気になっている分野の話題が多く、なかなか読み応えがありそうです。
特に沖縄本島と慶良間諸島のリュウキュウウラナミジャノメについては、 「上手く表現できないけれども、なーんか違う…」
と私も思っていたので真っ先に興味深く読ませていただきました。
今日も2015年の補足を続けます。
2015年の総括:09月 その2
シルバーウイークの沖縄本島タイワンツバメシジミ探索における対象地域は、事前の調べで国頭郡東村に絞っておりました。
その理由は、東村地区からならば本種が残っている可能性の高い米軍演習場に入り易いのではないか? と思ったのと、
ここ東村では私の大好きなリュウキュウウラナミジャノメが普通種のように飛んでいると某WEBサイトに書かれていたからなのです。
その某WEBサイトですが、直リンをここに貼ったりするのはイケナイ事なので、「 アキノ隊員 協会 」 をキーワードに Google検索してみてください。
………如何だったでしょうか。
なかなか興味深いお話しが書かれていましたね。
東村におけるリュウキュウウラボシシジミの現状を講演しようとしただけなのに、異常なまでの拒絶。
現状を知ってもらおうと純粋な気持ちで講演を決意されたブログ主さんは、さぞや悔しい思いをされたことでしょう。
一方、拒絶した側の立場からすると、こういう事だったのではないでしょうか。
対象種の生息地が 「沖縄県の米軍演習場内」 と政治的に微妙な問題を孕んだ地域であることから、
こんなのに首を突っ込んでお上に睨まれでもしたら、せっかく仲良くなった***からいただいてる@@が無くなってしまうかもしれない。
となると、給与の捻出等も含め組織の運営に行き詰ってしまう可能性がある…。
ならば、講演希望者が被った航空券等の損出費用を負担してでも上京を阻止するのが得策である。
なるほど、経営者としては至極まともな判断だと思います。
それともう一つ感心したのは、講演を拒絶した理由に 「組織の未熟さ」 を挙げたこと。
なかなかの知恵者だと思います。
「まだまだ未熟、子供みたいなものですから」 と言っておけば、大人なら大目に見てあげたくなりますものね。
そーか、未熟でモノを知らんから、ダメな事だとは知らずに分布図をPKって立派なご本を発売したんだ。納得です。
それにしても勉強になりますね。
組織を保全し、上手くやっていくには 「こーするんだ」 とのお手本を示してくださっているのですから。
これからもその動向を注視し、そこで学んだ手法を経営に活かして小さな金物屋が生き残れるよう努力する所存でございます。
2016年03月28日
昨日の日曜日、03月27日は前日土曜日発表の天気予報を信じて何処へも行かなかったのですが、思ったよりも好天になったので
「失敗したな…」 とブツブツ呟きながら標本画像撮影に精を出しておりました。
2015年採集分の展翅外しと標本撮影、昨日の時点でギフチョウまでが終わったので次回からはキマに入ります。
2015年もキマで×00個体近く、ビアで○00個体以上、Ypthima各種で☆0個体程度は採っているので、撮影を終えるのは早くて05月末頃になりそうです。
さて、長々と続けてまいりました2015年の総括と言うか補足も今日で終わりにしておきます。
2015年の総括:09月 その3
シルバーウイークに沖縄本島へ行った以外では、シルビアシジミを対象に日本海側の兵庫鳥取島根の各県と京都府福知山市で探索したものの、
新規に開拓できたポイントは島根県の1ヶ所のみという結果に終わりました。
う〜ん、それにしても京都府福知山市。居そうだと思って何度も探しに行ったのだけれども、やっぱり居らんみたいです…。
2015年の総括:10月
10月ともなるとシーズンは終盤、出掛けたのは2回だけでした。
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