2006年の近況集03

  • 2006年03月01日
  • レタッチソフト,Adobe Photoshop Elements 2.0 レタッチ状態,720×480ピクセル 61.01KBにリサイズ(【Web用に保存】からJPEG標準画質50%を選択)  使用レンズ,Tokina EMZ M100 AF (100mm F3.5 MACRO) 種類,JPEG イメージ (JPG)  サイズ,"1.39 MB (1,461,300 バイト)" 画像情報,2400 x 1600 ドット 24 ビット  機種,PENTAX *ist DS 横解像度,72.0 縦解像度,72.0 作成ソフト,*ist DS Ver 1.02   露出時間(秒),1/500 F値,8.00 露出プログラム,絞り優先AE ISO感度,400  撮影日時,2006/02/25 15:09:48 露出補正量(EV),0 測光方式,中央重点平均測光  フラッシュ,使用せず / 常時オフ 焦点距離(mm),100.0 色空間情報,sRGB  カスタム画像処理,なし 露出モード,自動 ホワイトバランス,マニュアル  "焦点距離(mm, 35mmフィルム換算)",150 撮影モード,標準 コントラスト,ノーマル  色の濃さ(彩度),ノーマル シャープネス,ハード 被写体距離,マクロ

     到着した2月25日は雨上がりの良いお天気で、この時期にしては多くの蝶を観ることが できました。ただ、予想通り普通種ばかりでしたが、今年初めての成虫を見ることができ、 気分はとてもよろしい。
     上の画像はこの地方での普通種の代表、スジグロカバマダラ。最近は本種の採集をして いませんでしたが、多良間島ラベルということで、1頭お持ち帰りとこの個体を撮影。こう してみると、なかなかきれいな蝶です。
     ベタな構図をごまかす為に、例によって撮影データを貼り付けておきました。

  • 2006年03月03日
  • レタッチソフト,Adobe Photoshop Elements 2.0 レタッチ状態,720×480ピクセル 38.36KBにリサイズ(【Web用に保存】からJPEG高画質60%を選択)  使用レンズ,Tokina EMZ M100 AF (100mm F3.5 MACRO) 種類,JPEG イメージ (JPG)  サイズ,"1.12 MB (1,177,829 バイト)" 画像情報,2400 x 1600 ドット 24 ビット  機種,PENTAX *ist DS 横解像度,72.0 縦解像度,72.0 作成ソフト,*ist DS Ver 1.02 露出時間(秒),1/250 F値,8.00 露出プログラム,絞り優先AE ISO感度,400 撮影日時,2006/02/25 12:23:50 露出補正量(EV),0 測光方式,中央重点平均測光  フラッシュ,使用せず / 常時オフ 焦点距離(mm),100.0 色空間情報,sRGB  カスタム画像処理,なし 露出モード,自動 ホワイトバランス,マニュアル  "焦点距離(mm, 35mmフィルム換算)",150 撮影モード,標準 コントラスト,ノーマル  色の濃さ(彩度),ノーマル シャープネス,ハード 被写体距離,マクロ 

     多良間島のお話は今日で終わりにします。
     今日の画像も普通種、茶色セセリです。おそらくユウレイセセリだと思うのですが、後翅 のディテールがはっきりしないので、敢えて「茶色セセリ」としておきましょう。この茶 色セセリの同定は、標本の状態であっても難しいのに、生態写真から種名を確定させるの は至難のわざだと思います。
     ところで、今回の多良間島への渡島目的は、多良間島ラベルの全ての蝶の採集だと前々 回に書きました。そのなかでも最大の目的は、多良間島未記録種の採集でした。
     そして、実はこの目標を半分?クリアーしたんです。
     採集は叶わず(未記録種だと思ったので慎重になりすぎネットが振れなかった…)、目 撃だけに終わったのですが、同定を間違うような種ではありませんので、確かな記録であ ると自信を持っています。
     チョッと前に、T研出版に目撃記録の原稿を送信したところ、掲載するという旨のお返事 を頂いたので、そのうち皆様のお目にとまる機会もあるでしょう。
     で、その種ですが、去年の「黒島のテングチョウ」と同じく、「なぁ〜んや、そんなんかぁ …」というリアクションが返ってきそうな種です。

  • 2006年03月05日
     「多良間島のお話はもう終わりにします」と書いたのですが、南の島のお話をもうチョ ッとだけ。
     今回の目的、もう一つは低温期型の地這いシジミ3種の採集でした。特にハマヤマトシジ ミの青色鱗が発達した雌…、これが採りたかったんです。本種を目的に、天気の良かった2月 25日は多良間島の集落内で真剣に探したのですが、全く見られませんでした。イヌビユはそ こそこ生えていたのですが、居るような雰囲気ではありません。時期が悪かったのか、それ とも探し方がヘタだったのか…、とにかく全く見られませんでした。
     翌26日は朝から雷雨で荒れ模様の天候です。この天気では多良間島に滞在していても仕 方がないと考え、第一便で宮古島に飛びました。
     宮古島も強風で雨だったのですが、なんせ空港での待ち時間が、5時間以上もあったもの ですから、傘をさして近所のお散歩に出かけました。
     この画像は、宮古空港近くのサトウキビ畑の辺縁部に生えていたイヌビユです。「おらん かなぁ〜」と探して回ったのですが、やはり見られませんでした。

     え〜、上の文章とは全く関係ありませんが、kenkenさんのブログでチョッと書かせていた だいた クロシジミの裏面です。

  • 2006年03月07日
     日差しが春です。
     京都でもあと1ヶ月でギフチョウの出現です。
     気持ちが高揚してきました。久しぶりにギフチョウの標本画像をUPしておきましょう。 京都市西京区産の6個体です。下の京都府産ギフチョウをクリックしてお入りください。

  • 2006年03月09日

     今年も採集した全ての個体を撮影し、[ふしみやDB]に取り込んでおくつもりです。昨日の 時点で5月の下旬に採集した個体まで撮影できました。
     データベース本体には、撮影したJPEGファイルを何の加工もせずに、そのまま貼り付けて います。その画像は前にも一度UPしたことがありますが、こんな感じのボーッとした 画像 なので、作業をしていても、なんだか眠たくなってしまいます。
     そこで時々、こういった画像をPhotoshopで目の覚めるような画像に編集して楽しんでい ます。
     ↑は去年、石川県白山市の有名産地で採集した個体です。とっても豪華な感じのギフチョ ウですね。

  • 2006年03月11日
     先日(03月08日)、モンシロチョウをK大の近所で目撃しました。この時期、モンシロチョ ウにすら、心踊らされます、春ですねぇ。
     そこで今日はモンシロチョウの画像でも、と思ったのですが、去年の今頃UPした画像しか なかったので、代わりに与那国島産タイワンモンシロチョウをUPしておきました。
     [たわごと解説付き画像14]からご覧いただけます。

  • 2006年03月14日
     多良間島で採集した普通種の展翅と、去年採集した個体の標本撮影ばかりで、フィールド には出ていません。
     12日の日曜日から、標本画像の撮影で前から気になっていた背景の色を変えてみました。
     ギフチョウ等の黄色系の蝶は、今までの背景色で良いと思うのですが、ブルーがメインに なる蝶では背景色が重過ぎるように感じていました。そこで先ずは、白の背景で何度か撮っ てみたのですが、なんか締まりのない感じになってしまいイマイチです。次に、この藤色の背 景にしてみたのですが、これもあまり良くありません。
     生態写真も難しいのでしょうが、標本画像撮影もムズカシイものですね。

  • 2006年03月16日
     フィールドに出ていないのでネタもなく、仕事もチョッと忙しいので、今日は作り置き ファイルのUPだけです。
     例によって京都市西京区産ギフチョウの6個体です。下の京都府産ギフチョウをクリック してお入りください。

  • 2006年03月18日

     
     左側が元画像、右側は触角の継ぎ目を画像編集時にいぢったものです。
     Adobe Photoshop Elements 2.0をまともに使いこなしていないので、こんな加工しかでき ていません。
     右側の画像、下手な修理をごまかそうと色々やってみたのですが、この程度にしか仕上が りませんでした。きっと、左側触角を切り取ってコピーし、反転させて貼り付ければもっとき れいに仕上るように思いますが、その方法が分かりません。
     ところでこのテングチョウ、黒島初記録として蝶研フィールド2005年 Vol.20 8 通巻230号(この時は写真抜きで)に発表したものです。この個体、ご覧のように、前翅表面 中室内の橙色条とその外側の橙色斑が明瞭に分離していますし、橙色斑全体も小さく暗色気 味です。どうやら台湾亜種のようです。

  • 2006年03月20日
     やり方が解りました。
     03月18日の加工画像よりも進歩したでしょ?
     新規のファイルを作ってコピー&ペーストを繰り返し、[選択範囲を左右に反転]というコ マンドを使えば左側触角の光学異性体?である右側触角を作成できるんだ…。便利なもんで すね。
     しかし、こんな技が、誰にでも簡単にできるという事は、オークションサイトの「画像を見 てご判断ください」という文言、なんか虚しいですね。

  • 2006年03月22日


     この冬はほとんど下見に行けていません。
     実は、少々、ココロを入れかえまして…。

     上のギフチョウ標本を比較していただきましょう。
     左側の2004年版展翅から、右側の2005年版展翅のように悔い改めました。そう、触角の整形角 度をより鈍角に変更した訳です。たったこの程度ではありますが、ココロを入れかえたんです。 (なんと判り難い、たとえやこと…)
     即ち、子供が「遊んで!」と言ってくれているうちは、せめてシーズンオフの間だけでも、子 供と遊ぼう!という事なんです。そこで、下見には行かず、温水プールで泳いだり、映画を観た りと、この冬場は普通のお父さんをしておりました。