2008年09月28日
今日は石川県の手取川堤防で、サイクリングの予定でした。
(目的ですが、ミヤマシジミをチョッとその…、ですわ)
だったのですが、諸般の事情で、末娘を連れて滋賀県朽木に在る温水プールへと行って参りました。
まあ、体力維持の為のトレーニングですな。
さて、何の脈絡もなく、キマリンの標本画像です。
画像が無いと寂しいので、貼っておきました。
かなり汚損しておりますが、けっこうクロキマでしょ。
昨年採集の個体、京都産です。
今年もこんな個体を採りたかったのですが、良い時期にこの個体を採ったポイントへは行けませんでした。
京都はキマリンのポイント数が多くて、なかなか回り切れません。
2008年10月01日
1〜2回/年の割合で、訳の解らん妄想が私を支配します。
特に1/25000地形図を眺めていると、妄想の『タネ』がそこら中に転がっていたりするんですね。
←の地図(PrintScreenしたのを直接貼るのはイケナイらしいので紙の地図を撮影して貼り付けました)
のなかで「五色浜」と表示のある付近に荒地マークがあります。この荒地マークが、
私の妄想をかきたて、そして現地へと向かわせた『タネ』でございます。
そう、居るかもしれない…、と思った対象種はシルビアシジミ。
以下、妄想の根拠です。(妄想に根拠って、チョッとおかしいなあ)
・日本海側のシルビアシジミの記録は、一応、石川県がその東北限ということになっているので、
場所的には居てもおかしくないだろう。
・石川県の記録地というのは、能登半島の海に近い崖上の草地らしいので、
当地も海に近い崖。なかなか良いのではなかろうか。
・そしてこの場所も丹後半島という「半島」に在り、
しかも北西方向の季節風をまともに受けるような位置に
あるので、この荒地マークは風衝草原なのかもしれない。
・そういう草原ならば、隠岐の知夫里島にあった草原と同じ環境なので、
ミヤコグサが生え、シルビアシジミも人知れず飛んでいるハズである。
・ウン、京都府ラベルのシルビアシジミ、採れたも同然。
実にオメデタイ私であります。
2008年10月04日
という妄想に駆られ、少し前ですが09月23日(祝)に現地へ行ってみると、
↑こんな風に生えている山盛りのミヤコグサや、
↑最近、京都では滅多に見られないカワラケツメイが…、
ああ、いかんいかん。(全然関係ないけど、文字列を↑の位置に持って来れたのが嬉しい私です)
結末が判っているお話し…、それを承知で読んでいただける程の文章力が具わっておらんものですから、
ムムッ?と思わせるような画像を貼って引き込もうなんて、まさに羊頭狗肉ですな。
本当は地形図の読みを完全に外した訳で、実際に行ってみると、
風衝草原などは存在しませんでした。
この画像からお判りいただける通り、崖上は樹林帯です。また、
急斜面で木が育たないような場所は、本来ササが優占のようでしたが、
現状では、クズが侵入してきて覆っています。
ということで、シルビアシジミの生息可能な環境は全く見当たりませんでした。
ならば、先に示したミヤコグサやカワラケツメイは何処で撮って来たんだ?
ということになりますね。
あの画像は五色浜の駐車場脇で撮ってきたものです。ここは最近整備されたようで、
立派なトイレや芝生広場がありました。想像ですがミヤコグサやカワラケツメイは芝生と一緒に持ち込まれたのでしょう。
例によって、無駄にガソリンを使った日曜日でした。(往復360.4kmの走行で燃費が20.36km/Lだったのが、ちょっとウレシイ)
2008年10月06日
そもそも、話しを引っぱろうにも、蝶を対象にお出かけしていなければ、引っぱりようがありません。
引っぱり方は、私の方こそ教えていただきたいものです。
ところで、蝶を対象にお出かけしていないとか言いながら、
「左の画像は何なの?ホンマはミヤマシジミを撮り(採り)に行ってたんやね」
と思われたでしょうが、違います。
長男が静岡市へ引越しすることになり、09月28日の日曜日は新生活に必要なモノを
嫁さんと長男が京都市内でお買い物。そのときに末娘が一緒に居ると、
落ち着いてお買い物ができないということで、私が朽木の温水プールへと連れ出しました。
そして昨日、10月05日の日曜日は、お引越しの仕上げ。ほとんどの荷物は、
会社側が手配してくれた引越し屋さんによって、搬入設置済みだったのですが、
細かな忘れ物や壊れ易い物を私が京都からクルマで運ぶ段取りになっておったので、
昨日はお引越しの一日でございました。
という訳で、2週連続でフィールドに出ておりません。
今週は、何を書けばよいものやら…。
(こうやって「言い訳」で1回引っぱるのも一つの手ではないかと…、to 8○23さま)
2008年10月07日
そして、ネタが無いときには、何にでも喰い付いてネタにしましょう。
某k*nk*nさんが、ご自身のブログで
「海を背景にシルビアシジミを撮れないものか考え始めました。」
と書かれておりました。
その一例といたしまして、
←はいかがでしょうか?
画像内、下の方の草地がシルビアシジミのポイントになります。
本種の場合、静止する位置が足元付近になるので、海を海らしく背景に持ってくるには、
かなり往生すると思いますが魚眼レンズを使えば何とかなる…、かな?
けど、場所が、島根県隠岐島前の知夫里島なので、チョッと遠いか…。
本来、氏のブログ内で反応するのがスジではございますが、ネタが無いときには、
こういった技もアリかなっ?(自分のHPなら画像も貼れるしネ)
2008年10月09日
ここまでネタが無いと、書くことがなくて困ってしまいます。
窮余の策として、たっぷりため込んだ標本画像から、一掴み。
09月28日にUPした、
チョッとクロキマ
とは反対に、とってもアッサリした感じのキマダラルリツバメ。
2007年の京都産です。
(ところで私も、某氏の携帯保存画像にあるという、『本格黒キマ』が見たいなぁ〜)
それにしてもキマリンって、左右の非対称性が顕著に表れますねぇ。
2008年10月11日
ご存知だとは思いますが、実は私、蛙を2匹飼っております。
1匹は昨年の8月に、末娘がお隣のお嬢さんから頂いたニホンアマガエルの
「ケロ1号」。もう1匹は今年の6月に、何故か家の前のアスファルト道路上に居た、
これもニホンアマガエルの「ケロ2号」(この子は捕獲時の事故で右腕が壊死し、
なくなってしまいました)です。
このケロちゃんたち、建前上の飼い主は末娘なのですが、
以前の「ピーちゃん」(ヒヨコから凶暴な鶏に成長、建前上の飼い主は長女だった…)
の時と同様に、実質的飼い主は私たち両親になってしまいます。
蛙を飼うということは、エサになる昆虫を確保しなければなりません。
末娘と嫁さんに、「ムシ採りの上手いのは、お父さんやねぇ」
とおだてられ、3日に1度の割りで近所の公園に捕獲に出かけておったのですが、
とうとう本日、クロマダラソテツシジミを採集してしまいました。
三角紙を持っていなかったので、この画像のフィルムケースに入れてお持ち帰りいたしました。
現在、冷凍庫に入っておりますので、近々展翅する予定です。
ラベルは[2004年10月11日・京都府京都市上京区小川通り上御霊前上る扇町扇町公園内・西口隆]
ということになります。
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