上の地図内x1地点から、千代川左岸を川上方向へと進行、
地図の河原郵便局付近までは堤防の耕作地や民家側斜面に状態の良い草原がけっこう広範囲に存在し、
断続的ではありますがミヤコグサも生えておりました。
特に、河原郵便局付近の民家側斜面には膝丈ほどの草原内には多くのミヤコグサが生えており、
かなり真剣に探したのですが、成虫はもちろん、ミヤコグサにナメ喰いの痕も見い出せませんでした。
そして、河原城を背に河原橋を渡り右岸へ。
←に写っている良さそうな斜面(x2地点から撮影)は高速道路の盛り土部分なのでシルビアシジミの生息は望めません。
もっとも、米子道には居た(居る?)そうなので探してみるべきだったのかも知れませんが、今回はスルーしました。
また、この八東川堤防も探索したかったのですが時間と体力とを勘案した結果、今回はやめておきました。
2012年10月16日
以下、10月13日に貼った地図↑を参考にお読みくださいね。
八東川を渡り、再び千代川堤防の探索、今度は右岸を海方向へ進行です。
この右岸、幹線国道の53号が近い距離で平行しているせいか、堤防斜面と耕作地が連結している部分が少なく、
シルビアシジミの生息可能環境がほとんどありません。
辛うじて、上に貼った地図内「水道局」の少し上流になる川側斜面で数株のミヤコグサを見い出したのみでした。
ただ、この辺りは堤防が二重で、堤防に囲まれた内部は稲作中心の耕作地になっており、
「川側斜面」と言ってもこのミヤコグサが生えていた斜面は、間に自転車専用道を介するものの、
雰囲気的には耕作地と接するイメージでした。
結局、河原橋から新袋川合流点までの千代川右岸堤防は、そのほとんどがダメ環境でした。
けれどもたった一ヶ所、三洋製紙の工場付近の狭い範囲のみ「もしかすると…」と思えるシバ草原だったですが、
その内部にミヤコグサは見い出せず、「チッ」と呟きながら新袋川の左岸へ…。
鳥取県鳥取市におけるシルビアシジミの記録としては「袋川」というのを何処かで読んだ記憶があったので
x3方向へ向かった訳ですが、「袋川」って、「新」と「旧」の2本あるんですよね。
「どっちの方なんやろ?」
との疑問を抱きながら、先ずは新袋川で探索です。
「新袋川」という看板が写っているので ←コレを貼ったのですが、この画像では肝心の堤防環境よく分かりませんね。
実際は、画像中央から左に写っているような斜面が両岸共に延々と続き、見た目は「良いかも?」
と思わせてくれるのですが、その中にミヤコグサは確認できずシルビアシジミの香りも感じませんでした。
結局、この「新袋川」では地図内のトレースラインで示したようにJR線より下流の橋で折り返し、
再び千代川の千代大橋を渡って駐車地点Xへ戻り、自転車での探索を終了と致しました。
そして、やはり「旧」の袋川も気になるのでクルマで移動し、地図内の
←x4付近を歩いてみたのですが、ミヤコグサすら全く確認できずに終わりました。
こうして、鳥取市ラベルのシルビアシジミは予想通りの完封nullだったのですが、自分自身の目でそれを確認できたものですから、
私としては満足しております。
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