2006年12月17日
少し前から、この時期の恒例[ふしみやDB2006年版]のレイアウト等を始めま
した。
今年は、生態・環境画像や現地の風景等も起動と同時に大画像で見られるよう
にと思い、色々こねくりまわしておるのですが、なかなか上手くいきません。一番
の原因は[ファイルメーカーPro 4.1]をまともに理解せず、行き当たりばった
りで編集していることにあるのでしょう。
上のように、生態・環境画像を希望の大きさで表示することができましたが、ど
うも動作が遅い…。ファイルメーカー側の問題なのか、それともWinXP側の問題な
のかよくわかりませんが、「リンクされたグラフィックファイル」を開くのに、と
ても時間がかかります。RAWファイルを開くのに時間がかかるのは許せるとしても
、JPEG(2MB程度)を開くのに、何であないに時間がかかるんや!
まぁ、それでもRAWファイルをリンクで取り込むことができて、DBファイル本体
が、とっても軽くなりました。
少しずつではありますが、私の能力も進歩しているようです。
2006年12月19日
最近のお休みは、換気扇・ベランダ等のお掃除や、6歳の娘と遊んでばかりです。
マジでネタがありません。
しかたがないので、以前に書いておいた静岡県産ヒメヒカゲを[たわごと解説
付き画像15]にUPしておきました。
それにしてもP社*istDSの「画像仕上」での「鮮やかモード」はあざとい色付
けやなぁ。撮り直したい気もするけど、やっぱり邪魔くさいな。やめとこ…。
2006年12月21日
近鉄三山木駅です。線路が高架になった結果、このように駅周辺はなんだか荒
涼としています。
何故こんな画像を出してきたかと言うと、最大の理由はネタがないから。そし
て、今行っている現場がこの近所なので、ついでに、という感じで撮ってきました
。
線路が高架になるまで、この三山木駅周辺はのどかな雰囲気を残していたので
すが、こうなってしまうと、何処にでもある大都市間の普通の駅といった感じに
なってしまいました。
ここは三山木駅から少し離れた木津川の左岸堤防。
私にはその経験が無いのですが、30年以上前には多くの蝶屋さんが、三山木駅
からオオウラギンヒョウモン狙いで、ここまで歩かれたことでしょう。
この画像の場所はきっちりと草刈も行われているようで、今でもスミレは多く
残っており、この辺りがポイントだった場所で間違いないと思います。
状態の良い草原なので、オオウラギンヒョウモンが残っておらぬものだろうか
?と何度がやってみたことがあるのですが、やっぱり見られませんでした。
2006年12月23日
ずぶずぶと膝ぐらいまで、「レンズ沼」に嵌まり込んでいます。
この1ヶ月の間に4本も増えました。恐るべき増殖スピードです。
なぜか、たぶん使わないと思われるのに、200ミリの望遠レンズ。
ジャンク品でもないのに、130円の入札価格で残り1日と表示されていたので、
思わず1300円で入札したところ、落札してしましました。
送られてきたこの商品、絞りが若干粘るかな?という程度で他はきれいなもの
。元々のお値段は、おいくらぐらいの品物なんでしょうかね。
それにしても、200ミリの単なる望遠レンズで何を撮りましょうか…、中間リ
ングでも入れて、テリっ張り中のZephyrusでも狙ってみようかな。
で、「望遠レンズの次ぎは広角レンズやろ」ということで、いっそのこと、買う
ならフィッシュアイ、魚眼レンズです。
いくらなんでも、魚眼レンズで1300円という商品が存在しないことぐらい私に
も解ります。魚眼レンズって、みんなお高いんですよねぇ、びっくりしました。
どうやら私は、移動に要する費用に対しては甘く、物品に対してはシビアな金
銭感覚を持っているようです。レンズ一本に5万円以上出費するくらいなら、私は
八重山に行きます。
ということで、買ったのは2万円もしないロシア製の魚眼レンズ。ご覧のように
ZENITAR社製Kマウント16mmF2.8。MADE IN RUSSIAの文字がまぶしゅうございます。
ところでこのレンズも、何時使うことになるんでしょうかねぇ。ギフチョウの
シーズン中は、カメラを持ってフィールドを駆け回れるようなヌルイ採集行動は
とらないだろうし、キマやゴマも写真を撮っている場合ではないし…、まあ、来年
の秋になるでしょうな。
2006年12月25日
さすがに年末で忙しいのと、ネタがないのとで、今日は以前に書いてほったら
かしにしていた[たわごと解説付き画像]のUPです。なんと2004年の12月09日に
書いて2年以上もディレクトリーの奥底に沈んでいたので、画像と文章がチョッ
と陳腐になっています。書き直すのもなんだし、そのままUPしておきましょう。
与那国島産カクモンシジミの雄を[たわごと解説付き画像14]にUPしてお
きました。
2006年12月27日
今週は以前に書いて、フォルダー階層の奥底に沈んでいるファイルのサルベー
ジ週間です。
ということで今日は、西表島産シロモンクロシジミの雌を[たわごと解説付き
画像13]にUPしておきました。
2006年12月29日
ほとんどの業種で今年のお仕事は今日で終わりでしょう。ところが伏見屋は
今日、そして明日も仕事です。小売の自営業だから、仕方ありませんね。
それにしても寒い。早く春にならんかな…。
ということで今日も八重山の蝶。石垣島産マサキウラナミジャノメを[たわ
ごと解説付き画像17]にUPしておきました。
2006年12月31日
今年最後の画像は展翅中のアゲハ。しかも720×594という大きさでUPしてしま
いました。サーバー容量の無駄遣いのような気もしますが大晦日だからまあ良し
としましょう。
今年最後にUPする画像が、なぜアゲハなのか?理由は例によって単純。今年採
った最後の個体だからです。採集場所は沖縄県八重山郡竹富町の西表島高那。意
外にも本種は、西表島土着のアゲハチョウ科の中で最珍だと言ってもよいでしょ
う。私はこれまで何度も西表島を訪れましたが、この個体が西表島で見る初めて
のアゲハでした。
一瞬オナシアゲハかと思いダッシュしたのですが、すぐに本種だと判り「チッ」
とつぶやきながネットインしたものです。
ところで、今年出版されたG社の標準図鑑によると八重山産は尾状突起が太い
との表記がありますが、そうかなぁ?そんなに太いとは思えませんが…。
さて、今日は大晦日。例年通り今年の総括めいたことを書いておきましょう。
先ずは今年中に下見や採集観察行動を起こしたトータルの日数ですが、合計
84日でした。去年より7日の減です。私としては、少し枯れてきたのかな?と感じ
ていますが、一般的な蝶屋さんから見れば、これでも多いんでしょうね。
ここで今シーズンを振り返ってみましょう。
2月に沖縄県多良間島で開幕し、多良間島初記録のアゲハを目撃。(初記録なの
で慎重になり過ぎてネットインできなかった)上々のすべり出しで、4月5月の
ギフチョウも好調、3号板不足をオークションで何とか回避したものの、6月のキ
マはその生態画像撮影にチョッと傾倒してしまい、例年の半分程度の数しか採集
できませんでした。7月は無謀な山ゴマ挑戦で叩きのめされ、8月の中国地方ゴマ
では採集した個体数はけっこう多かったにもかかわらず、新規ポイントの開拓数
は少数に終わりました。
秋の八重山では期待の新規迷蝶にはカスリもせず、一応迷蝶ですが、い〜ぱい
居たホリイコシジミを撮影してきただけ…。
従って今年は日本国内成虫自己採集種が1種類も増えなかったと思いきや、何
もせずとも1種増えました。というのは皆さんご存知のように、従来のシルビアシ
ジミが、本土産シルビアシジミと南西諸島産ヒメシルビアシジミの2種に別けら
れた事のよるものです。この分類については色々とご意見もおありでしょうが、
私はこの分類でOK、とってもスッキリです。
この新しい分類の結果、日本国内成虫自己採集種が1種増えたのは間違いない
のですが、こんなのでは「1種増えたッ!」という感動がなく、イマイチですな。
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