2015年07月16日
一昨日07月14日、↑の場所で 「テリ待ち心中」 したのを以って、今シーズンのキマリンは終了でございます。
正確に数えていないのでハッキリしないのですが、今年も展翅板12〜13本分程度は採っているみたいです。
産地としては京都府産が約80%を占め、残りが滋賀県産でした。
キマリンの採集において、昨年は会長に、一昨年は切り込み隊長にとハイリスクの会のメンバーに現地で偶然お会いしたのですが、
今年はポイントを完全に共有しているT先輩にお会いしただけでございました。
結局、今年の私的新ポイントは4ヶ所の増加があったものの、完全に潰れたポイントが1ヶ所と極端に個体数の減少したポイントが2ヵ所あったので、
採集個体数としては例年通りとなりました。
2015年07月18日
ここは往年の超有名ヒサマツ・ポイント。
07月14日は、まず在り得ないだろうと思いながらも近くにコナラの大木があったので、キマ目線で↑のあたりでもペシペシしておりました。
まあ、当然のごとくキマは出ません。
キマが居ったら、既に周知の事実になってますわな。
ところで伊丹の空港へは、時間通りに行けるのだろーか?
台風11号による大雨の影響でJRは止まってるし、名神も京都〜豊中間が通行止め。阪急も遅れが出ているそーな…。
午前中いっぱいまで仕事の予定やったけど、早い目に出発せなアカンかな。
2015年07月21日
07月18日は11:30以降の営業を妻なる方に丸投げし、宮崎県で行われる合宿に参加してきました。
台風11号による大雨の影響で徐行運転の阪急電車準急(特急や急行は運休しており、JRも動いてないので満員)に乗り、
通常の1.5倍の時間をかけて十三駅に到着。宝塚線とモノレールは通常運転だったので、どーにか飛行機の出発には間に合いました。
そして、前日に梅雨明けの発表があった宮崎県に到着してみると、↑のような大雨…。
空港まで迎えに来てくれたM君によると、「しばらくは晴れの予報だったのに、今日明日明後日と雨が続く予報に変わりました。もしかして台風を連れてきたんじゃないですかぁ」
と言われてしまいました。まあ、この状況ではこう言われても仕方ありませんな。
ところで上の画像は宮崎市(旧清武町)の清武川堤防です。
左手に傘、右手にネットの態勢でシルビアシジミを探したのですが、すぐに足元がびしょびしょになってしまったので10分も経たずに探索を終了。
もちろんシルビアシジミは見られず、根性無しの合宿初日でございました。
2015年07月23日
九州宮崎県合宿の続き、今日は07月19日です。
この日も基本的に雨で、時々止み間があったり日が差したりといった不安定なお天気。
宮崎県南部方面へシルビアシジミを探しに行く途中、日南市(旧南郷町)で、
アオバセセリ↑を下手な動画で撮ったりしながらシルビアシジミが居るのではないかと事前に目星をつけておいた場所に到着。
現地到着時には若干太陽も顔をのぞかせ、居るものであれば飛び出す状況だったのですが1頭のシルビアシジミも目撃できませんでした。
4人の蝶屋の目で探したのに全くヒットしなかったのは、生息していないか端境期という事なのでしょう。
ミヤコグサは豊富にあって環境も良好、私的には居ないのではなく端境期だと判断しています。
なので来年は時期を変えて再訪するつもりです。
午前中にシルビアシジミの探索を終了し、次に訪れたのは鹿児島県との県境に近い↓こんな草原。
事前にGoogleの衛星画像とストリートビュー、加えて国土地理院撮影1970年代の航空写真を閲覧し、
良好な状態の草原が過去から維持されているのが判ったので、プリントアウトした地図をM君に見せ、連れて行ってもらいました。
事前の妄想では良いヒョウモン(オオウラギンとかウラギンスジ)、良いセセリ(スジチャとかヘリチャ、悪くともミヤマチャバネ)、
良いシジミ(クロとかシルビア)が生息している予定だったのですが、いずれも見られませんでした。
草原の状態は良好だったんですけどねぇ…。
2015年07月25日
今日明日と安定した晴天のようです。
山ゴマには最高の天候ですが、諸般の事情で本日土曜日午後からの出発が叶わず、山ゴマは断念です。
キマは終わってしまったし、山ゴマに行かないとなると他にそそられるような種が無いので、
明日の日曜日はどーしたものかなぁ〜、いっそのこと採集には出掛けずに展翅外しと標本撮影で作業場に籠もろうかな。
実際、去年のゴマとビアが未だ展ったままなので、早急に外さないと今年これから採る分が展れないんですよね…。
さて、九州宮崎合宿の続き07月20日のことを書いておきます。
この日も朝から力強く雨が降っております。テレビの天気予報をチェックしてみると、時間の経過と共に悪くなる一方だとか…。
この予報を聞いた瞬間からココロが折れてしまい、早く帰りたくなってしまいました。
幸い、今回の帰路エアーは予約便変更可能の株主割引チケット(ANAの株主券はチケットショップで¥3500とけっこう安い)だったので、
宮崎発最終便を10:05の便に変更し、帰ってしまいました。
そして、13:00に帰宅、昼食と洗濯を済ませた時点で14:10。
「この時刻やったら、今年最後のキマリンに行けるやないの」 という事で、気になっていた京都の山間部へと赴きました。
ご覧のようにエエ感じのサクラの近くで佇んだのですが、結局はテリ待ち心中。
居ると思ったんですけどねぇ〜、やっぱり居らんかったみたい…。
2015年07月28日
07月26日(日)のことを書いておきます。
山ゴマは断念したのですが、これだけの好天で何処にも行かないと、null神様が憑依するのではないかと思い、
ゴマシジミに似た蝶を採りに行くことにしました。
かなり無理はあるのですが、ゴマシジミに似た蝶と言えばクロシジミ(雌)です。
この日は、起床したのが07:30頃だったので、あまり遠くへは出掛けられません。
本当は、白いクロシジミが居るという福井県に行きたかったのですが、この時刻からではチョッと無理。
そこで最初は、滋賀県・三重県の県境付近の三重県側で採って三重県ラベルを手にしようと思ったのですが、
そこはキリシマミドリシジミも居るという超有名ポイント。
そんな所に行けば、必ず蝶屋さんに出会ってしまうでしょう。
う〜ん、これはどーしても避けたい…。
ということで、H先輩からいただいた「滋賀県のチョウ類の分布」という本を取り出し、クロシジミの記録地名をチェックしてみると、
甲賀市某所でけっこう採れているようです。
この某所、あまり聞いたことのない地名なので蝶屋さんに遭う可能性は低いだろうと思い、そこを行き先とすることにしました。
実際、その地名の場所に到着してみると、「こんなん、何処に居てるんやろ…」 というような環境です。
………ではありましたが、なんやかやでポイントを見つけ、けっこう多くのクロシジミを得ることができ、何よりでございました。
あっ、そうそう、このポイントでクロシジミ(雌)を採っていると、二つの事で山ゴマを採っている錯覚に陥りました。
一つは 「ほんのり青いやん…」 と、もう一つは 「落ちたら死ぬかも…」 という事でございました。
2015年07月31日
次の日曜日、08月02日は今シーズン初の山ゴマに行けそうです。
ただ、行こうとしている場所は採集できたとしても法的には何ら問題無いのですが、みょーな方に絡まれる可能性があるので、
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