2017年の近況集02

  • 2017年01月21日

     うむぅ…。
     昨日、仕入先がまた1店廃業するとのお話しをうかがいました。
     この1年間で仕入先がバタバタと廃業し、これで4店目です。
     売り上げの減少に加え、商品の調達という面でも商売が難しくなってきたこの頃、市井の小さな店舗が生き残るには厳しい時代となりました。

     
    2016年の総括:02月

     「廃業するので、在庫商品を半値で買ってほしい」 との要請を仕入先から受け、西京区にある倉庫へと商品を見に行った帰りに某寺院付近でキマの下見をしたのが02月22日。
     その寺院境内と隣接する民家庭園に植えられたサクラはいずれも良好な状態で、キマの生息可能性を感じましたがネットを振れるような環境ではありませんでした。
     従いまして、成虫シーズン中に 「居るor居ない」 の確認には訪れておりません。
     毎年、○☆0頭以上採っている私ですが、採ることが叶わない場所を訪れるのは未だに躊躇われます。

     そしてこの02月にはもう一回、02月28日にはキマの下見として、↓を訪れました。

     ここは、蝶研出版発行フィールドスペシャル 「きまだらるりつばめ」 21ページに図示された個体の推定産地から地図上の直線距離で約630mしか離れていません。
     また、上の動画では判り難いのですが、土塁の上部に美味しそうなサクラが数本植えられています。
     こんな環境なので、キマがテリを張るとすれば土塁上部の空間を見張る枝がベストですが、もしかすると土塁下部の地面上というのもあるかもしれません。
     で、例によって06月中旬に採る気満々でこの地を訪れてみたのですが、なーんにも飛んでおりませんでした。
     まっ、そうそう思い通りに採れないのがキマですものね。

     

  • 2017年01月24日

     蝶屋なのですから運動不足の解消は、山間部や山際を歩いてギフやキマの下見をすべきなのでしょうが、 現在の京都市近辺は積雪の為、その方面へ行く気が起こりません。
     そこで一昨日の日曜日は徒歩で京都国立博物館へ行き、常設展示と 「特集陳列 皇室の御寺 泉涌寺」 を見学してきました。
     10:30頃に到着し、半分ほど見た時点でお昼になったので、再入場時に提示するスタンプを手の甲に押してもらって外出。
     近くにある 「〇〇大陸食堂」 という中華屋さんで、

  • 木須肉Bセット(税込み860円)↑をいただきました。
     主菜の木須肉は 「食べきれるのだろうか?」 というような量で餃子もこの大きさ、そしてご飯はこれで小なのです。
     また、店内は油煙に満ちており、もちろん店内何処でも喫煙可。
     ガテン系の方々や運動部男子御用達、なんとも言えず懐かしい昭和の中華屋さんでした。

     さて、今日も2016年の総括と言うか補足、03月その1です。

     
    2016年の総括:03月 その1

     03月06日に滋賀県の湖西地域でウロウロ、目的はキマの下見でした。
     キマには関係ありませんが、↓はこの日に撮影したカタツムリのペア。雌雄同体とは言え、多様性を獲得するため、するべきなんでしょうね、やっぱり。

     カタツムリはさて置き、キマの話に戻ります。
     この滋賀県湖西地域では、大津市市街地から過去に記録があるとされる旧志賀町北比良までは何処でも生息の可能性があると考えられます。
     ではありますが、ほとんど空白なのです。美味しそうなサクラは各所に見られるのですが、なかなかキマ成虫に行き当たりません。
     この日は 「これは採れたかもしれぬ…」 と思える場所が1ヵ所あり、実際、06月に成虫を得ようと再訪したのですが、 例によって完封のnullでございました。
     う〜ん、湖西地域は難しゅうございます。

     

  • 2017年01月27日

     寒いし、売り上げ悪いし、別にこれといって書くこと無いし…。
     今日も2016年の補足、03月その2です。

     
    2016年の総括:03月 その2

     末娘曰く、「受験が終わったら、出雲大社に連れて行ってほしい」 との事だったので、03月20日〜21日の連休に一泊二日で行ってきました。
     鳥取・島根方面への採集行と同じく、主に国道9号線を走って行ったのですが、遠いわぁ〜。
     採集の時はそんなに疲れを感じないのに、隣に娘を乗せて運転しているせいでしょうか、いつもと違う疲労感です。
     03月20日の夕方に旧平田町のビジネスホテルへと到着、もちろん今回は車中泊ではありません。連休だったせいかツインルームが取れず、シングルルーム2部屋で娘とは別々に宿泊。
     因みに今回、妻なる方は不参加。
     4ナンバー軽1Box後部席に座っての出雲大社往復は、苦行に近いものがあるので仕方ありません。

  •  翌21日朝に二人で出雲大社↑を参拝。
     これで娘の目的は達せられたので、今度は私の目的、シルビアシジミの下見です。
     とは言っても、京都の自宅まで8時間はかかるので一ヶ所だけ…、

    出雲市の神戸川堤防↑を訪れました。
     ここは海ビアの既知産地から地図上の直線距離で約8kmしか離れていない上に、事前のGoogleストリートビューでシルビアシジミ向きの草原を確認しておりました。
     従って、この土手にミヤコグサさえ生えていれば生息している可能性が高いだろうと思っての訪問です。
     娘を車に残し、各所を約40分かけて探してみたのですがミヤコグサは確認できませんでした。
     もっとも、03月21日という日付でしたから、この時期のミヤコグサは生えていたとしても極小なので見落としているかもしれません。
     ご覧のように環境は良好なので、シーズン中に一度は立ち寄るべきだと思っております。

     

  • 2017年01月30日

     前々回UPした 「カタツムリ交尾中」 の動画ですが、 YouTubeのメッセージ機能経由で 、

       私共は映像(主に映画)関係の制作会社なのですが、ただいま準備中の映画で
       「カタツムリの交尾」 の映像が必要な設定がございます。いくつもの動画サイトを
       探していた中で、fusimiyaさまの 「カタツムリ交尾中 Snail in copulation」 が
       イメージにぴったりであるという監督の意見がありました。
       つきましては、映像の利用をお願いできませんでしょうか。

    とのメールをいただきました。
     こういったオファーはこれで2回目、前回は 「京都国立博物館」 でテレビ局が、そして今回はカタツムリで映画関係が。
     私がUPするようなしょーもない動画でも、プロの方々はマメにチェックされてるんですねぇ〜。

     さて、今日も2016年の補足です。03月はこれで最後、その3です。

     
    2016年の総括:03月 その3

     03月23日に京都市左京区の住宅地内でキマの下見。
     この時点での評価は、「環境良好なので、シーズン中に必ず訪問すべきだ」 だったので、06月中旬に訪れました。
     採る気満々でテリトーリタイムに到着したのですが、この時は全く見られませんでした。
     ただ、この日は一つ前に訪れた個体数の多い既知ポイントでもあまり飛ばない、所謂 「テリ張りの弱い日」 だったので、 本当は生息しているのかもしれません。
     今年も行ってみるべきだと思っております。

     03月29日には恒例になった 「杣山型狙い」 で福井県を訪れた訳ですが、例によってカスリもせずにノーマル型をそこそこお持ち帰りという結果は既に書いてますね。

     最後に、末娘と出雲大社参拝に行く途中03月20日、鳥取県の境港市で娘が撮ってくれた画像を貼っておきましょう。

  •  砂掛け婆とのツーショット、珍しくふしみやが大喜びしております。
     けど、この着ぐるみさん、みょーにリアルで、けっこう怖かったですわ。