2013年03月17日
この天気ならば、まさに今頃、静岡県では今年お初のギフチョウが飛び始めたことでしょう。
静岡県のギフチョウは、一度も見たことがないので行ってみたいのですが、採る気満々の私が採集禁止の当地へ行くのはNG。
仕方がないので今日は、作業場でキマリンとビアの標本撮影をしております。
突然ですが、↑は日本蝶類研究会のフィールドサロン誌です。
「ゆうメール」と赤字で印字された小さな封筒が2011年04月に来てから、
2012年12月に画像中央のNo.22が来るまで20ヶ月も音沙汰無し、
それからまた約3ヶ月の間を空けてNo.23が03月14日に配達されました。
そして、このNo.23が入っていたのが左上に写っている淡いブルー色の封筒。
見慣れない封筒だったので、「また店宛てに来たDMかいな…」と思ってそのまま古紙回収用の箱に放り込みそうになったのですが、
宛名を見ると見覚えのあるフォントとレイアウトで個人名が記されています。
「あっ、これはきっとフィールドサロン誌だわ」と思ったので開封してみるとその通りでした。
このNo.22とNo.23が発行されるまでの経緯を断片的にではありますが知っている私には、
「民間企業名が印刷された封筒と、薄くなった印字の宛名シール…、
きっといろんな事があったんやろなぁ〜」
との想いが過ぎり、ここまで漕ぎ付けられた皆さんのご苦労に頭が下がる思いです。
2013年03月20日
前回、03月17日付けで書いた文章の続きです。
日本蝶類研究会に参加しておられない方には何の事か分らないと思いますが、書いておきます。
私に国語力が無いからなのでしょうが、日本蝶類研究会の主宰が03月18日付けでUPされた文章、これがイマイチ理解できません。
なので、私の立場を中心にして、私なりにまとめてみようと思います。
先ずは私の立場を書いておきましょう。
2010年度(本来2010年04月〜との決まりだったが、2009年度最終号No.20の発行が2010年08月にズレ込んでいた為、
既に2010年度との表現はオカシイ状況)に発行予定のNo.21〜No.29までのフィールドサロン誌9冊分の代金として10000円を支払済み。
なお、この時点でクローズドSNSである「日本蝶類研究会SNS(以後SNSと表記)」への参加は無料と謳われていた。
この、「フィールドサロン誌No.21〜No.29まで9冊分の代金として10000円を支払った会員」の方々を03月18日付けでUPされたページでは、
改定前会員(=私の立場)と呼ばれています。
次に現状ですが、2010年度のフィールドサロン誌は2013年02月時点でNo.21〜No.23までの3冊しか発行されていません。
残るNo.24〜No.29までの6冊は3年近くも未発行という状況が続いていますが、SNSは現時点まで継続的に無料利用可能でした。
そして日本蝶類研究会の主宰が2013年03月18日にUPされた膨大な量のWebページによると、
1: 日本蝶類研究会は2013年04月01日以降、全く新しい制度で発足し、新会員も
募集します。
2: 未発行のフィールドサロン誌No.24〜No.29の内No.24については2013年3月
現在、編纂が始まっているので近日中に発行し、改定前会員へ発送の予定。
3: 残るフィールドサロン誌No.25〜No.29の5冊(1111.11円/1冊×5≒5556円)
についても、必ず発行する。
4: 改定前会員が、フィールドサロン誌No.25〜No.29の5冊を不要とする場合、
その意思を表示した書面を主宰宛てに送っていただければ、
5556円の返金に応じる用意がある。但し、返金期限は設けない。
5: 改定前会員の皆様へのお願いとして、5556円の返金要求をするのではなく、
何時までに発行すると約束していないフィールドサロン誌No.25〜No.29の
発行をあたたかく見守り、待って欲しい。
6: 2013年04月01日以降、SNSの利用料として月額500円を徴収することに決めた。
7: SNSの利用料金は年額前納特典として、500円×12ヶ月=6000円のところを
5556円に割り引く。
8: 6の規定により改定前会員が、2013年04月01日以降もSNSを利用したい場合、
500円/月もしくは5556円/年の料金を支払わなければならない。
と、ここまでは私なりに整理し、理解できたのですが、よく解らないのが
このページ内の下記のくだり、
【現状の運営に際し資金難を極めておりますため、できれば29号分発行までお待ちいただきたいと思います。
ですが、このたびの改定によってWEBの一部を有料化いたしますため、その適用を30号以降とお考えの方には、
フィールドサロン誌24号をもちまして発送を終了し、
25号以降の予約金5,556円を正会員会費の年一括の割引き会費へと振替させていただけましたら大変ありがたく存じます。】
う〜ん、上記引用内『その適用』というのが何を指すのかよく分からないのですが、結局こういう事かな?
A: 改定前会員が5556円の返金を要求した場合、必然的にNo.25〜No.29の5冊は
送られてこないし、SNSも利用できない。
B: 改定前会員が5556円の返金を求めない場合。
i:正会員会費(=SNS利用料金)として、5556円を割引き一括払い
年会費へと振替した場合、2013年度の一年間についてはSNSを
利用できるが、これまで約3年間も発行を待っていた
フィールドサロン誌No.25〜No.29の5冊を受け取る事ができない。
ii:5556円をSNS利用料として振替えないと、SNSは使えなくなってしまう
が、フィールドサロン誌No.25〜No.29の5冊は必ず送られてくるハズ…。
ということになると思うのですが、読み間違えているのかもしれません。
けれども、AとBの両解釈が成り立つとすると、Aの場合は「これでサヨナラ」となるのでスッキリしますが、
上記4で書いたように何時返金されるのか分からないのですから、5556円が戻ってくるまでは、
「完全なるサヨナラ」はできません。
一方B-ii の場合、今迄SNSを利用していなかった改定前会員の方々と同じ状態。即ち、
「9冊分の誌代10000円は、確かに払い込んだハズなんやけど、
何時になったら送って来るんやろ…、いったいどないなってんねん!」
と叫びたくなる毎日が始まる訳です。
いずれにせよ、キッチリ清算するという事ができないようですね。
2013年03月23日
03月20日にUPした文章に、一部思い違いがあったので、03月22日の21:00頃に訂正しておきました。
ところで、日本蝶類研究会への参加の件、私自身はどうするつもりかと申しますと、03月20日付け文章内のB-i を選択する予定です。
このパターンを選択した場合、03月25日までにWEB上で手続きするように書いてありましたが、
フィールドサロン誌24号が到着してから記入しようと思っております。なんせ、これまでがこれまでですから、
「ホンマに24号を送ってくるのかいな?」と現時点では疑っている私です。
さて、こんなつまらない話しで少しなりとも悩むのはヤメにして、近々採りに行きたいギフチョウに思いをはせ、
標本画像のスライドショー動画を2本作ってUPしておきました。
より高画質の動画をご入用の方はここから跳んだ先のページ左上にある下向き矢印をクリックし、DLしてください。
より高画質の動画をご入用の方はここから跳んだ先のページ左上にある下向き矢印をクリックし、DLしてください。
こんなノーマルタイプばかりでなく、今年こそは杣山型を採りたいと思っております…。
2013年03月26日
ギフチョウですが、神奈川、静岡、北陸、山陰の各地で既に発生が始まっているそうです。
とりあえず、ギフチョウの顔を見ておきたいので今週末には北陸へ行こうと思っているのですが、
現時点の天気予報では微妙な感じ…、何とか採集可能な天気になってほしいものです。
2週連続で暗ぁ〜く標本撮影するのは嫌ですからね。
(実際、撮影中は作業場の照明を消しているのでホンマに暗い)
で、↑が最近撮影した標本です。
2011年以降は、これまで意識的にやってこなかった飼育を、シルビアシジミに限っては行うと決めたので、
このような標本がけっこうできました。
そこで悩んだのがラベルに使用する文言とレイアウトです。
私は、詳しいラベルが「カッコイイ」と思っているものですから、こんなラベルになってしまいました。
最も小さい文字は明朝体の4pt。600dpi×600dpiのレーザープリンタでは、このサイズが潰れずに読み取れる限界でした。
まあ、PCモニタ上で拡大しているからこそ、こうして読めていますが、4pt文字については老眼用の眼鏡をかけていても、
私には読み取り不能なんですが…。
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