2015年04月26日
今日は兵庫県の某所↓に行ってきました。
ここはこれまでに訪れたことがあるのですが、2回共お天気ハマリで目撃も無しの完封nullだった場所です。
標高が600m程度あるとは言え、今年の季節進行であれば既に時期が遅いだろうとは思ったのですが、
他に行く場所が思い浮かばなかったので相性の悪いココを選択しました。
これだけの好天ですから良い結果が得られて当然と思われたのですが、
やっぱり、相性の悪さはそう簡単に解消できないようです…。
2015年04月29日
今日は天気予報が良い方に外れて、思ったよりも晴れました。
天気予報を信じて中止にしなくて良かった。
やっぱり、行かないといけませんな。
↑の画像ですが、当然カタクリしか写っていません。
私の事ですから、本来写っているべきギフチョウは採ってしまうのです…。
2015年04月30日
昨日の昭和の日、この時期になると京都から日帰りで行ける範囲で鮮度良好なギフチョウを得ようとすると、
訪れる場所はかなり限定されます。
ということは、他の蝶屋さんとバッティングする可能性が高くなってしまうのですが、私としてはこの事態を極力避けたい…。
ならば、オリジナルポイントしかなかろうということで、天気の悪い日に下見してカンアオイを確認しておいた福井県勝山市の杉山を訪れる事にしました。
カンアオイを確認したのが a の辺りだったので、b の林道がクイッと曲がったあたりがポイントになるだろうと杉山集落内に軽トラを置き、
歩いて b 地点まで進んだもののギフチョウは全く見られません。
もう少し上の方まで歩けば何処かでポイントに行き当たるのではないかと思い c 地点まで行ってみたのですが結局1頭のギフチョウも現れませんでした。
ならばどーしたものかと暫く考え、「そう言えば去年、石川県側から大日山の途中まで登って見事返り討ちに遭ったなぁ…。けど、福井県側から登ったら居るかもしれん」
と途中で切れてる国道416号線を詰めて行くと、
こんな感じ↑で軽トラでの進行が不可となってしまいました。
「去年調べたとき、大日山への福井県側登山道はもう少し先にあったハズやから、ここからの林道歩きはパス…」 とこの時点で大日山への登山を諦めました。
こうして早々にアッサリと諦めたもう一つの理由は、地図を持ってなかったからなんですよねぇ〜。
この日は上記の「杉山」に必ず生息していると信じていたので、A4に印刷した杉山付近の地形図だけしか持っていなかったのです。
けれどもここまで来て完封nullで帰るのは何とも勿体ないので、蝶屋さんとバッティングするのは仕方ないと妥協し、
「ギフチョウ88が所めぐり」にも紹介されていたY倉に寄ってみることにしました。
このY倉辺りは手持ちの杉山付近の地図から外れていたので、地形図を読んでのポイント推定ができません。
そこで、ゆるゆると軽トラを流しながらキョロキョロし、「あそこがきっとポイント!」と思える場所が見つかったので行ってみると、
たーくさんのギフチョウが飛んでおりました。
「流石に『ギフチョウ88が所めぐり』で紹介されるだけの事はあるわ」 と感心しながら帰宅し、確認の為「ギフチョウ88が所めぐり」を開いてみると、
そのページにポイントとして示された場所と、私が訪れた場所とはけっこう離れておりました。
ということでこのY倉辺り、私は勝手に 「ポイントとして終わってるのとちゃうやろか?」 と思っていたのですが、今でも広くギフチョウが発生しているようです。
2015年05月02日
伏見屋金物店はカレンダー通りの営業なので、今日もお仕事でございます。
ところで、明日からの連休、何処へ行きましょうかね〜。
何処へ行っても4日〜5日にかけては天気が崩れるようなので、何とも気合が入りません。
やっぱり、幾分マシな予報が出ている越中〜越後方面かなぁ。
2015年05月06日
先程、車中4泊採集観察行動4日の連休後半ギフチョウ等ツアーより帰宅いたしました。
総走行距離1305km、越中→上越→飛騨→越中と廻りまして、どーにか4日間とも採集観察できたので、よろしゅうございました。
2015年05月07日
昨日はけっこうヘロヘロだったので、テキストのみ三行とアッサリしたものでしたが、
今日は連休後半ギフチョウ等ツアーのお話しをもう少し詳しく書いておきましょう。
冬の降雪量は多かったものの、04月下旬に好天が続いたので、いずれの産地でも平年並みか若干の遅れだろうと予想して出かけたのですが、
越中と飛騨は例年よりも多くの雪が残っておりました。(上越については例年の様子を知りません)
↓は05月06日撮影の桂湖方面へ至る道のゲートですが、
ご覧のように、「例年04月下旬までの閉鎖」と書かれているにもかかわらず、今年は雪が多く残っているので「05月下旬の開通予定」と変更になっています。
この「積雪が多いので…」という表現は、道路と交差する谷から流れ落ちてきた土砂まじりの崩雪が道路を塞いでいるので、除雪に時間が掛かるという事だと思います。
一方、ギフチョウが発生しているような斜面の雪融けはどんどん進む訳ですから、今年は道路の閉鎖が原因でよい時期に発生地に到達できないという事態が頻発すると思います。
2015年05月10日
今日もヘロヘロでございます。
高速道路走行を約500km含むとは言え、総走行距離が630km。しかも軽トラ。
そして自転車と徒歩による移動が約25kmで、累積標高差850M。
日帰りでこれだけやると、けっこう…、 「疲れてなんかいるものか!」 でございます。
2015年05月12日
数年前から、北陸道を利用するときには福井県の武生ICから流入するようにしています。
京都市山科区にある京都東ICから高速道路に乗った場合、自宅から京都東ICまでの市内走行35分と、
京都東ICから名神経由で武生ICまで1時間44分 (NEXCO西日本のページで示される標準タイム)
の合計で2時間20分の所要。
一方、全て下道利用で自宅から武生ICまでの所要時間は2時間35分。
そう、京都東ICから高速道路を利用しても、たった15分の短縮にしかならないのです。
しかも高速道路料金が2230円(軽自動車・ETC休日料金)も余分にかかってしまいます。
もっとも、自宅→武生IC間が2時間35分で行けるようになったのは、敦賀・今庄間を結ぶ木ノ芽峠トンネル (上部にギフチョウが生息)が10年ほど前に開通してから。
それまでは敦賀ICから流入していたのですが、以後、特別の事情がない限り、南庄スマートICか武生ICで流出入するようにしています。
連休後半ギフチョウ・ツアーの出発日05月02日は、午後から伏見屋の営業を妻なる方に丸投げした後、いつも通りに上記のルートを進行し、
ルート途中の木ノ芽峠直下今庄側にある 「今庄365温泉やすらぎ↑」 を利用しました。
ボディーソープとシャンプー付き、洗い場広くサウナと露天風呂有りで550円。(今年3月末までは500円だったそうです)
けっこう空いており、快適な立ち寄り湯でございました。
2015年05月15日
ツアーに出掛けると、毎日立ち寄り湯で入浴する訳ですが、このとき施設の入り口には必ずと言ってよいほど、「服を脱いでも着物を着ているヒトの入浴お断り」という趣旨の表示があります。
けど、これって、どーなん?
おそらく、施設側の考え方としては一般の方々がコワイ思いをされるのを未然に防ぎたいというのに加え、「そんなヒトが入ってた」
という風評が流布された結果、施設に閑古鳥が鳴くのを恐れての事だと思います。
その施設が、100%民間の資金で建設され、100%民間で運営されているのであれば、こんな表示があっても何ら問題ないと思うのですが、
公金を投入して箱物を建設し、公的(あるいはこれに準ずる)機関が運営する施設でこの表示は 「アカンやろ…」 と思うのです。
どのような方に対しても平等にサービスを提供すべき公的施設が、肌に何かを刻んでいる(最近、必ずしも社会の敵ばかりとは限らない)というだけで
そんなヒト入場お断りの看板を堂々と掲げてる…。
私としては、とっても厭な感じです。
日ごろから、「人権、人権」と喧しく言っているのに、「何かするかもしれんし、大多数が嫌悪しているのだから、それに乗っかって排除してしまえ!」 というこの態度。
公的施設がこれをやってはイカンと思うのですよ。
これを我々の立場に置きかえてみると、
「ムラの宝(蝶なんて本当はどーでもイイ)を盗りそうだから、大きな網を持って公道を歩くな!」
と言われているようなものだと思っています。