2015年03月15日
宮崎県では既にシルビアシジミはもとより、トラフシジミまで発生しているそーです。
一方、京都はまだまだ寒いッ。外に出る気が起こりません。
という事で、今日は朝の07:30から作業場に籠もり、ひたすら[ふしみやDB2014年版]にデータを打ち込んでおりました。
そして先ほど18:05にラベル印刷も終了、これで展翅板から標本を外す準備ができました。
↑ご覧のようにミニスタジオもセット済み。
やっとこさ、標本撮影が始められます。
2015年03月17日
本日、静岡県でギフチョウが出たそうです。これだけ暖かいのですから、まあ、当然といったところでしょうか。
今日は暖かかったという事で、私も少々浮かれて滋賀県大津市に行って参りました。
ごらんのように比良山系には未だ多くの雪が残っておりましたが、本日、当地まで出てきた目的であるところの
ミヤコグサは、このように↑ちゃんと芽吹いておりました。
このミヤコグサを摘んで帰ったので、シルビアシジミの越冬を解除し、今日から給餌の再開です。
…と、近況はこれぐらいにして、2014年の補足に戻ります。
2014年の総括:10月
お読みくださっている皆さんにおかれましては、「もう飽きた」 ということになろうかと思いますが、10月もやっぱりシルビアシジミでした。
10月12日(日)は岐阜県の牧田川、杭瀬川、揖斐川の堤防を自転車で走り、シルビアシジミを探したのですがミヤコグサも見出せず、完璧のnullでございました。
↑この牧田川堤防なんかは、「ミヤコグサぐらい生えてるやろ…」というような環境に見えたのですが、生えてませんね〜。こんなに生えていない地域は初めてです。
過去に記録があるとされる牧田川と杭瀬川ですが、昔は本種が世代を繰り返すのに必要な面積と量のミヤコグサが生えていたのでしょうか。
それとも、この地域のシルビアシジミは、今でも沢山生えているヤハズソウや、局地的ではありますが生えていたコマツナギを食草としていたのでしょうか。
う〜ん、どうだったんでしょうねぇ。
2015年03月20日
もう春のお彼岸です。
もたもたしているとシーズンが始まってしまいます。
いや、実際、明日から私の今シーズンが始まるのです。
今日のお昼から伏見屋の営業を妻なる方に丸投げし、南の島へと行って参ります。
ということで、2014年の総括(補足)を今日で終わらせることに致しましょう。
2014年の総括:10月〜12月
この画像は10月19日にシルビアシジミ狙いで行った京都府福知山市の陸上自衛隊射撃場内にある 「的」 なんだと思います。
ここに向かって銃を構える 「射座」 部分は良く手入れされた芝生になっており、その内部にミヤコグサがけっこう生えていたのですが、
以前にも書いた通り本種は全く見られませんでした。
あと、ここで少々気になったのがクロシジミ。
極微量ではありましたが 「もしかすると…」 と思わせる香りを感じたのですが、アリがらみですからねぇ〜、何とも言えませんわ。
もっとも、場所が場所だけに調べに入るのは不可能なんですが。
この画像は京都府舞鶴市が観光スポットとして売り出し中の 「舞鶴赤煉瓦倉庫」 です。
11月03日に訪れた舞鶴市では、先ず海上自衛隊の各施設内芝生をチェックした後、舞鶴市役所の駐車場(無料)にクルマを停め、
ここ赤煉瓦倉庫群を訪れ建物周囲の芝生内を調べました。
結果、シルビアシジミの食草になり得る植物として、ヤハズソウとシロツメグサは生えていたもののミヤコグサは見られませんでした。
まあ、ミヤコグサが生えていたとしても、生息しているような環境でない事は初めから判っていたのですが、
最近、視界に芝生を捉えてしまうと、どーしてもチェックしてみたくなるのです。
結局、2014年の採集・観察行動はこの11月03日が最後で、12月は何処にも出掛けておりませんでした。
最後に、2014年中に採集・観察行動へとお出掛けした日数等を書いておきましょう。
出掛けた日数は合計69日、ファイルメーカーで言うところの「レコード数(データ数)」は683個。
最も印象に残った個体は、富山県旧上平村奈良岳のゴマシジミでございました。
2015年03月23日
この春分の日がらみ連休は、南の島へ行ってきた訳ですが、往路乗り継ぎ時の那覇空港で懐かしい機体を見かけました。
懐かしの南西航空SWALでございます。
この機体を見ると反射的に 「沖縄、来た〜っ!」 とココロのなかで叫ぶのは私だけ?
で、行ってきた南の島はどこかと申しますと、石垣島でもなく与那国島でもなく、宮古諸島でございました。
LCCで石垣島に飛んで西表島にしょうかとも思ったのですが、京都からだと朝一番の電車に乗っても関空発07:45のP社石垣便に間に合うかどーか微妙なので、
JAL便を利用し、↓のスケジュールで宮古諸島へと行って参りました。
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