2007年の近況集17

  • 2007年10月05日
  • 撮影時の情報 画像の幅 : 3040 画像の高さ : 2024 画素のビットの深さ : 12 圧縮の種類 : PackBits 画素構成 : CFA メーカー名 : PENTAX Corporation 機種 : PENTAX *ist DS StripOffset : 73728 画像方向 : 左上 コンポーネント数 : 1 RowsPerStrip : 2024 StripByteCounts : 9229440 幅の解像度 : 72/1 高さの解像度 : 72/1 画像データの並び : 点順次フォーマット 解像度単位 : インチ ソフトウェア : *ist DS Ver 2.02 露出時間 : 1/40秒 レンズF値 : F11.0 露出制御モード : 絞り優先AE ISO感度 : 200 オリジナル撮影日時 : 2007:09:24 09:50:16 露光補正量 : EV0.0 自動露出測光モード : 中央重点測光 フラッシュ : 発光禁止 レンズの焦点距離 : 100.00(mm) カメラの内部情報 : CASIO2 Format : 56640Bytes (Offset:722) イメージセンサー方式 : 1チップカラーエリアセンサー ファイルソース : DSC シーンタイプ : 直接撮影された画像 CFAPattern : 8 Bytes カスタム画像処理 : 通常処理 撮影モード : オート ホワイトバランスモード : オート レンズの焦点距離(35mm) : 150(mm) シーン撮影タイプ : 標準 コントラスト : 標準 彩度 : 標準 シャープネス : 標準 被写体の距離範囲 : マクロ 画質モード : CCDRAW フォーカスモード : コンティニュアス カラースペース : sRGB レンズ情報 : Tokina EMZ M100 AF (100mm F3.5 MACRO)
    現像・レタッチの情報RAWにて9229440バイト のPEFファイルとして撮影されたものをPENTAX PHOTO Laboratory Ver. 3.10(SILKYPIX版) を使用しカスタムモード(輝度レベルやトーンカーブ等、けっこう微妙にいぢり、また、この 時点で幅1850×高1234にトリミングしている)にて現像の後、JPEG最高画質にて保存。保存 されたJPEGイメージのサイズ,"716 KB (733,575 バイト)"1850x1234 ドット 24 ビット  横解像度,72.0 縦解像度,72.0 解像度単位,dpi
    さらにWEBへUPする為、レタッチをしている。使用したレタッチソフト,GIMP 2.2.17 (フリーソフトです)
    レタッチ状態,720×480ピクセルに縮小。アンシャープマスクのパラメータは、 量=0.25、半径=2.5、しきい値=0にてこれを実行。JPEGとしての保存時に[最適化]と [ベースラインJPEG化]をチェック。品質を90%に設定して46.4KBにリサイズ。

     大きな画像を貼り付けたときには、毎度添付している撮影・レタッチ時の情報、 鬱陶しいとお思いでしょうが、無視しておいてください。撮影のウデがイマイチ なもんで、それをごまかす為のいわば虚假威しのようなものですから。

     さて、少し戻って連休のお話しの続きです。
     明くる日の09月24日は朝からどんよりと曇り、小雨も降り始めておったのです が、このまま帰るのも勿体ないので、鳥取県に行くことにしました。狙いはもちろ んシルビアシジミです。
     更に天候が悪化して大雨になってしまった場合、境港まで足を延ばして隠岐行 きフェリーの発着場を下見し、市中の水木しげるワールドにでも少しふれてみよ うと思っておったのですが、さほど悪くもならず、明るい曇りの天候が維持され ました。
     このような天候の場合、シルビアシジミってけっこう気前よく開翅してくれる もんですね。という事で、雄雌共バッチリ開いた翅表を真上から撮った画像等、か なりの枚数を撮影したのですが、ことごとく手振れしておりました…。
     ぶれていない画像は上に貼り付けた1枚だけでした。何せ、ネットを持っての片 手間撮影ですから、シャッターは切りまくるのですが、その後いちいちモニター で確認したりしません。こうして画像をUPするために、Exif情報を読むまでシャ ッタースピードが1/40秒だったなんて気付いていませんでした。こんな値なら手 振れの山を築いて当然です。撮影直後にちゃんと確認していたら、ISO感度を上げ たり、絞りをもう少し開けたりできたのでしょうが、例によって私の撮影に対す る情熱不足です。進歩がありませんな。

     そのかわりというか、採る方はしっかりやってきました。Y市だけでなくH町で も採ることができたので、けっこう満足しております。

  • 2007年10月08日
     今日は雨です…。
     そこで今朝からずっと展翅しておったのですが、飽きてきたのでPCに向かって います。
     サーバー容量の関係で、少し前からこのHPの内容を整理しています。先ずは「 たわごと解説付き画像」の整理統合から始めることにしました。
     前々から「たわごと」を書こうと、画像及びタイトルだけ用意していた各項目 については、思い切ってこれを全て破棄しました。と言うのは用意していた画像 の質がイマイチで、この画像を見ていると、どうにも書く気が起こらないからな んです。
     こうして整理していると、既にUPしたつもりだったファイル(チャマダラセセ リ)が一つ発掘されました。この画像も気に入らない仕上がりなのですが、「た わごと」は既に書いていたので、「たわごと解説付き画像15」にUPしておきまし た。

  • 2007年10月10日
     10月08日は雨だったのでフィールドには出ませんでしたが、10月07日は兵庫県 の西播磨地域に行っておりました。理由は、この地域ならばシルビアシジミとク ロツバメシジミの両方を見ることができるであろうとの欲張りな思惑からであ ります。

     そのつもりで「兵庫県の蝶」(広畑政巳・近藤伸一 2007年01月31日発行)と 1/2.5万地形図で下調べをしていると、佐用町ではありますが、クロツバメシジミ の記録が無い字名で良さげな崖マークを発見。第一目的地をこの崖に選定し行っ てみることにしました。
    ←これがその崖です。
     簡単に行ける場所から崖までは少々離れておりますが、到達不能なヤブではな さそうです。ということで急な斜面を登り始めたのですが、びっしり生えている 膝丈のササには信じらない程の個体数でマダニが貼り付いております。何度も書 いておりますが、私はマダニが大嫌いです。これがギフチョウやゴマシジミなら 根性で進んだかもしれませんが、クロツでそこまでするのもなぁ…、とアッサリ 反転です。(何年か後に後悔しそうな予感)

     この後、クロツバメシジミの画像だけでも撮っておこうと上郡町の有名ポイン トに行ってみると、既にネットを持った方が居られたのでクルマから降りもせず 移動。この近所で何ヶ所か探したのですが、目に付く崖にはことごとくモルタル が吹き付けられており、本種は見られませんでした。
    ←の画像は「兵庫県の蝶」で本種の記録はあるが、ホストの記述がなかった字名 で撮ってきました。今回、当地においてクロツバメシジミはいずれのステージも 確認できませんでしたが、当地での食草もツメレンゲなんでしょうね。

  • 2007年10月13日
     10月07日に行ってきた、西播磨地域の続きです。

     クロツバメシジミがだめだったのならばシルビアシジミの方はどうだったん だ?ということになりましょうが、これもけっこう厳しかったです。
    とは言 え、
    ←は何とか撮影してきた本種。まあ、そこそこの鮮度です。

     この地域では、加東市や加西市のように何処にでも居る(少し言いすぎ)とい うような印象は受けませんでした。記録がある所を中心に、かなりウロウロした のですが確認できたのは、たったの2ヶ所。(内1ヵ所は記録がない場所かな?)
     また、居た場所でもその個体数は、かなり少ないように感じました。もっとも、 先々週に鳥取県で山盛りの本種を見てきたものですから、少なく感じたのかもし れません。
     ↑は生息環境、やはり溜め池がお好きなようです。

  • 2007年10月16日
     蝶研サロン(225)Aug.2005のシルビアシジミ記録地一覧(第一稿)によると、 西日本において府県単位で記録が無いのは、和歌山県、奈良県、京都府、福井県と いうことになっています。和歌山県と奈良県については「ふ〜ん、記録が無いん や…、知らんかったわ」といった感想ですが、京都府と福井県については、「…ん ?」です。
     京都府の記載が無いのは、発表された確実な記録が見当たらなかったのかもし れません。ただ、大昔には大山崎町や旧田辺町で採れていたというお話しを私は 聞いたことがあります。
     ところが、福井県については、昭和59年05月01日保育社発行の原色日本蝶類生 態図鑑(3)に、当時の日本海側における最北の産地として、小浜市の下根来 鬼ヶ谷が堂々と記されています。この図鑑の記述 を蝶研のT氏が見落とすハズもなく、何故、蝶研サロンのシルビアシジミ記録地一 覧(第一稿)には書かれていないのか?大いに興味のあるところであります。
     とりあえず1/2.5万地形図で調べてみると、下根来はすぐに見つかりました。と ころが鬼ヶ谷が見つかりません。Googleで[小浜市 鬼ヶ谷]とスペースを入れた 文字列をキーワードにして、検索をかけてみると『鬼ヶ谷』としては単独でヒッ トせず、『下根来鬼ヶ谷』と文字列がくっついてヒットしました。ということは、 下根来という地域に鬼ヶ谷という地区が含まれるという事なのかもしれません。

     気になるなら、現地へ行くのがモヤモヤを払拭する近道です。
     既に1/2.5万地形図で、下根来という地域がどんな所かおおむね予想はついて おったのですが、実際行ってみると、予想以上のダメ環境。
    ←このような巾の狭い谷筋に本種の生息環境が在るとはチョッと想像できませ ん。昔はどこかに良いシバ草原があったのかも知れませんが、現状では本種が生 息しているとはとても思えませんでした。
     ということで、この日(10月14日)はここよりも下流の堤防沿いで探索する ことにしました。