2022年の近況集12

  • 2022年08月10日

     07月末以降、重い障子を吊り込んだり外したり、枠側ステンレスレールの加工をしたり、オプション部品を現場で取り付けたりで、 体力的にかなり消耗しております。
     とは言え、山ゴマに対する想いは募っているのですが、いかんせん、道路状況がねぇ…、

  •  昨日、国道8号線が復旧したとはいえ2qの距離を通過するのに2時間かかったとかの大渋滞。そして本日12:00に復旧するという国道365号なんですが、 この道は今庄365スキー場前から孫谷集落間の峠道がやや狭いので、国道8号の渋滞を避ける為に大型車が流入してきたりすると、こちらでも大渋滞が発生しそうです。
     本日、10日の集金が終わってから白山方面へ行こうかと思っていたのですが、こんな状況では躊躇われます。
     その上、天気もイマイチだとの予報が出ているので、今回も中止にする可能性が高くなって参りました。
     敦賀ICから金沢方面への北陸道の通行止め解除予定が08月末頃というのが、とーってもイタイなぁー。
     

  • 2022年08月12日

     伏見屋金物店は明日からお盆休みに入ります。
     お墓参りは既に終えているので、明日以降まとまったお休みになるのですが、白山方面の天気がぜーんぜんアカンやないの。
     北陸道金沢方面の通行止めについては、下道利用でも早く出発すれば何とかなるのですが、天気予報がこれではねぇ…。
     少々の雨でも居れば飛んでくれる里ゴマと違って、山ゴマは高山蝶的生態なので、日が差さないと飛んでくれないんですよねー。
     記録が無い(多分…)所を目指し、累積標高差約1000mを登った後、そこから約300mの藪漕ぎの末に予想ポイントに到達したとしても、 天気が曇りであったならば、生息しているのか否なのか? 判断がつかないという事になってしまうのですよ。
     どーしたものかなぁ…。
     

  • 2022年08月16日

     結局、08月13日は白山方面へ向け、出発することに致しました。
     渋滞するんじゃないかと心配していた敦賀→今庄間の国道476号と365号は道路脇の至る所に土砂が積み上げられていたものの、 何の問題も無く通過でき、北陸道武生IC→中部縦貫道上比志IC間も順調な流れ。
     「これなら予定通り車中泊ポイントに到着やな」と安堵しつつ、

  • ↑ここ「道の駅 禅の里」 内に設置された 「永平寺温泉 禅の里」 で入浴。因みにここは入浴料金520円、ボディーソープ・リンスインシャンプー設置、 サウナも露天風呂も有り、洗い場広く良好な調子のカランも15か所以上あり、そのうえ空いていたので私の評価は最高の星五つでございました。

     ところがですねー、順調だったのはここ↑まで…。
     出発前に確認した道路情報では問題なく通れると表示されていた国道157号がご覧のように通行止め。
     聞けば白峰集落手前で電柱が倒れ、13:00から通行止めになったそうな。
     ここから北陸道まで一旦戻って片山津ICから国道360号経由で白山市に入るのもなぁ…、と思ってこの付近で待機することに致しました。
     待つこと約2時間、18:00に開通したので無事当初予定の車中泊ポイントに到着。

     ↑はこの日の車中飯でございます。
     いつもなら地元の食品スーパーでお惣菜やお刺身を購入するのですが、通過コースにそのようなスーパーが無いので事前に近所のGスーでお弁当を購入、 若干さみしいディナーとなってしまいました。
     

  • 2022年08月19日

     ところで山ゴマなんですが、加賀白山の御前峰 2702.1m に近い所には分布せず、 ここからやや離れた山々 (丸石谷とか岩間ヒュッテ〜新岩間温泉間といった谷の記録もあるようですが) が主たる産地であると巷間言われております。
     文献上の記録では加賀白山の御前峰 2702.1m から地図上の直線で最も近いのが 三ノ峰 (福井県側の1671m標高点 剣ヶ岩付近だとして 8.44q の距離) とされているのですが、これよりも近い地点に生息している所はないだろうかと、地形図・Googleの空撮画像・ヤマレコ・国立公園計画図を眺めながら検討したところ、 地図上の直線距離 7q 以内で良さげに見える地点を見い出しました。
     但しこの地点は国立公園計画図によると特別保護区内になるので採集は不可。
     「間近で観察」 、所謂 「寸止め」 としておかなければなりません。
     まあ、居れば…、ということなんですけどね。

     ここで話は脱線するのですが、

  • ↑は2019年08月11日に、某国立公園内の特別保護区域内で撮影した動画からの切り出しです。
     写っている地上構造物は、隣接する避難小屋に電気を供給するためのソーラーパネルです。
     これを設置するには設置部分の土地にかけられた「特別保護区」というシバリを解除する必要がありますよね?
     ということであれば、このパネル下の空間で飛翔している昆虫(例えばErebia neriene)の採集は合法なんでしょうね、きっと。
     

  • 2022年08月23日

     昨年、12月から始まった某現場の工事、昨日すべてのサッシ開口部に網戸を吊り込んで、私の現場作業が完了致しました。
     もー、やれやれでございます。
     これで心置き無く採集に出掛けられるのですが、既に山ゴマは終了。

  •  ならば、時期的には未だイケるであろう広島ゴマ↑は既に絶ってるだろうし、未だ見たことが無い加賀のホシチャバネセセリなんてゆーのも既に時期遅? いや、そもそも何処を探せばよいのかすら判らないのでコレもパス。
     なので、やっぱり、シルビア探しかなぁ…。

     ところで08月14日に探しに行った山ゴマなんですが、探索予定は標高約1950m地点に存在するであろう草原。
     しかしながら、予報では曇りだったのに「豪雨」と呼ぶにふさわしい天候になってしまい、標高約1800m地点で進行を断念し、元来た登山道をひき返しました。
     下山中もどうしようもない豪雨の中、上半身から伝わり流れる水でトレッキングシューズ内が満たされ続け、将に重い足取りで歩き続けること約 6時間。
     とっても消耗してしまいました。
     けどね、一応カライトソウ咲く良さげな草原↓には突入したんですよ。