2014年の近況集13

2014年の近況集13

  • 2014年07月01日

     先の日曜日、06月29日には嫁さんが帰ってきてくれたので、採集に出掛けることができました。
     ちょうどN先輩も上洛中だったので、N先輩御一行様(S先輩、T先輩、中一からの付き合いP君)と合流後はネットを封印。
     キマリンの採集ならぬ「撮影」をメインに、皆で楽しくテリトリータイムを過ごしました。
     ということで私は、↓のようなテリ張り中のキマリン動画を撮影。

     この動画、写っているのがキマリンなので何処で撮ったのかは明らかに出来ませんが、 青色鱗粉を全く欠いた個体、所謂キマクロですから京都市周辺である事は間違いありません。
     本個体の他に、裏面も写し込んだ青色鱗粉の乗った個体も動画撮影できたのですが、 それには環境と特徴的な音が入ってしまったのでUPできないんですよね〜、キマリンについてはホンマに気ぃつかいますわ…。

     

  • 2014年07月04日

     今週は日常に戻ったので、何とか平日にキマリンを採ってます。
     ただ、時間が充分にとれないので「探す」という行為には至らず「採るだけ」といった状態なので、美しくはないのですが…。
     京都市周辺のキマリンの気持ちが分かるようになってから10数年、毎年何処かで新ポイントを開発していたのですが、 今年はどーやら無理のようです。

     で、脈絡無くシルビアシジミの標本画像です。

  •  06月28日にUPした分は雌だけだったので、今回は同時期(2013年11月下旬)に羽化した雄です。
     前の4雌と同じく、和歌山県産の1雌から強制採卵し、現地採取のミヤコグサを全期間与えて飼育羽化に至らしめた4雄です。
     こうして見ると低温期に羽化した個体は、雄も青色鱗粉が発達するようですね。

     

  • 2014年07月07日

     う〜ん、世の中景気が良くなってきたのかもしれません。
     何故なら京都市内のキマのポイントが数ヶ所潰れたから…。

     どーいう事かと申しますと、最近、不動産が動いているようで(日本語になってないな…)、放置されていた造成地に家が建ったり、 草ぼうぼうだった更地がアスファルト舗装された駐車場になったりしております。
     こうなると、キマがテリを張りに来なくなるんですよね〜。

     京都市内の場合、山際の住宅地では、「更地がポイント」 という場合がけっこうあるんですよ。
     一部に土むき出しの部分があっても良いのですが、出来れば膝丈ぐらいの雑草で覆われた中、背の高いヤマゴボウが1〜2本デベソのように突き出た状態が理想です。
     このような場所にベストの時刻に訪れると、5分以内に×〜△頭は必ず得ることができるという、とっても美味しいポイントだったのですが、 今年はそのほとんどが潰れてしまいました。
     チッ、でございますよ。

     

  • 2014年07月10日

     私、台風はキライです。

     予定では11日(金)と12日(土)の2日間でアルミバルコニーの工事が終わるハズだったのですが、 今回の台風8号で1日後ろへスライドして、12日(土)と13日(日)の工事になってしまいました。
     13日(日)には島根県〜広島県でキマリンを探そうと思っていたのに、中止にせざるを得ません。
     まあ、仕事なので仕方ありませんな。

     ネタが無いのでまたしてもシルビアシジミの標本画像です。
     これまでは低温期羽化の飼育個体だったので、今回は高温期の成虫採集個体をUPしておきましょう。

  •  2012年08月14日採集、山口県萩市見島産の個体でございます。
     当日はかなりの降雨の中、湿ったメッシュネットで採集したので、普通に胸を押して三角紙に取り込んでいたら表裏共に酷く鱗粉が落ちていたでしょう。
     この見島ツアーでは、強制採卵用の雌を生体で持ち帰る予定だったのでフィルムケースを沢山持っておりました。
     そこで雄に対しても取り込みにフィルムケース適用した結果、ご覧のようにほとんど翅を傷めることがありませんでした。
     このときからフィルムケースの圧倒的な利便性に気付き、以後現在まで地這いシジミ類の取り込みには、 全てフィルムケースを使用しております。

     

  • 2014年07月13日

     今日は雨が降ったり止んだりのややこしい天気だったにもかかわらず、職人さんが工事に入ってくれて助かりました。
     おかげで本日無事に工事が終了、これで明日はチョッと仕事をナニできそうです。
     クロシジミか年一化のウラナミジャノメに行きたいところですが、いずれもやや遠いのが難点。
     やっぱりキマになるかも?です。

     そして本日の画像もシルビアシジミの標本…、ネタが無いのだから仕方ありません。
     前回、成虫採集の高温期雄をUPしたので、今回は成虫採集の高温期雌をUPしたいところですが、 雌は強制採卵に用いたので激しく汚損してしまい、展翅はしたのですがお見せできるような状態ではありません。
     なので、08月中旬強制採卵→09月中旬羽化の個体を貼り付けておきましょう。

  •  2012年08月14日に山口県萩市見島で採集した雌から得た卵を飼育し、羽化に至らしめた個体でございます。
     やはり高温期の個体は青色鱗粉の乗りが少なく、サイズも小さいので見栄えとしてはイマイチですな。

     

  • 2014年07月16日

     今日でも未だ、間違いなく採れるハズなのですが、昨日(07月15日)で今年のキマリン採集を終了といたしました。
     今年は06月02日から始まり、途中出られない日がけっこうあったものの昨日までの約40日間、 スキあらば出掛けてキマリンを採り続け、結局、昨年と同程度の数を採ったみたいです…。
     しかしながら、長い時間を採集に割くことが出来なかったので、ほとんどの場合は既知産地を訪れておりました。
     それでも何ヶ所かは新しい場所で探してみたのですが、やっぱり、そう簡単には見つけられません。

     そういえば、あまりにも美味しそうなココ↑で、やってみたのも今年で4回目になりますかねぇ〜。
     これまでに時期や時間を変えて探してみたのですが、結局、なーんにも出ませんでした。
     4回目(しつこいでしょ)にしてようやくではありますが、この場所での探索は諦めたという事で、画像をUPしておきました。

     

  • 2014年07月19日

     本日、午前中のみ仕事をし、お昼以降は妻なる方に伏見屋の営業を丸投げ。
     大阪空港14:20発の飛行機に乗り、宮崎へと出発いたします。
     目的は学生時代の友人との宴会ですが、一応、採集の予定も入っております。
     ということで、現時点では 「タッパン、採れたも同然」 と思っております。
     まあ、いつも通りの妄想ではあるのですが…。

     

  • 2014年07月22日

     先ほど入ったメールと、その内容に驚いて直接本人に電話をかけて確認したところ、私たちが現地を離れた後(だと思いたい!)から、 本日までの3日間で捌頭も採集されたそうです。

     次の目的地がけっこう遠方であったことから、私たちは12:00過ぎに現地を離れたのですが、これが痛恨の判断ミス…。
     「あと1時間粘っていれば採れたかもしれない…」 と現在かなり後悔しております。
     展翅するまで気付かないといった情けない状態ではなく、採ったその場で 「よっしゃ、採った!」 と喜びたいが為の訪問だったのに、 う〜ん、ココロから無念でございます。