな谷筋で
1株だけ見つけました。
これが生えていた場所は、普通に歩いてもよい場所だったのですが、この泉湧寺付近には御陵が多く、立
ち入り禁止の地域がかなり広範囲に存在しています。
左京区に在る、某S離宮と同じような感じで強固に守られた禁断の内側からは、「もしかすると?」と思
わせてくれるような空気が、ほんの少しではありますが、洩れ出でています。
2006年01月16日
昨日は14:30という中途半端な時刻から始まる飲み会でした。
会の名称は『斜め45度逆光開翅友の会・第一回関西支部会』なるもので、入店時にこの名前を告げるの
がチョッと躊躇われました。結集された方々は、
ブルメイさんブログ『花蝶ふうげつ』
Pekeyamaさんブログ『標本箱・おもちゃ箱・玉手箱』
Kenkenさんブログ『My Favorite Butterflies of JAPAN
新・日記蝶』
呑むさんブログ『呑むさん蝶日記 』
八木さんブログ『なかもず四季絵日記』
とTさん、Tさん、そして私の合計8名でした。
結局、20:00頃までの5時間以上飲んでいたので、さすがに今日は少し頭が痛い…。
2006年01月17日
気付いてみると、このHPを開設してから今日でちょうど2年経っていました。
合計約30MB、約33フォルダー、約1500ファイルとけっこうな分量になりました。(何故『約』が付くかと
言うと2個のサーバーに分割収納しているのですが、重複分が有り、正確な数が解らないんです…)
ここまで増えると、以前に書いておいたファイルの場所とそのリンク先が分からなくなったりします。年
齢的なものなのか、アルコールの摂り過ぎか、きっとその両方なのでしょうが、もの憶えが悪くなってきた
この頃です。
で、今日は最近書いたのでスッとUPできるファイル、京都市西京区産のギフチョウ6個体です。
2006年01月20日
昨日は右京区で用事がありました。帰りにチョッとお散歩でも…ということで、往年のギフチョウポイン
ト観空寺谷です。
1980年代の半ばまではギフチョウが採れていたようですが、ちょうどその頃、私は蝶屋休業中でした。
おらくその頃は植林されたスギが幼く、明るい谷だったのでしょうが、今では谷筋全般に暗く、とてもギフ
チョウのポイントになり得るような感じではありません。
現在生えているスギの状態から逆算して、20数年前に植林されたであろうと思われる斜面で探してみたと
ころ、
ミヤコアオイを見つけることができました。
見つけはしたのですが、現在では暗すぎて、とても生息していそうな感じではありませんね。
2006年01月23日
昨日は娘を連れて「木下☆大サーカス」を観てきました。サーカスってけっこう面白いですね。
今年に入ってからというか、この寒い冬に入ってからは、まともにフィールドを歩いていません。体がなま
ってしまいそうです。事実、シーズン中からは体重が約1.5kgも増加してしまいました。
ボチボチ身体を動かし始めないといけないのですが、その前にどうしても採集データを[ふしみやDB]に打
ち込んでしまわねばなりません。
でないと、[ラベルが作成できない]⇒[展翅が外せない]⇒[まち針不足]⇒[2006年の個体が展翅できない]
という事態に陥ります。これはどうしても避けなければなりません。
それにしても失敗でした。2004年からの[ふしみやDB]は、1レコードに盛り込む入力項目をあまりにも増や
し過ぎました。入力作業は、ハッキリ言って苦痛です。ようやく06月24日まで打ち込めたのですが、これでも未
だ半分にも到達していません。
で、今はこのページの更新に逃避してきました。
早く暖かい所で蝶をとりたい!という今の気持ちの表れでしょう。「たわごと解説付き画像集23」にオナ
ガウラナミシジミの2種をUPしておきました。
2006年01月26日
『こんな所も探してます…。けど、やっぱり居ないかも?』です。
ここは京都市北区の某所…。と、ぼかして表現しても風景なので、地元の方はすぐにお判りになるでしょう。
探している対象種はもちろんキマです。細い谷間を縫ってきた加茂川が京都盆地に出で、急に広くなった辺
りの山際斜面を削り、グランド等を整備したその周囲には、サクラが多く植えられています。植えられてから30
年以上経過していると思われるので、ここのサクラはキマとアリさんにとって、良い状態になってきたのでは
ないかと思っています。
去年まで何度か成虫のシーズンに探索しているのですが、これまでキマの姿を捉えたことはありません。た
ぶん現状は居ないのでしょう。
しかしながら、今は居なくても、近い将来進出してくる可能性もゼロではないと思っています。これからも成
虫シーズン中には、何度か訪れて探してみるつもりです。
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