2006年10月02日
今日はしょーもない話です。
ここしばらくの間、新しくなった軽トラのテストをしておりました。
先ず燃費は19km/Lなので、すこぶる良好。高速での走りは、80〜90km/hでほとん
どストレスなく走行できます。また峠道でも前の軽トラのように、タイトなコーナ
ーで後輪を振ることもなく抜けて行けるので、とても気持ちがよろしい。これはエ
ンジンと燃料タンクのレイアウトが変更され、前輪と後輪への荷重バランスが良
くなったせいでしょう。あと、パワステもふわふわせず、適度の重さです。
これなら、長距離(と言っても日帰りの想定です)を運転しての採集にも使え
そうなので、昨日の日曜日は雨の中、夕方からカーショップに行って、ETCを装着し
てきました。これで、来シーズンからは、より低コストで採集に行けそうです。
ところで、ETC。
一番安い機種を選んだとはいえ、カーショップに払った合計は7350円でした。
セットアップ及び取り付け工賃を含んでこの金額ですから、安くなったものです
ね。
2006年10月04日
ネタがありませんな。この時期からは、毎週フィールドに出なくなってしまう
ので、しかたありません。
去年の今頃はこのネタ不足を解消するため、「ふしみやの撮り方」を書いてお
りました。その頃に撮影したギフチョウ画像が、ディレクトリの底の方から出て
きました。
詳細はトップページのギフチョウ(京都府とその近隣府県の方)をクリックして頂い
た先にUPしておきました。
それにしてもこの画像の色調、あざとく濃い味付けで、まるでコンビニ弁当のよ
うです。カメラ側の[画像仕上]が初期設定のままになっていたのが原因のよう
です。レタッチで何とか救済しようとやってみたのですが、より酷くなるのでその
ままでのUPとなりました。 |
2006年10月07日
かなり以前に書いて仕舞って置き、久しぶりに引っぱり出して読んでみると
「なんかイマイチの画像と文やなあ」と思うのですが、書き直すのが邪魔くさい
ので、私はそのままUPしてしまいます。
前回10月04日にUPした[大津市のギフチョウその2]に添えた文も2005年の秋
頃に書いた物で、現時点の見解が入ってないものだから「ん?」と思われたかも
知れません。
長期間ほったらかしにしておくと、画像や文章も陳腐化して行くんですね。
そこで、これからしばらくはネタもない事ですし、書き置きしておいた[たわ
ごと解説付き画像]をディレクトリの隅っこから探し出し、UPして行く事にしま
しょう。
今日は[たわごと解説付き画像14]にタイワンアオバセセリをUPしておきま
した。
2006年10月10日
←ご存知、高知市桂浜に佇む坂本さんです。
この連休、行ってきたのは高知県でした。
ワンツにしてはもう遅いし、シルビア狙いにしても高知県というはおかしいし、
今頃、何しに行ったのかって?
そう、蝶を狙いに行ったのではありません。
この時期、正しいお父さんに戻りつつある私としましては、
「高知大学がどんなところか見てみたい」
という受験生の要望に、お応えしなければなりますまい。
それにしても、この画像、クリアーな青空に写り込んだCCDの埃が何とも言えず
ブサイクです。新しいコンデジが欲しいなッ。
2006年10月11日
あろうことか、高知大学への往復(約860km)に使用した交通手段は新車にな
った軽トラ。
自転車2台を持って行きたかった事と、私自身の疲労度がどの程度になるか確
かめておきたかった事が、軽トラを使用した理由です。今のところ私の身体は、大
した不具合もないようなので、この軽トラ、これからの採集では大いに活躍して
くれることでしょう。
さて、大学を下見に行ったとはいえ、高知県まで行ってそれだけで帰って来る
のはもったいない。
そこで1日目はシルビアシジミを探してみました。
文献上、[高知県南国市物部]で本種の記録があるとされています。都合の良い
ことに、今回の目的地の一部、高知大学の農学部キャンパスはこの場所にありま
す。
ここで、持参した自転車の出番です。[高知県南国市物部]という地名から探す
となれば、探す場所は物部川右岸の堤防沿いしかないでしょう。そこで娘と二人
でサイクリングです。
右岸堤防の斜面両側に点々と食草は見られるものの、草原の状態があまり良く
ありませんでした。どちらかが、ミヤコグサを見つける度に走行を中止して探し
てみたのですが、やっぱり居ませんでした。
断言はできませんが、きっともう居なくなってしまったのでしょう。
この後、高知市内朝倉地区に在るキャンパスを見学して第1日目はおしまい。
今回、まともな採集行動をとっていないにもかかわらず、未だこのお話しでひ
っぱります。次回は高知県ラベルのクロツバメシジミの予定です…。
2006年10月13日
私、クロツバメシジミに対する経験はあまり多くありません。従って、ギフ、
キマ、ゴマ等に比べ、その探索能力が格段に落ちるという事は否めません。
ですから「新産地を開拓してやろう」というような、大それたことは考えず、
ここは素直に記録のある字名で丁寧に探すことにしました。
記録のある地区に行く途中、良い崖はないかな?と注意しながら運転していた
のですが適当な崖は見られませんでした。これはモロに集落内発生としか考えら
れません。この集落内発生のパターンについては、ほとんど経験がなかったので
すが、とりあえず集落内に入ることにしました。
集落内の道路はとても細く、軽トラで来て正解。しかも地域の風景に完全に溶
け込み違和感がありません。正に地域車両に擬態した状態ですな。これでナンバ
ープレートの[京都]が[高知]に変われば完璧なんですが、これは無理。
今まで、集落内でやった経験と言えば、和歌山県の広川町等、屋根瓦に生えた
ツメレンゲ発生のパターンしかなかったので、「どこぞにツメレンゲは生えて
おらんかいな?」と民家の屋根瓦なんぞを眺めておったのですが、そんな雰囲気
は皆無です。
ならば、『しまびとさんのブログ【虫とり日記3】』を読んで学んだように、
耕作地の石組み周辺が発生ポイントだろうということで行ってみると、ツメレ
ンゲはありませんでしたがマルバマンネンが生えており、目的のクロツバメシ
ジミ(レイアウトの都合上クロツの画像は次回にUPします)もあっさり見つか
りました。
実生活では、同じような間違いを頻繁に犯し、「学習能力はマウス以下」と
揶揄されている私ではありますが、目的種の生息環境等はすぐに覚えてしまう
ようです。
脈絡なく、「ふ〜ん、☆☆゛かぁ〜、何処なんやろ?」
2006年10月16日
レタッチソフト,Adobe Photoshop Elements 2.0 レタッチ状態,トリミングをせずにシャープフィルターをかけて720×479ピクセル
35.95KBにリサイズ。RGBレベルは調整していない。【Web用に保存】から最適化をチェックJPEG標準画質40%を選択
使用レンズ,Tokina EMZ M100 AF (100mm F3.5 MACRO)
種類,JPEG イメージ (JPG)
サイズ,"1.85 MB (1,950,293 バイト)"
画像情報,3008 x 2000 ドット 24 ビット
機種,PENTAX *ist DS
横解像度,72.0
縦解像度,72.0
解像度単位,dpi
作成ソフト,*ist DS Ver 1.02
露出時間(秒),1/250
F値,9.00
露出プログラム,絞り優先AE
ISO感度,400
Exifバージョン,1220
撮影日時,2006/10/09 13:08:49
露出補正量(EV),-0.3
測光方式,中央重点平均測光
フラッシュ,使用せず / 常時オフ
FlashPix バージョン,0010
色空間情報,sRGB
カスタム画像処理,なし
露出モード,マニュアル
ホワイトバランス,自動
"焦点距離(mm, 35mmフィルム換算)",150
撮影モード,標準
コントラスト,ノーマル
色の濃さ(彩度),ノーマル
シャープネス,ハード
被写体距離,マクロ |
レタッチソフト,Adobe Photoshop Elements 2.0 レタッチ状態,トリミングをせずにシャープフィルターをかけて720×479ピクセル
34.70KBにリサイズ。RGBレベルも調整している。【Web用に保存】から最適化をチェックJPEG標準画質40%を選択
使用レンズ,Tokina EMZ M100 AF (100mm F3.5 MACRO)
種類,JPEG イメージ (JPG)
サイズ,"1.80 MB (1,897,868 バイト)"
画像情報,3008 x 2000 ドット 24 ビット
機種,PENTAX *ist DS
横解像度,72.0
縦解像度,72.0
解像度単位,dpi
作成ソフト,*ist DS Ver 1.02
露出時間(秒),1/50
F値,9.00
露出プログラム,絞り優先AE
ISO感度,400
Exifバージョン,1220
撮影日時,2006/10/09 13:33:26
露出補正量(EV),-0.3
測光方式,中央重点平均測光
フラッシュ,使用せず / 常時オフ
FlashPix バージョン,0010
色空間情報,sRGB
カスタム画像処理,なし
露出モード,マニュアル
ホワイトバランス,自動
"焦点距離(mm, 35mmフィルム換算)",150
撮影モード,標準
コントラスト,ノーマル
色の濃さ(彩度),ノーマル
シャープネス,ハード
被写体距離,マクロ |
いつものことですが『良い画像を撮ろう』という意識はあまりないので、こん
なモノしか撮れませんでした。けど、変異を楽しむ上で重要な裏面の様子は、こん
な画像でもお判りいただけると思います。
結局、耕作地(棚田の石組み)周りでの個体数は少なく、民家付近に在る大き
な石の周辺で多くの個体が見られました。ここで家から出てこられた方にお話し
をうかがうと、毎年1〜2名の方が採集に来られているそうです。
ところで、今回の高知県行きは[クロツバメシジミの魅力]というものの
「さわり」を、私に与えてくれたような気がします。
現状では、[クロツバメシジミ・ハマリ]の入り口に立ったばかりなので、変異
を楽しむというより、ポイント探しの魅力の方が、私にとっては大きいですね。
|
|