2017年の近況集17

  • 2017年09月16日

     台風です。どうしようもありませんな。
     この連休は大人しくしておけということなのでしょう。

     前回は岐阜県ラベルのミヤマシジミで完封のnullを食らった話を書きました。そこで今回は、nullではなかった08月27日の新潟県ラベルについて書こうと思ったのですが、 最近、取り扱いが微妙な種になりつつあるようなので、中途半端なままにしておいて続きは書かない方が良いみたい…。
     その代わり、同日帰路に立ち寄った富山県黒部市の動画を貼っておきましょう。

     ↑の場所は昨年ツマグロキチョウを採集した場所そのものです。
     今年も居ないものだろうかと訪れたのですが、動画内で私が喋っている通り、今年は全く見られませんでした。
     どうやら、安定して生息している場所ではないようです。
     なので、昨年の3雌は迷蝶由来の一時発生だったとするのが妥当なところでしょうね。

     

  • 2017年09月19日

     09月17日〜18日に台風18号が通過したからという訳ではありませんが、昨日はこんな所↓に行っておりました。

  •  短歌自体は覚えていたのですが、詠んだのは誰やったかいな? と調べてみると、能因法師 (69番) でした。
     能因法師か…、と読んだ瞬間、頭の中でアナグラム変換され、高校生の頃に読んだ筒井康隆先生の 「〇悩録」 を思い出して Wikipedia の画面を見つめながら独り笑ってしまいました。

     それはさておき、紅葉も始まってないのに、何しに行ったのかと申しますと秋期恒例になった 「自転車に乗って奈良県ラベルのシルビアシジミを探そう」 でございました。

     

  • 2017年09月22日

     シルビアシジミ、奈良県内おける前々回 (2015年) の探索は、佐保川の秋篠川合流点から大和川合流点までの左右両岸堤防でした。
     当時、この時の顛末を本ページにUPしたところ、親切な方が某SNS経由で 「奈良県における本種の記録は大和川右岸、竜田川との合流点付近ですよ」 とご教授くださいました。大感謝です。
     そこで今回は、大和川の佐保川合流点から王子町の適当な所までと決めて自転車に跨り、探索開始でございます。

  •  探索開始地点↑、佐保川と大和川の合流点。
     下流に向かって撮影、画像左が大和川で右が佐保川です。ご覧のようにシルビアシジミの生息環境ではありません。
     ここから大和川右岸を大阪方面 (下流) に進み、

    竜田川との合流点↑まで到達。
     過去に記録があるという場所ですから、気合を入れて探そうと思っておったのですが、探すべき環境が無い…。
     おそらく過去には良好な生息環境が存在していたのだと思います。けれども現在では、「100% 居らん!」 と宣言できるような状況でした。
     因みに画像中央左に写っている山と言うか丘が三室山だそうです。今は中腹辺りまで住宅が建っていますが、きっと古の昔は紅葉の名所だったのでしょう。

     さらに下って王子町の中心部、近鉄線の交差よりも少し上流↑です。
     これ以上大阪方面に進行しても良好な環境は現れないだろうと判断し、ここで探索を終了しました。

     結果、この日の探索範囲で辛うじて生息の可能性を感じるシバ草原があったのは、王子町内大和川右岸の↑だけでした。
     ここではかなり丁寧に探したのですが、ミヤコグサを見い出すことができず、もちろんシルビアシジミも見られません。

     例によって、半ば予想通りの完封nullに終わった09月18日(月・祝)でございました。

     

  • 2017年09月25日

     秋分の日の連休だというのに、出発2週間前でもマイレージサービスの空席が残っていたので、

  • ご覧のように、09月22日(金)の午後からと言うか10:30以降の営業を妻なる方に丸投げし、島根県は隠岐諸島、これまでに訪問したことがない「島後」へと行って参りました。

     これまで3回に分けて訪れた「島前」の知夫里島、西ノ島、中ノ島へはいずれも船でないと行けないのですが、島後へは大阪国際空港(伊丹)から1日1往復の直行便↓

    が出ているので、驚くほど早く島後へ降り立つことができました。

     ところで今時分、何を目的に島後へ行ったのかと申しますと、皆さんのご想像通り、シルビアシジミだったのでございます。

     

  • 2017年09月28日

     ネタが無いので隠岐島後のお話がしばらく続きます。

  •  ↑レンタカー屋さんです。
     借り受けたのは画像左の白いホンダの軽、飛行機到着の22日(金)から飛行機出発の24(日)までの2泊3日で9800円(消費税・免責保険料込み)、まあ、相場かなと思っております。
     それにしてもこのお店、ご夫婦二人で営業されているのですが、レンタカーの他にタコ焼き、カラオケ、便利屋、美容室も兼業されています。 加えて民宿の営業も現在申請中だと私より年上のご主人がおっしゃってました。身体が持つのかなぁ。
     そして、若干アバウトな手続きと支払いを終えて出発できたのが14:00。

     事前に立てた計画通り、この日は↑で採集観察行動を終了、時刻は17:20をまわっています。
     思っていた通り、この島はけっこう大きく、移動+採集観察に使える時間がたった3時間20分ではここまで行くのが精いっぱいでした。

     来年夏にはクルマを航送して来島する予定なので五箇にある立ち寄り湯をチェックし、西郷に2軒しかないスーパーの両方に訪れ夕食を購入。 地物の魚介類を期待していたのですが、時刻が遅かったせいか全くのハズレ。ここまで何もないとは思っておりませんでした。
     推定ですが地元の良い魚介類は都市部へと流れてしまうのかもしれません。

     そうこうして、今回2泊する↑の民宿喜兵衛さんに到着したのが19:00前。(この画像を撮影したのは23日の朝)
     この日は島内の移動にどれぐらいの時間を要するのか読めなかったので民宿の夕食は注文しませんでした。
     なので、他の宿泊者さんが夕食を摂っておられる間に私は入浴。
     その後、下宿の雰囲気が漂い、とっても落ち着く四畳半でテレビを見ながら スーパーで買ってきた第三のビールとお惣菜等をいただき、21:00過ぎには寝てしまったようです。