2006年の近況集12

  • 2006年07月02日
     今日は日曜日。何処へ行っても雨のようなので、朝から展翅していました。
     最近は撮ってばかり…、とか言いながら、こうして展ってみるとやっぱりけっ こう採っています。先日オークションで落としたばかりの3号板が既に不足気味 です。(ギフじゃなくってウラギンスジが展れなくなりそう)
     午後からは天気が回復しそうだったので、京都府の北部(と言っても南丹市) に行ってきました。もちろんキマ狙いです。

  • 2006年07月04日
  • レタッチソフト,Adobe Photoshop Elements 2.0 レタッチ状態,RGBレベルを調整し、 トリミングをせずにシャープフィルターをかけて720×540ピクセル 65.39KBに リサイズ。(【Web用に保存】から最適化をチェックJPEG標準画質50%を選択) 種類,JPEG イメージ (JPG) サイズ,"331 KB (339,410 バイト)" 画像情報,1280 x 960 ドット 24 ビット メーカー,RICOH 機種,Caplio G4 横解像度,72.0 縦解像度,72.0 解像度単位,dpi 露出時間(秒),1/217 F値,2.80 露出プログラム,プログラムAE ISO感度,125 撮影日時,2006/07/02 14:24:54 レンズ絞り値(F),2.93 対象物の明るさ(EV),5.60 露出補正量(EV),0 最小F値,2.46 測光方式,分割測光 フラッシュ,使用せず / 常時オフ 焦点距離(mm),7.0 色空間情報,sRGB 露出モード,自動 ホワイトバランス,自動 撮影モード,標準 シャープネス,ノーマル

     キマの定番、ヒメジョオンでの吸蜜画像です。
     このキマリン、予想通りの場所にちゃんといらっしゃいましたので、撮らせて いただきました。イメージ通りの絵に仕上がりましたが、背景にこんな蜘蛛の糸 があるとは気付きませんでした。
     07月02日は南丹市での探索ということですから、nullに終わる可能性が非常に 高い…。ということで、南丹市に入る前に京都市右京区で、とりあえず撮影してお きました。

  • 2006年07月05日
  • レタッチソフト,Adobe Photoshop Elements 2.0 レタッチ状態,トリミングをせず にシャープフィルターをかけて720×479ピクセル37.04KBにリサイズ。RGBレベルは 調整していない。(【Web用に保存】から最適化をチェックJPEG高画質60%を選択) 使用レンズ,Tokina EMZ M100 AF (100mm F3.5 MACRO)   種類,JPEG イメージ (JPG) サイズ,"1.77 MB (1,865,871 バイト)" 画像情報,3008 x 2000 ドット 24 ビット 機種,PENTAX *ist DS 横解像度,72.0 縦解像度,72.0 解像度単位,dpi 作成ソフト,*ist DS Ver 1.02 露出時間(秒),1/160 F値,8.00 露出プログラム,絞り優先AE ISO感度,400 撮影日時,2006/07/05 15:56:27 露出補正量(EV),-0.3 測光方式,分割測光 フラッシュ,使用せず / 常時オフ 焦点距離(mm),100.0 色空間情報,sRGB カスタム画像処理,なし 露出モード,マニュアル ホワイトバランス,マニュアル "焦点距離(mm, 35mmフィルム換算)",150 撮影モード,標準 コントラスト,ノーマル 色の濃さ(彩度),ノーマル シャープネス,ハード 被写体距離,マクロ

    レタッチソフト,Adobe Photoshop Elements 2.0 レタッチ状態,RGBレベルを調整し、 トリミングをせずにシャープフィルターをかけて720×479ピクセル42.52KBにリサイズ。 (【Web用に保存】から最適化をチェックJPEG高画質60%を選択) 使用レンズ,Tokina EMZ M100 AF (100mm F3.5 MACRO)   種類,JPEG イメージ (JPG) サイズ,"1.79 MB (1,888,149 バイト)" 画像情報,3008 x 2000 ドット 24 ビット 機種,PENTAX *ist DS 横解像度,72.0 縦解像度,72.0 解像度単位,dpi 作成ソフト,*ist DS Ver 1.02 露出時間(秒),1/200 F値,8.00 露出プログラム,絞り優先AE ISO感度,400 撮影日時,2006/07/05 15:58:52 露出補正量(EV),-0.3 測光方式,分割測光 フラッシュ,使用せず / 常時オフ 焦点距離(mm),100.0 色空間情報,sRGB カスタム画像処理,なし 露出モード,マニュアル ホワイトバランス,マニュアル "焦点距離(mm, 35mmフィルム換算)",150 撮影モード,標準 コントラスト,ノーマル 色の濃さ(彩度),ノーマル シャープネス,ハード 被写体距離,マクロ

     思いのほか早く、玄関引戸の戸車交換のお仕事が終わったので、現場から帰る 途中(あの場所を『途中』と言うのか?)に、チョコっと(×時間を『チョコ っと』と表現するのは反則やろ…)行ってきました。
     翅表にルリ色が全く入っていないキマダラルリツバメ雄のテリ張り開翅画像 です。(上下の画像とも同一個体です)
     「採りたい!」という欲望が優先しているので、本当によい絵はなかなか撮 れません。けれどもポイント数を沢山知っている分、単なる開翅画像であれば、 こうして撮ることができました。

  • 2006年07月07日
     遅くなりましたが、南丹市での探索結果を書いておきましょう。
      京都府南丹市美山町:【静原】【小渕】【樫原】【大野】【上司】【和泉】
      京都府京都市右京区:【京北上弓削町筒江】
    などで探索しましたが、いずれの場所でもキマは見られませんでした。
     この画像は、何度もクルマで通過して、その度に「キマが居そうやなぁ」と思 っていた場所、上記の字名の中でもかなりの期待を持って臨んだ京都府南丹市 美山町樫原になります。
     由良川本流に向かって支流が合流する辺り、支流に沿って旧道がくびれ、この 旧道下部の谷は、緑のすり鉢状になっています。潅木がクズのマントで覆われた デベソもあって、とても良い感じだったのですが、キマは見られませんでした。
     かなり期待していただけに、けっこう落胆しましたが、仕方ありません。 私のキマに対するセンス不足という事なのでしょう。

  • 2006年07月09日
     行きたかったのは広島・島根県境付近に生息するウラジャノメでした。
     けど、どうも天気が悪そうなので、高速代+ガソリン代≒1.6Mを支出する勇気 が出ず、諦めました。ウラギンスジヒョウモンに惑わされて、衝動的に行ってし まった対馬行きが、経済面でかなり効いています。
     こういうときには、同じく渋い蝶クロヒカゲモドキと、渋くはありませんが近 場のキマの探索です。
     ガソリンの消費量も少なくて済み、経済的です。とか言いながら、軽トラで220 Kmも走ったので、20Lも使ってしまいました。いくら軽トラでも123000Kmも走って おれば、燃費も悪くなります。

  • 2006年07月11日
     蝶類年鑑2005年版の記述がどうも気になる…。
     ということでクロヒカゲモドキの探索は滋賀県大津市大石で行いました。結果 、オオヒカゲならば、色んな場所で見られたのですが、クロヒカゲモドキは全く見 られませんでした。
     先に行った京都府宇治田原町の既知ポイントでも見られなかったことから、 居たとしても未発生だったのかも知れません。
     ところで、蝶類年鑑の気になる記述ですが、「滋賀県大津市中町で2003年4月17 日に2雄」という記録がギフチョウの【分布・記録】の項目に書かれておったの です。ただ、「ん?」と思ったのは、出典の文献タイトルが『2003年度蝶類採集記 ―モンシロチョウ―の巻』となっていた事です。このチグハグさが、少々気にな ものの、この地域で2003年に記録が出ているのならば、調べないといけません。そ う、探索のメインテーマはクロヒカゲモドキではなく、ギフチョウだったのです。
     ご存知のように、ギフチョウは「えッ、ホンマかいな?」と思うような場所で も未だに生息しているポイントがあります。この大津市大石地区、中規模の宅地 造成により、山肌は削られ、真新しい住宅が建ち並んでいますが、「アカンわ…」 と決め付けてはいけません。こんな場所でも何処かにポイントが在る事を信じ、 探すべきでしょう。いや、探したかった…。
     どうやら、この日(7月9日)はこの地区の一斉清掃日だったらしく、地元の方 々総出、至るところで草引きやお掃除をなさっています。「この細い道の奥に行 きたいんやけどなぁ〜」というような場所はことごとく、地元の皆さんが一生 懸命お掃除されています。
     そんな時、そんなところに、ズカズカと入って行くのは、止めておくべきだろう ということで、ギフチョウの下見はできませんでした。

  • 2006年07月12日
     撮れたてクロシジミです。
     現場から帰る途中(今日はホンマに途中です)に撮影してきました。
     少ないながらも、まだ生息していて一安心。今日はこれだけです。
  • レタッチソフト,Adobe Photoshop Elements 2.0 レタッチ状態,トリミングを せずにシャープフィルターをかけて720×479ピクセル42.70KBにリサイズ。RGB レベルは調整していない。(【Web用に保存】から最適化をチェックJPEG高画質60%を選択) 使用レンズ,Tokina EMZ M100 AF (100mm F3.5 MACRO)   種類,JPEG イメージ (JPG) サイズ,"1.69 MB (1,778,793 バイト)" 画像情報,3008 x 2000 ドット 24 ビット 機種,PENTAX *ist DS 横解像度,72.0 縦解像度,72.0 解像度単位,dpi 作成ソフト,*ist DS Ver 1.02 露出時間(秒),1/60 F値,8.00 露出プログラム,絞り優先AE ISO感度,400 撮影日時,2006/07/12 14:47:16 露出補正量(EV),0 測光方式,分割測光 フラッシュ,使用せず / 常時オフ 焦点距離(mm),100.0 色空間情報,sRGB カスタム画像処理,なし 露出モード,自動 ホワイトバランス,自動 "焦点距離(mm, 35mmフィルム換算)",150 撮影モード,標準 コントラスト,ノーマル 色の濃さ(彩度),ノーマル シャープネス,ハード 被写体距離,マクロ

  • 2006年07月13日

     元に戻って、07月09日の続きです。
     この画像は大津市大石地区でクロヒカゲモドキを探索中に撮影したものです。 ご覧のように、なかなか良い里山的環境も残っているのですが、第二名神の建設 予定地になっています。
     さて、何処へ行っても清掃中なので、某所でウラナミジャノメでも撮影しよう と行ってみたのですが、全く見られません。2年前に来たときには少ないものの、 ある程度は見られたんですがねぇ。今年は蝶の発生時期が1週間〜10日程遅れて いるとは言え、もう出ていると思ったのですが…。
     そういえば少し前にT研出版に行ったとき、T氏が「あそこのウラナミジャノ メ、ほんまに少ないなぁ」と言っておられたので、チョッとイヤな感じ。もしか すると、この地域での本種の生息は、かなり微妙なバランスの上で成り立ってい たのかも…。ほんの少しの採集圧や、生息地への踏み込みが、思いのほか重大な 負のインパクトを与えてしまったのかも知れません。