2022年の近況集13

  • 2022年08月26日

     08月14日、全身ずぶ濡れの状態で30分程避難小屋で雨宿りしていたのですが、身体が冷えてきて指先の感覚が無くなってまいりました。
     あぁ、これはイカンなぁ。こんな状態で遭難でもしようものなら、

      「流行りの中高年登山、初心者か? 雨具もコンパスも持たず、豪雨の白山で救助要請」
    とかの見出しに加え、識者曰く、
      「中高年登山者の多くは訓練や教育を受ける機会が少なくその結果、高山病・
       疲労・未熟な技術・経験不足・無理な登山計画・トレーニング不足等、
       訓練や学習不足が原因で起こる遭難事故が多発し……」

    とか、各メディアでボロクソ書かれたするんやろな…、と思いつつ、
     「まあ、確かに雨具もコンパスも持たずにいつも登ってるけど、代わりに
      突入地点手書き矢印入りの空撮画像とピンクの目印テープは持ってるんやけどな…」
    など、わけの分からない言い訳を考えたりしながら、胃袋に手持ちの糖質を放り込んでおりました。
     これは短絡的発想、「糖質摂って、ガシガシ登ったら身体が温まるやろ」 という事でございます。
     この後、標高差約100mをガシガシ登ってみたところ、効果てきめん、豪雨の中でも身体はポカポカ、 身体が温まっている間に下山してしまおうとここで踵を返したのでございます。

     それにしてもトレッキングシューズ内部が常時雨水で満たされているという状態は辛いものでございます。
     「履物が草鞋ならこんな事は無いよな…、あっ、そーいえばここは『禅定道』やん。
      昔の修行僧は草鞋やから、この辛さには無縁やったやろな。けど、今のワシの状態、
      これは修行中みたいなものかも? もしかすると、そのうちホトケに会えるかな」
    などとの想いを抱きながら下山した2022年08月14日の山ゴマ・ファイトでございました。
     

  • 2022年08月29日

  •  ↑は08月27日(土)の夕食でございます。
     いつもは車中泊しているのですが、某旅行サイトのポイント1100Pが失効するというので、このポイントを使い、 シングルルーム1泊2食付き2750円なりを現地支払いでホテルに宿泊。
     この金額ですから夕食はそれなりのクオリティーではありますが、右上中鉢のソース焼きそば (もやしは入ってませんでしたが) がみょーに美味しゅうございましたわ。
     因みに「一番搾り、プレミアム」は頂き物を自宅から持参。そこまで節約せんでも…、ですね。

     そしてあくる日、08月28日(日)はシルビアシジミをやっておりました。
     Googleの空撮画像で良さげに見えた辺りに行ってみると、

    こんな↑急斜面。
     空撮画像は真上から撮ったものなので、草付き同士の間隔が狭く写ってる上に、ここが平面だと都合良く勘違いしてしまうのです。
     けれどもこんな急斜面、手掛かり足掛かりが無いので点在する草付き目がけて登ろうという気になれません。
     調べもせずに敗退確定でございました。
     

  • 2022年09月02日

     ネタ…、ない事もないんやけど、やっぱり、チョッとここには書けないので、結局はネタが無いとしか言いようがありません。

     さて、もう09月になってしまったのでこれからはシルビアシジミ探しという事になるのですが、 例によって今シーズンも石川県から鳥取県の間の分布空白地帯を細かく攻めるつもりです。

  •  突然ですが、いただき物のこの本↑で示された分布地図によると、兵庫県播磨地域にはシルビアシジミの記録を表すドットが多く打たれているのに、 兵庫県北部、所謂 「但馬地域」 にはドットが全くがありません。
     ホンマ、きれいに無いんですわ。
     この本では、かなり以前の記録も丁寧に拾われているのに、ドットが全く無いというのが、かえって気になるんですよねー。
     東隣の京都府においても海ビアの記録は無いようなのですが、日本海に近い内陸部であるところの福知山市では過去に記録があるのですから、 兵庫県但馬地方の朝来市〜豊岡市を流れる円山川の堤防では、今でも土手ビアとして生息しているのではないだろか? との妄想が膨らむ今日この頃…。

     という訳で、今シーズンは軽トラに自転車を積んで行き、円山川の堤防でサイクリングをしようと思っております。
     

  • 2022年09月06日

     ごくタマーになんですが、伏見屋金物店には、
      「『いぼたろう』って置いてはります?」
    というお客様がいらっしゃいます。
     『いぼたろう』? イボが目立つ太郎さんの事ではありません。
     昔は、イボタに付くカイガラムシが分泌する蝋状の物質を採取し、これを敷居のスベリをよくする為に塗布していたそうなのです。
     現在では、そのような本物の『いぼたろう』ではなく、これに似せた

  • ↑の「丸徳イボタ」という商品を当店では在庫しております。
     現在の住宅建築において、「7分溝鴨居+木製引き戸+7分溝敷居」という室内間仕切りは、ほぼ絶滅状態なのでこのような商品は滅多に売れるものではありません。
     しかしながら、当店のお得意様の中には、菊の御紋や社寺の建築をされる方がいらっしゃいますので、この「丸徳イボタ」を切らしてはいけないのでございますよ。
     因みに「丸徳イボタ」の右側に写っている握り鋏ですが、これも絶滅が近い「反り鋏」です。西陣織関係のお仕事をされる職人さんしかお使いにならない商品です。

     ネタに窮しているからとは言え、伏見屋金物店の商品に手を出してしまった……。

     と、これだけではイカンので、イボタつながり。
     ウラゴマダラシジミの標本画像を貼っておきましょう。

     隠岐島後のウラゴマ、ここまで激しく汚損した個体は通常お持ち帰りしませんが、島ラベルということで標本にいたしました。
     この日付でこの状態という事ですから、隠岐島後における成虫採集の時期は05月25日頃からになるのでしょうかね。
     

  • 2022年09月10日

     これまでこの時期にやっていた、2化目のウラナミジャノメ探しにも出掛けていないので、蝶がらみのネタが全くないんですよねー。
     けど、何か書いておかないと気持ち悪いので、明日の予定を書いておきましょう。

  •  明日は、軽トラに自転車積んで↑行って、サイクリングでございます。
     無謀にも、兵庫県北部但馬地域で土手ビア探し。
     99.99% 居ないと思うけど、行って、探して、納得したいのです…。
     

  • 2022年09月12日

     昨日は対象種の生息可能性がほぼ 0% なのに、「居ないのを自分の目で確認したい」 という欲求に抗うことができず、 いつものアフォな探索に行って参りました。
     このお話しは次回以降に書くとして、先ずは目的地に行く途中で撮ってきたネタ画像を貼っておきましょう。

  •  ↑の道路標識、初めて見ました。
     けど、「カエルに注意!」 と言われてもねぇ、トノサマガエル程度の大きさだったらカエルだと確認できますが、 ニホンアマガエルぐらいの大きさだと、葉っぱだろうと思ってそのまま轢いてしまうと思いますが…。

     カエルであろうがシカであろうが、道路に飛び出してくる生き物を回避するのはいずれにせよ無理なので、 ヘタに回避行動はとらずに、「あきらめてそのまま走ってしまう」 というのが正解だと、私は思っております。