2011年06月28日
本ページの更新、普段は夕方の店番をしながら打ち込んでおるのですが、最近、店のPCがまともに使えません。
というのは、この暑さで、起動はするものの、少しでもCPUに負担がかかると「ぶちっ」と電源が落ちてしまうからなんです。
いよいよPCの買い替えをしなけれならない状況なのですが、売り上げがあまりにも少ないので、
中古のXPマシーンにしておこうかと思っております。
さて、06月26日(日)は鳥取県西部〜島根県東部にかけてキマを対象に探索していたのですが、
このお話しはまた後日、書くかも…。
なので、今日は06月19日(日)の続きです。
皆さんご存知かもしれませんが、有峰林道に入るには、朝06:00〜夕方20:00までに料金所ゲートを通過しなければなりません。
↑の場所に06月19日の朝06:00の時点で立っていたい私にとって、06:00のゲート通過では間に合いません。
ということは、06月18日の夕方20:00までに飛越トンネル先のゲートを通過しなければならないので、少々長居し過ぎた割石温泉入浴後、
山吹峠と飛越トンネルを必死で越え(こういう道では軽1BOXの非力さが顕著に出てしまいます…)、結局、ゲート通過時刻は19:50でした。
2011年06月30日
私事ではございますが、キマリン絶好調!
「うっわ、ホンマにおったわ…」と呟くことが、しばしばでございますよ。
まあ、京都市とその周辺での探索結果ですから、毎年のことなんですけどね。
ところで、06月13日から本日30日まで、キマリンを採らなかった日は18日と19日の2日間のみでした。
もっとも、18日は午後から有峰湖へと向かい、19日は大多和峠に立っておったのですからキマリンを採っていなくて当たり前。
けれども、この両日共に無理をすればキマリンを採れなくもなかったのです…。
特に19日は無理してでもキマリンを採っておくべきだったかな?と思っております。
というのは、「同一日・同一採集者ラベル」の新鮮なギフチョウとキマリンを並べるなんて、
そうそうできる事ではありませんからね。
さて、有峰湖周辺のギフチョウのお話しに戻ります。
この06月19日という日付にまで進んでしまいますと、いかに有峰湖周辺といえどもギフチョウの採集可能地点は限られてきます。
「大多和峠に立っておった」 と書いたのですから、まあ、私が行ったポイントは判っているようなものですが、
ハッキリ書くのはよろしくないかもしれないので、何処かはぼかしておきますね。
けど、実際行ってみて驚きました。色んな意味で、こんなにも素晴らしい場所があるんですね〜。
この日付ですから、ご覧のように汚損した個体が多かったのは事実でございます。
しかしながら、雌は新鮮な個体も混じりましたし、雄でも新鮮とまでは言えないものの、
汚損にまでは至っていない個体もそこそこ見られました。
2011年07月03日
「ワシは、キマの話しが読みたいんやけど…」
と思われている方が多いのは承知しておりますが、有峰湖周辺のギフチョウのお話し、最後にコレ↓だけUPさせていただきます。
超新鮮、排泄後5分以内と推定されるクマの糞(で間違いないと思う)ですね…。
排泄後5分以内と推定した理由ですが、パラパラと降って来るブナ休眠芽の鱗片が糞上にほとんど乗っていないことと、
ポイント付近にはあれほど沢山居たハエが未だ全く飛来していないという事実からでございます。
気温が低ければ、おそらく湯気が上っていたと思われます。
これを見た瞬間、流石にびびったのですが、ココまで新鮮なブツにはなかなかお目にかかれないだろうということで、
臭いを嗅いだり(因みにあまり臭くなかった)、しげしげと観察したり(クマザサと推定される繊維質が多かった)、
広角・マクロ・ストロボ非発光等色んなパターンで数ショット撮影し、この場を後にしたのですが、
気のせいか背後に視線を感じたよーな…。
これで2011年のギフチョウは終了。
不作と言われた今年にしては、そこそこ多くの個体を採集できたのですが、
秋田県へ行けなかったのがココロ残りでございます。
2011年07月06日
伏見屋店舗で使っていたVistaのデスクトップパソコンがとうとう壊れてしまいまして、現在、↓こんな状態で更新しています。
7インチのノートパソコンは、車中泊時にyoutubeからDLしたお笑い動画を見るために持っていたものですが、
急遽、店舗へ投入いたしました。
デスクトップ用の大きなモニターにつないだので、老眼でも文字は読めるのですが、キーボードが小さ過ぎ!
打ち間違いが頻発し、かなり辛いです。
なので今日の更新はこれだけにしようかと思ったのだけれども、キマリンの現況を少しだけ書いておきましょう。
一週間から10日遅れで始まった京都市とその周辺ですが、ここへ来て遅れを取り戻し、
ポイントにもよりますが現時点では「3〜4日遅れかな?」といった印象です。
従いまして、京都市の市街地周辺は既に終了となりました。
残るは、ここには書けないあんな所やこんなとこ…、あと10日間は楽しめると思います。
2011年07月09日
壊れてしまった店舗用のVistaデスクトップ、パソコンに詳しいお得意先様に修理していただき、
復活いたしました。
電源は入るのだけれども、Windows起動直後や起動中に突如電源が落ちるという壊れ方だったのですが、
BIOSのCPU Shutodown Temperatureを80℃に設定し直していただくだけで不具合は解消。現在、快適に作業できています。
それにしても驚いたのはBIOSの温度設定画面、「華氏」表示も同時に出るとは…。
パソコンって、やっぱりアメリカの機械なんですね。
で、今日はキマリンのお話です。
上の画像は京都市内、写っている大通りは三条通で、蹴上付近から山科方面に向かって撮ったものです。
手前の花はサンゴジュ、キマリンが最も好む吸蜜源です。
「あんた、まさかこんな所でキマを狙ってたんとちゃうやろなぁ?」
と、お思いでしょうが、実はその通りでございました。
現在でも、蹴上でキマを採るのであれば、インクラインの線路より南禅寺側でやるのが普通だと思いますが、
今さらそのようなポイントに出向いたりするのは、いかがなものかということで、
敢えてこのサンゴジュへの訪花個体狙いでした。
「こんな幹線道沿いで、キマが採れる訳ないやろ!」
というのが皆さまの素直なご意見だとは思いますが、実はキマって妙な所に居ることがあるんですよね。
突然ですが、この「妙な所に居る(テリを張る)キマ」という話題だけでネタになることに今気付きました。
いずれこのお話しを書きますね。
さて、三条通り沿いのサンゴジュですが、叩いてみた結果、キマは出ませんでした。
けどね、ココに居るんじゃないかなっ?と思ったのには理由があるのです。
もちろん既知の蹴上ポイントに近いということもありますが、それよりもこの位置が、三条通りを挟んではいるものの
「蹴上浄水場」が見通せる場所になっていることが最も大きな理由でした。
すいません、あまりにも暑いのでココで一旦切ります。続きは来週書かせていただきます。
2011年07月11日
突然ですが、キマリン、好調です。
07月09日(土)は、生息していてもおかしくない場所なのだけれども、
発生木と推定できるような美味しそうな木は見当たらない場所でやってみました。
「この付近のどれかの木で発生しているものであれば、テリを張るのはココじゃ!」
と突入してみたところ、ホンマに飛んでおりました。
この「発生木を推定できず」の場所で見つけるのは、とっても気持ちがよろしいのですよ。
京都市とその周辺の場合、キマはやっぱり『雰囲気』ですわ。
これで今シーズン5ヶ所目の新規開発ポイントとなりました。
さて、蹴上三条通沿いサンゴジュ訪花狙いのキマリンのお話に戻ります。
上の画像は今年5月のGWに、一般公開された蹴上浄水場の中から南禅寺方面を望んでいます。画面中央左上に写っているのが
南禅寺の山門ですから、所謂蹴上のポイント全般がこの画像内に納まっています。
そして画面右側に写っているのはサクラの幹、これを強調しようとストロボ強制発光で写してみたら、
何だかイマイチの絵になってしまいましたね。
このようなサクラが浄水場内の斜面から谷的地形になった場所に至るまで多く植えられており、
絵に描いたようなキマリン・ポイントの様相を呈しておりました。私に採幼の技術があれば、多くのギャラリーの下、
チョッとやってみたかも知れません。
まあ、私に採幼の技術が無いのは皆さんご存知の通り、成虫しか採れない中途半端なキマ好きなのでありますから、
成虫期にココを訪問したいところなのですが一般人に入場が許されるのは05月の数日間のみ、
悔しいことに06月の中旬は入れないのです。
そこで、蹴上浄水場内で発生したキマリンが、このサンゴジュ上でテリを張るとまでは言わないけれど、
訪花には来るのではないかと思ったんですよねー。(キマって意外と発生地から離れたりするんですよ)
けど、やっぱり、あきませんでしたわ…。
2011年07月14日
今、京都府某所でテリ待ち心中して帰ってきたところです。
それにしても、この某所では私とT先輩が何度返り討ちに遭ったことか…、やっぱり居ないのかも知れません。
06月13日以降本日まで、採集可能日に出動したのに全く採れなかった日が2日、何らかの理由で採集に出掛けなかった日が3日ありました。
でありますから、延べで27日間はキマを採っていた訳です。
けど、これでボチボチ近場のキマは終了、あとは遠くの山キマに挑戦する予定です。
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