遂にこの状態↑になってしまいました。
どういう事かと申しますと [カシミール3D] から国土地理院1/25000地形図の 『旧バージョン』 がダウンロードできなくなってしまったのです。
数ヶ月前から1/50000よりも小縮尺の地図が全くダウンロードできなくなっていたので、1/25000地形図もいずれできなくなるであろうと予想はしていたのですが、
ついにこの日がやって来ました。
現在、 [カシミール3D] の本家ページから無償配布されている Ver.9.0.9 をインストールすれば国土地理院の 「電子国土地図」
がこれまでと同じようにダウンロードできるのは判っているのですが、この地図ではダメなんです。
以前にも書きましたが現行バージョンの地形図は、旧バージョンに比べて情報量が少なくなってしまったんですよね〜。
特に、「送電線」と「植生界」の表示が無くなってしまったのが痛い…。こうなるとギフチョウやゴマシジミのポイントを絞り込むのが難しくなってしまいました。
まあ、 [カシミール3D] を経由せずに、国土地理院の本家ページに入れば旧バージョンの1/25000地形図を閲覧できるので自宅に居るときには問題ないのですが、
[カシミール3D] 経由で1/6000縮尺の.BMPファイルを手に入れないとキレイに印刷できないのですよ。
紙に印刷された地図が無いと、フィールドに持ち出せないではありませんか!
「エエ歳したオッサンが何言うてんの。近所に地図専門店もあるんやし、
しかも1枚270円しかせーへんのやから、さっさと買いに行きなはれ!」
とのお声が聞こえてきそうです。
ごもっともでございますね。
2013年11月24日
蝶を対象とするお出掛けは、10月中旬の沖縄本島を最後に1ヶ月以上ございません。
従ってネタが皆無なのですよ、困りましたねぇ。
仕方がないので、紅葉を撮ってきました。京都市左京区の吉田山でございます。
もっとも、真の目的は京大の11月祭、京大蝶研の展示会場で標本を見る事とSPINDA 28 の購入でした。
それにしても京大蝶研の展示会場、年々賑やかになってますねぇ〜。
多くの若い蝶屋さんを見ると、ホッとしますわ。
2013年11月27日
ネタがありません。
こんなときは淡々とギフチョウ標本画像です。
デジカメを購入した2004年以降は、展翅板から外すと同時に全ての個体を撮影しているので、
大量にある標本画像から引っ張り出してくるだけ(本当は編集がけっこう手間)でUPできるので、
これから暫くは標本画像が続くと思います。
手軽に見る場合、↑のYouTube動画は良い方法だと思っておりますが、UPした時点で大きさと画質がYouTube側の仕様に変換されてしまうため、
イマイチ迫力に欠けます。
細部まで見てみたいと思われた場合、こちらから跳んでいただくと、
いちいちクリックしなければなりませんが、大きな画像でご覧いただけます。
2013年11月30日
意表を衝いて紅葉です。一昨日、現場からの帰りにキマリンで有名な仁和寺で撮ってきました。
うむぅ、真っ赤ですな。
という訳で今日は 「赤」 つながり、↓は石川県白山市(旧石川郡白峰村)のギフチョウ標本画像ですが、大きな画像へ至る表はこちらです。
[ふしみやDB2005年版]を見ていると、この2005年05月の連休は、あまり遠くへ行かず北陸地方の山間部でゴソゴソしていたようです。
3連休の初日03日は、先ず白抜山に登って山頂付近でけっこう採集し大急ぎで降りて鷲走ヶ岳の登山口までクルマで移動。
走るようにして山頂まで登ったのですが、激しく汚損した1雄のみの目撃で「一応記録だから」とこれを採集。
またまた大急ぎで下山して今度は赤谷まで移動し、谷筋に近い所でウロウロしていたのでM氏にお会いできたのでした。
翌、快晴の04日は福井県旧和泉村九頭竜湖周辺の尾根を2本登ったのですが、まさかの目撃も無しの完封null。
これにメゲたのでしょうか05日は小赤谷を再訪し、以前から地図を眺めいて気になっていた崖マーク(ギフじゃなくてゴマね)に
上部から近づいてみようと藪を漕いで尾根まで登ってみると、ギフチョウさんが尾根に在るシャクナゲの花に吸蜜に来ておりました。
けっこう狭い範囲でしかシャクナゲは開花しておらず、そこに本種が集まっていたのでプチ乱舞といった感じだったと記憶しています。
崖の様子を確認しておきたいという思いがあったとはいえ、一日おいての再訪というのは美しくありませんでしたね。
2013年12月03日
前回、楓の紅葉を貼ったのだから、やっぱり今日は鹿でしょう。
2005年03月20日京都市右京区で撮影しました。
少々判り難いですが、このシカは防鹿ネットに角が絡まり、身動きがとれなくなっています。
このとき、防鹿ネットをほどいて解放するべきなのか、それともこのまま放置して淘汰されるべきなのか、
けっこう長い時間悩んだ記憶があります。
結局、「鹿の恩返し」を期待し、解放する方を選んだのですよ、私は…。
そして、唐突ではございますが2005年03月22日に本WEBページにUPした「最近のふしみや」の再掲です↓。
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最近、売上が少ないので、昨日の21日は快晴だっにもかかわらず店を開けておりました。従ってこの連休
は20日の日曜日だけがお休みでした。
で、20日はこのオフシーズン最後のギフチョウの下見に、京都市右京区へ行ってきました。
北区の産地から続く地域ですが、あまり良い環境ではありません。かろうじてカンアオイは見られまし
たが、たぶんダメのような気がします。などと言いながら、4月の10日頃には必ず行くのでしょうね。
結果、採れたら…、たぶん黙っていると思います。
・2013年12月03日追記
このミヤコアオイは上記シカの近くで撮影
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そう、黙っていたのです。
「鹿の恩返し」だったかもしれないギフチョウさんは、次回UPしますね。
2013年12月06日
その右京区産の6雄がコレ↓です。
ご覧のようにかなり汚損しておりますが、この2005年頃になるとシカの食害によるギフチョウの衰退という図式が明確になっていたので、
「鹿の恩返し」と浮かれていられるのは一瞬なのだろうと思い、「居るときに採る!」との方針でネットインした個体全てを、
お持ち帰りいたしました。
大きな画像はこちらからどうぞ。
2013年12月09日
「よっぽどネタが無いのやね」
と思われていることでしょう、まさに図星でございます。
フィールドに出ていないので、標本画像以外にはシルビアシジミ幼虫の顕微鏡画像ぐらいしかUPするものがございません。
10月上旬に和歌山県で採集した母蝶が産んだ卵は50個程あったようで、12月03日までに羽化した成虫は合計39個体でした。
この39個体で今年の羽化は終了ですが、幼虫があと4個体残っています。
上に貼った幼虫は、これらの内の1頭なのですが、脱皮直後からまったく動かず3日が経ちました。
飼育容器内にはけっこう新鮮なミヤコグサを入れているにもかかわらず、他の3個体もまったく摂食せずにじっとしたままです。
結局、この4個体はこのまま越冬して来春から成長するつもりなのでしょう。けれども来春目覚めた時点では、
ミヤコグサを調達することができないので、代用食のインゲンを与える予定です。
今年の03月に目覚めた鳥取県産本種のシロツメグサに対する食い付きは悪かったけれど、
この和歌山県産本種は、インゲンならば越冬後でも機嫌良く喰い付いてくれると期待しております。
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