2018年の近況集06

  • 2018年04月04日

  •  ↑今シーズン初の車中飯、03月31日の夕食でございます。
     マトウ鯛のお刺身って初めて食べましたが、美味しいものですねぇ。
     画像をよく見ると、食品パッケージに境港とか島根県産という文字があることから、行ったのは中国地方の山陰側だという事がお判りいただけると思います。
     この時期、北陸方面へ行けば沢山飛んでいるのに西の方へ行くのは、やっぱり良いお顔のギフを採っておきたいという事なのです。
     で、実際何処へ行ったのかと申しますと、島根県雲南市(三刀屋町)をメインにやっておったのですが、このお話はまた後日。
     今日も2017年の補足を書いておきます。

     
    2017年の総括:09月 その2

        あらし吹くみ室の山のもみぢ葉は竜田の川の錦なりけり

    という歌を唐突に思い出し、台風明けの09月18日に訪れた奈良県の大和川では目的のシルビアシジミが生息できるような環境すら見つけることができず、予想通りの完封null。
     過去には間違いなく生息していたと言われている大和川と竜田川合流点付近もミヤコグサが生えるような環境は無く、当地の本種は消滅したと言い切ってよいと思います。

     そして秋分の日絡みの連休、09月22日〜24日に行った隠岐島後については当時そこそこ書いたので今回補足はございません。
     けど、この時の訪問で 「隠岐諸島はオモシロイ!」 という事を再認識することができました。
     そこで今年のテーマは隠岐諸島でございます。
     今シーズン、出来れば3回は行きたい! カラスの時期、クロの時期、ルーの時期の3回です。
     実は既に、エアーのチケットは購入済みだったり、クルマの航送予約ナンバーも取得したりしております。
     

  • 2018年04月07日

     寒い! 冬に逆戻りですな。
     明日の日曜日は広島県三次方面に行くつもりだったのですがこんな天候では行っても無駄。明日は作業場に籠もり、2017年分のデータ整理とギフチョウの展翅です。

     さて、2017年の総括というか補足、今日で終わらせます。

     
    2017年の総括:10月

     10月の採集観察行動は1日だけ。01日に奈良県五條市の吉野川付近でシルビアシジミを探しておりました。

  •  ↑こんな良い雰囲気の堤防斜面が続き、期待を持って探したのですが、ミヤコグサがぜーんぜん生えておらんのですよ。
     堤防斜面の草原は見掛け倒しばかりでした。もちろんシルビアシジミも見られません。

     
    2017年の総括:11月

     01日は仕事をナニして京都市南区の鴨川付近でツマグロキチョウを探したのですが完封のnull。10月下旬に採れたという個体はきっと迷蝶だったのでしょう。
     05日にもミヤコグサを摘みに行ったついでに木津川堤防でツマグロキチョウを探したのですが、この時もカワラケツメイすら見つけられずに完封のnull。 京都府ラベルの本種には縁のない私です。
     07日は仕事で訪れた民家の裏に、「ここ、ぜーったいにキマが居てるわ」 と思わず呟いた桜園があったのですが、ここは絵に描いた餅。立ち入り不可でございます。
     あっ、それから外へ出る度にクマソには注意していましたが、見ることはできませんでした。

     
    2017年の総括:12月

     07日、仕事のついでに京都市北区でキマの下見。結果、生息しているという感触を得たので06月中旬に訪れるつもりですが、若干進入が難しいかもしれません。
     22日には配達の帰りに旧京北町の常照皇寺に立ち寄り、ここのギフチョウは絶っているであろうという事を確認しておきました。

     

  • 2018年04月10日

     08日の日曜日は何処へも行かずに作業場でゴソゴソするつもりだったのですが、09:00の時点でけっこう晴れていたので京都市西京区のO山に行ってみました。
     ところがNHKの電波施設に到着した時点で雪が降ってきたのですよ。これはもうアカンがな…、という事で淳和天皇陵を動画撮影しただけで即下山。無駄な行動でした。
     そして天気予報によると、次の日曜日の天気も採集不可な模様…。
     だったら快晴の今日、行っておくべきであろうと勝手に決め、08:30〜16:20までの間、伏見屋の営業を妻なる方に丸投げ。

     軽トラで爆走し、↑の方面へ行ってきました。
     因みにMy軽トラは、見かけによらずETC搭載なのでございます。

     

  • 2018年04月13日

     今日は04月10日(火)に行ってきた京都府丹後半島のお話です。

     昨年(2017年)は、03月頃に地形図を眺めながら丹後半島内の探索目的地として2ヵ所ピックアップしておりました。
     後になってから分かったのですが、私が目星を付けたこの2ヵ所は、相談した訳でもないのにT先輩の考えと全く同じ場所だったのです。
     で、2017年はうまい具合にそれぞれ別の場所を訪れ、二人共それなりの結果を得ることができました。
     そして今年(2018年)、T先輩のおかげで居るのが判ったもう一方の目的地へと行ってきた訳です。

     08:30に出発、3時間弱の走行で到着した目的地付近は、

  • ↑こんな状況…、もう無いだろうと思っていた雪が所々に残っています。
     これを見た瞬間、もしかしてフライング? と若干弱気になったのですが、天気は快晴でほぼ無風。これなら何とか出て来るだろうと目的地まで往復したところ、 合計5頭目撃の内3雄(2雄は新鮮で1雄は少しスレあり)のネットインという結果でした。
     今年は各地で早くから発生しているようなのですが、この場所は発生初期なのかな? という印象です。

     実はこの日、10日ですから集金日だったのです。
     ですから16:00過ぎにはお得意様へと行かねばならなかったので、現地滞在はたったの100分。
     丹後半島まで行って採集行動が100分だけという、何とも勿体ない04月10日でございました。

     

  • 2018年04月16日

     昨日の日曜日は天候不良のため作業場に籠もり2017年のデータを打ち込んでおりました。
     けっこう頑張ったのに、未だ終わっておりません。終わってないという事はラベル印刷ができてないので展翅外しができない…、 ということは待ち針不足で今年のギフが貼れないといった状況です。
     貼れないならば、採れない所へ行けばよい。ということで、天気が回復した本日、

  • ↑へ行って参りました。
     ここは元からの右京区、最も近年までギフが見られたポイントです。
     生息していたころは、訪れると上画像の軽トラの前辺りでギフが舞う姿を見ることができました。
     そして今日は予想通り全く見られません。もう、この辺りのギフは絶ったと宣言してもよいと思います。
     京都市市街地周辺のミヤコアオイ喰いは西京区のO山を除いて全滅と言ってもよいでしょう。

     

  • 2018年04月19日

     とっても天気の良かった本日、居なくなったことを確認する為、過去のギフチョウポイントへと行って参りました。

     橋本説朗さん著 「ギフチョウ500市町村」 には 『北区 鷹ノ庭 1♀ 1967年4月20日 採集者は不明』 とか 『北区 鷹ヶ峯 党庭 6♂ 1987年4月14日 採集者は不明』 というデータがありますが、このような地名は存在しない (たぶん…) ので、 これらは↓の場所を指すのだと思われます。

     私もここでは数頭採集しているのですが、調べてみると最後に目撃したのが1997年04月16日の1頭 (おそらく雄) でした。
     この日付から既に21年経過…、もちろん本日も見られませんでした。
     もう、「絶った」 と言い切ってよいのかもしれません。