2011年07月16日
07月14日に「ボチボチ近場のキマは終了」とか書いておきながら、昨日07月15日は「もうこれで最後だから」
と16:30に店を出発し18:40の帰店、〔〕雄のお持ち帰りでした。
このような高効率ですから、新規ポイントには挑戦せず、既知ポイントに行ってしまった訳です…。美しくありませんね。
一転して明日と明後日は、中国地方の山キマ新ポイントに挑戦です。出発前の今は、
「もう採れたも同然! この画期的新産地、黙ってられるかな…、ポロッと言うてしもたらどないしょ」
などと思っているオメデタイ私です。
それでは休み明けをお楽しみに…。
2011年07月19日
キマ狙いの島根県ツアーですが、皆さまのご期待というか、予想通りにコケてしまいました。
ハッキリ言って、カスリもしなかった訳でございます。
このようにネタの無い状態で、どんな事を書けばよいものやら今のところまとまりません。
「疲れてなんかいるものか!」という状況から身体が回復すれば、指が勝手に動いてエーかげんな事を書けるのですが、
今日の所はチョッと無理のようです。
けれども次回以降、羊頭狗肉的ではありますが、島根ラベルの「キマ」と「ヒメ」については少し書けるかな?
と思っております。
(なんぼなんでも、ヒメキマダラヒカゲとかヒメキマダラセセリのお話しではありませんよ)
2011年07月21日
やっぱり、広島県〜島根県にかけての山キマと言えば、現在確実に生息しているS入山から、
噂の絶えないU月山付近にかけてを中心に探すのが常套でしょう。
ということで例によって1/25000地形図を眺めていると、某所にかなり広い範囲で荒地マークの描かれている地域が目に留まりました。
その上その付近の等高線の間隔は詰まっておらず、緩やかな地形である事が読み取れ、この時点で脳内には草原が広がり始めました。
また、その付近の山の名前をキーワードにGoogle検索を掛けてみたところ、的確なページはほとんどヒットしなかったのですが、
どうやら「湿地」と「牧場」が存在しているようでした。
こうなってくると、「キマリン、採れたも同然!」という短絡思考に至る訳でございます。
以下、その短絡思考から妄想へと発展する過程を記しておきましょう。
牧場と言えば草原、草原と言えば広島県のS入山。
牧場と言えばカシワ、牧場のカシワと言えば兵庫県のK山。
草原とカシワのセットと言えば、兵庫県のSヶ沢。
そー言えば、広島県のS入山にもヒメシジミの居てる湿地があったなぁ。
湿地とカシワのセットと言えば、岡山県のH田やO原高原。
それから兵庫県のA原も、ある意味湿地やしぃ。
といったキマリンの生息地例がアタマの中に渦巻き、「湿地と草原とカシワが同所に存在する」という、
とてつもなく美味しい環境で、キマリンが乱舞しているに違いない!と思い込むようになったのが7月の上旬でございました。
2011年07月24日
カシワまであるように妄想しておりましたが、実際訪れてみるとカシワは全く存在しておりませんでした。
どーしてカシワまであると思い込んだのでしょうね、やはり妄想というものは独り歩きしてしまうものなのでしょう。
まあ、カシワこそありませんでしたが、元放牧場と推定される場所は草原になっておりましたし、
地形図の読みから湿地があるとすればココだろうという場所には、ちゃんと湿地が存在しておりました。
そして、モドキも居たのじゃないかと思われるこの湿地の中では、

ハンカイソウかな?を訪れる、こんなセセリや、

食草と推定される植物上に静止する、こんなシジミが見られました。
ここで上の画像内に写っている種の和名をまともに書かなかったのは、検索エンジンで辿り着かれるとチョッとマヅイのではないか?
と思ったからなんです。
全国的にみると、どーって事のない種類ですが、現在の本県におけるこの2種はけっこう珍。ええラベルだと思います。
私自身も、両種の新鮮な個体を得るために、来年再訪しようかと思っているほどなんです。
というのは、早くしないと湿地そのものが埋め立てられてしまいそうな雰囲気なものですから。
それにしても某保全協会、私たちが機嫌よく採ってる種を採らせまいと、行政とつるんで暗躍したりなんかせずに、
私たち採り屋に先駆けてこういう湿地を発見し、先手を打って湿地という環境そのものを残すような活動ができないものでしょうかねぇ〜。
そうしておけば、モドキなんかは今のような状況にならなったかも知れないのに…。
モドキについては今さらながらに譲渡等まで禁止したりして、かなりヒステリック。
私たち蝶屋がそんなに憎いのかなぁ?
今ならまだ間に合うので、
「ふしみやさん、『行政に取り入る』とか『地元の方を洗脳する』という得意技を駆使し、
湿地の埋め立てを阻止してみせます!」
と、お声掛けくだされば、この場所をお知らせしても、よろしおすえ。
なんせ、おうちら、蝶々さんの居てはる場所を、よー見つけやーらへんみたいどすさかい、わたしらが教えたげんと…。
2011年07月27日
真意が別の所にある京都人的言い回し…、WEBにUPされた文章では雰囲気が伝わり難く、アカン文章でしたね。
失礼いたしました。
ここからは前の日曜日、07月24日のお話しになります。
この日の最終目的地はO高原。そう、またしてもキマリンを対象にお出掛けしておりました。
「どんだけ採んねんな? エエかげんにしときーさ」
とのお声が聞こえてきそうですが、私、好きなんですよ…。
京都からO高原へは、中国道を院庄ICで降り、国道179号線経由で行くのが一般的でしょう。
元々はこのルートで行くつもりだったのですが、07月18日に島根県から国道9号線を使って帰る途中、
「鳥取道」なる高速道路が、かなりの区間で完成しているように見受けられたので、この07月24日は
巷間「キマルリ街道」と呼ばれている国道9号線から鳥取道に入り、鳥取県側からT峠を越えてO高原へと至るルートを選択いたしました。
このルートを使うとは言え、対象種がキマリンですから、05:40に自宅を出発し、
真っ直ぐに行ったのではテリタイムの6時間前ぐらいに現地到着してしまいます。
ならば、せっかく「キマルリ街道」を走って行く事ですし、途中で寄り道をしてから行きましょう。

そこで先ずは、↑のS沢高原(別名:ダニヶ沢高原)に寄ってみることにいたしました。
2011年07月29日
この07月24日という日付では、さすがに終了しているだろうと思いつつ、ここS沢高原への訪問でありました。
到着したのが9時前で、それからカシワをペシペシ叩きながら草原をぐるりと一周、10時前に終了です。
結果、出てきたキマリンは4頭で内2頭はどこぞへと飛んで行ってしまい、お持ち帰りはスレた2雌でございました。
キマリンの他に、カシワを叩くと出るハヤシミドリ、アカシジミ、ミズイロオナガ、ウスイロオナガ
といったゼフィルスもハヤシの雌以外は全て激しく汚損しており、密かに期待していたホシチャバネセセリも見られず、
ホソバセセリが元気に飛び回るだけでした。
それからココは、ダニがすこぶる多いと聞いていたのですが、思っていた程の個体数ではなく、
約5分に一度の割でチェックするときに両足に付いているダニの数は平均で10頭程度、しかも各々のダニはあまり大きくありません。
これならまだガマンできる範囲です。
07月18日に行った島根県のヒメヒカゲのポイントなんかでは、約3分に一度の割で払い落としていたにもかかわらず、
両足から両腕に付着して来るダニの数は毎回約20頭、しかも小豆粒大の個体まで混じり、「ひぇ〜ッ」
といった状況を経験した直後でしたから、ここS沢高原のダニは許せたのでしょうね。
さて、S沢高原での採集を10時に切り上げたので、次は年1化のウラナミジャノメを見に行きましょうということで、

訪れたのは、↑ここ。
海ウラナミの生息地です。
2011年08月01日
07月29日にUPした画像は、かなり鬱蒼としており「ホンマに海のそばなんかいな?」と思われるような環境ですが、
樹々の切れ目、見通しのよい場所からは、青い海がチラチラ視界に入ってきますし、
鬱蒼とした森の中に付けられた遊歩道の行き着く先は、左の画像の灯台になります。
一昨年、当地で海ウラナミ (海の近くに生息するウラナミジャノメの意、決してウラナミシジミの事ではございません)
を狙って訪れたのですが、そのときはどうやらフライング気味だったようで私は1頭も見る事ができませんでした。
(前日には某氏により1頭得られていたようなので完全にフライングではなかったのですが…)
そして今回はフライングではなく、反対に時期遅しでございました。
見られた海ウラナミの個体数は多かったのですが、その全てが汚損しており、
「チョッと、あんまりやなぁ…、けど、もう1回来るがどーか判らんし、一応、採っとこ〜」
と意地汚く☆〜〔〕頭をお持ち帰りしておきました。
未だ展ってませんが、きっと 「何でこんなん採ったんやろ…」 と展翅中に呟きそうな予感があります。
この海ウラナミの他に当地のイイ蝶としてはホシミスジとヘリグロチャバネセセリの2種が生息しているのですが、
ホシミスジは悲しい程汚損した個体を約10頭目撃し、ヘリグロチャバネセセリについては完全に終わっていたようで
1頭も見られませんでした。
当地での行動を12:45頃に終了し、ようやく最終目的地のO高原へと向かったのですが、途中、
鳥取市内のスーパーで昼食の太巻き寿司を購入したり、鳥取県内山間部の谷筋では良さげなサクラを見かける度に
クルマから降りてゴソゴソしたりしていたので、O高原への到着は15:30頃になってしまいました。

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