2010年01月22日
2009年の総括で、今日は6月です。
最も印象に残ったのは慶良間諸島ツアーでしたが、これについては昨年6月にたっぷり書かせていただいたので、
その他について書きます。
06月
その他について書くといっても、6月ですから私の場合キマリン以外にあり得ません。
06月08日からキマを対象に開始し、6月中で出かけなかった日は10日と29日(両日共どーしょーもない雨)、
の2日のみでございました。
これだけ多く出動しておるのですから、採るのが上手くなるのは当然ですわなぁ〜。
こうしてほぼ毎日採集に出かけているのですが、同業の蝶屋さんに出合ったのは2回だけ。
その内の1回がこの画像の場所、京都府亀岡市の有名ポイントです。
当地は「五麗蝶譜」(山口進 1988年 講談社)にも環境画像が紹介されていたので、
「きっと、ヒトでいっぱいだろうなっ」
と思い、今まで成虫期のベストテリトリータイムに訪れたことがありませんでした。
ところがこの日は別の場所で私的新ポイントを開発できたので、
「たまには有名ポイントでキマを採るのもよいかもッ」
と訪れてみたところ、このように折り畳み椅子とネットが置いてあるではありませんか。
この場に蝶屋さん本人は居られなかったのですが、占有されているポイントに近づくのはよろしくないだろうとの判断で、
すぐに移動し、他の場所で△頭目撃のうち×雄採ってお持ち帰り。
それにしても折り畳み椅子に座ってキマリンの飛来待ちをされるとは…、私には到底マネができません。
結局ここでは、帰り際に長竿を手にした蝶屋さん1名とすれ違い、「こんにちは」とご挨拶を交わしただけでした。
あと1回のキマリン採集時の蝶屋さんとの出会いは、某県某所でした。
先ずは「こんにちは」と互いご挨拶を交わした直後に、
「どなた様からお聞きになって、当地へとおみえになったのでしょうか?」
(関西弁訳:誰に聞いて来たんや?) とのご質問を受けました。
[わたくしに向かって、このようなご質問を発せられるとは…。]
(関西弁訳:誰にモノ言うとんのじゃい!) と内心思ったのですが、
「いや、風の噂で…。」
(心の中の呟き:多分あんたよりはキマのポイント開発能力があると思うんやけど…。)
とお答えしておきました。
2010年01月25日
早急に2009年の総括を書き終えてしまわないと、このトップページ内↓の表のいびつな形が気になって仕方ありません。
とか言いながら今日も未だ7月です。
07月
保育社発行(1972年)の古い方の生態図鑑です。
中学3年生のときに購入し、かなり真剣に読んでおりました。
この生態図鑑には、蝶の生息環境がその植生と絡めて解説されており、
当時採りたい気持ちでいっぱいの初心者であった私にとって、
「そっか、採るには先ず植生と環境を見んとアカンのやな」
という事を学ばせていただきました。
余談ですが、読み始めて少し経った高校1年生のとき、地理の授業で「ケッペンの気候区分」
なるもの教わったのですが、「植生から気候を分類するらしいけど、日本国内もこのやり方で分けられるもんなんやろか?」
と悩んだことを憶えています。
そんなことより、「なんで今さらこんな38年前の本を引っぱり出して来たんや?」
と思われたことでしょう。
それはこのページ、「温帯落葉広葉樹林」を貼りたかったからなんです。
(私が撮った環境画像もあるのですが、チョッとここには貼れませんです)
アイノ、ジョウザン、メスアカ、エゾ、ウラクロと順番に登場しそうなこんな環境で、まさかのキマリンでございました。
そこはどちらかと言うとギフチョウ…、林床にはカンアオイでも生えているんじゃないかと思えるような温帯落葉広葉樹林でした。
そう、ある程度キマの経験がある人でも、完全スルーしてしまうような極めてありふれた温帯落葉広葉樹林だったんです。
なので、そのまま通り過ぎようとしたのですが、きっとこのとき、キマリンの神さまが私に降りて来たんでしょうね、
「ここは、絶対おる…」
と何故か自信満々で立ち止まってしまいました。
テリトリータイムまでは未だかなり時間があったのですが、この日は素直に「ここでテリ待ち」と決心できたんですよね。
そして、本当にキマが目の前を飛び始めた時です、スッと下降しながら浮揚して行くような…、
何とも言えない快感が腰から背中にかけて走りました。
最近、この一瞬の快感を味わう為に新ポイント探しをしているような気がします。
昨年(2009年)は17年振りになる能登半島シルビアシジミの再発見もさせていただいたのですが、
そのときよりも、このキマを視界に捉えた刹那に得られた快感の方が遥かに深いものでした。
能登ビアは再発見でしたが、なんせこちらはお初(たぶん…)なんですから。
それにしてもこの環境で生息しているのであれば、あんな所やこんな所に居てもおかしくありません。
うん、きっと居るでしょう。
そう、アソコは居るに違いない…。
もう、採れたも同然!
妄想は膨らむばかりです。
2010年01月28日
2009年の総括、8月についてはあまり書く事がないので7月の続きも加えて書いておきましょう。
07月〜08月
やっと見つけました、「さざえカレー」を食べさせてくれるお店を。
隠岐島前西ノ島の港付近に在りました。
せっかく見つけたのですが、フェリー出航15分前だったので、食べるのは断念。
けっこう心残りです。今度行ったら必ず食べようと思っております。
しっかし、1000円か…。微妙な値段やなぁ。
7月は某所のキマリンの次に、この隠岐島前西ノ島ツアーが印象に残ったのですが、
この件につきましては昨年7〜8月にかけて、たっぷり書いてますので、ここでは省略しておきます。
7月も、6月から引き続きキマをやっておったのですが、結局新規開発ポイント数は私が5ヶ所、
T先輩が5ヶ所(だったと思う)の合計10ヶ所でした。
色々な場所で新ポイントを探しておるのですが、「せっかくここまで来たんやから、チョッと採っとこか」
だったり、時間の関係で仕方なく(なんせシゴナニですから)既知ポイントにも訪れているものですから、
2009年に採った総個体数は約○〔〕・頭。
まあ、あれだけ出動すれば、これぐらいの数にはなりますわなぁ。
あと、7月にやってみたミョーな行動として、滋賀県でのカラスシジミ探しというのがありました。
学研の標準図鑑によると、北海道から岐阜県までは連続的に分布し、
兵庫県から山口県の中国山地全域と九州にも分布していることになっています。
そして滋賀県には「記録がある」という表現で、分布図内の湖東地域に小さなピンク色の点が記されているだけで、
滋賀県西部から兵庫県東部までの近畿地方は空白域となっています。
ならば私が再発見してあげましょうと、密かに狙っておりました。そして7月上旬、
湖西地域から京都市左京区にかけてキマを探している途中、高島市でスモモの木を発見。
隣接する満開のクリの花共々、かなりしつこく目視したり叩いたりしたのですが、
なーんにも出ませんでした。
8月中のお休みは、不本意ながら全て中国地方のゴマシジミ採集に出かけ、
それなりに得ることができたのですが、本当は山ゴマに行きたかったのですよ。
しかしながら、2009年7〜8月にかけての日曜日、白山周辺の天気予報は、
ことごとくNGでしたからねぇ。
天気には勝てませんわ。
2010年01月31日
1月中に昨年の総括を書き終えるつもりだったのですが、既に31日になってしまいました。
なのに今日は未だ09月〜10月です。
09月〜10月
09月は上旬に京都府南部から滋賀県にかけてのウラナミジャノメ探しで蚊に刺されただけ。
中旬は石川県でひと山当てて、下旬は九州宴会ツアーと福井県でのシルビア探し。
そして10月、中旬に行った舳倉島です。
舳倉島については昨年10月にたっぷりと書かせていただいたのですが、
チョッとだけ加筆です。
われわれ蝶屋にとってこの舳倉島は、とってもマイナーなので上図で位置関係を見ていただきましょう。
いかがでしょうか、けっこう絶海してるでしょう。
本土からの距離は隠岐島前と大差ないのですが、舳倉島の方は小さく平坦であるがために
かなり近づかないとその島影が見えてきません。この目的地がなかなか見えてこない状況は、
船酔いで一刻も早く陸を踏みしめたい身にとって、けっこう辛いものがあります。
それにしても↑のパンフレット書かれている鳥屋さんへのメッセージをよく読むと、「なーんだ」
ですよね。
フィールドでの、とり屋さんたちの行動も、地元の人々から見れば、私たちと変らないという事のようです。
「自分たちは、とり屋なので、採ったりしないから…」
とか思いあがったり言ったりしないで、仲良くしてくださいネ、とり屋の皆さん。
2010年02月03日
もう、節分になってしまいました。
2009年の総括、ようやく今日で終えることになります。
11月〜12月
某ホームページのシルビアシジミ生態画像に触発され、紀南地方へと探しに行ったのが11月の上旬。
行ってみると紀南地方では、この時期になっても多くの蝶が飛んでおり、
「たった2度弱(緯度ね)の南下で、こんなにも違うんだ…」
とけっこう驚いてしまいました。
うん、蝶がいっぱい居るって楽しいですよね。
こんな状態だと分かったので、今年はこの時期に何度も行きそうな予感がします。
で、このクロマダラソテツシジミは「太地町立くじらの博物館」付近で撮影。
付近には多くのソテツが植えられていたのですが、私が確認できたのはこの1雄のみでした。
12月は蝶を対象にしてのお出掛けは一度も無く、仕事で現場に行った「ついで」の下見行動が3回。即ち、
上旬に京都府旧京北町でギフとキマの下見。
中旬に左京区でキマの下見。
下旬に滋賀県でビアの下見。
と至って大人しいものでした。
以上で長々と続けました2009年01月〜12月の行動概略はおしまい。
数えてみるとフィールドで蝶を対象に行動した日数はちょうど100…。
あいかわらずでございます。

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