2023年の近況集01

  • 2023年01月07日

     年末にはお餅が届いていたにもかかわらず、おかがみさん(鏡餅)を飾ることも無く、初詣にも行かず、 食べる呑む寝るのループに嵌まることもなかった…、つまらん年末年始でございました。

     今日になってようやく本ページを更新する気になったのですが、何処へも行ってない (いや、行ってるんだけれどもここに書くのは相応しくない) のでネタがねぇ〜、無いんですわ。
     とは言うものの、何かネタはないかいな? と2021年採集の標本画像をスクロールしてみると、コレ↓がありました。

  •  昨年、新亜種として記載されたという隠岐島後のサカハチチョウ。
     2021年07月22日 島根県隠岐郡隠岐の島町(旧西郷町)で採集した夏型の雄と雌でございます。
     比較対象の本土産をこの画像内に入れたかったのですが、本土産の本種は春型の標本画像しかなかったのでこんな画像になってしまいました。
     しかしながら、こうして見てみると確かに表裏共に黒いし表面の白帯も細く感じますね。
     今年は春型を採りに行こうかなっ、と思っております。
     

  • 2023年01月13日

     某SNSに立ち寄ってみたところ、シルビアシジミの飼育時に餌として市販の豆類を与えると、どんな個体が羽化するのだろうか? という話題が出ておりました。
     そこで今日はこの話題に便乗でございます。

  •  この↑ときは、宮崎県ラベルのカラスシジミを採り行った帰りに後輩のM君に連れて行ってもらったポイントで母蝶数頭を採集。
     強制採卵でこの母蝶識別:A から得られた幼虫さんに中齢まではミヤコグサを与え、 以後蛹化するまでは近所のスーパーで買ってきたインゲン豆を鞘ごとカッターナイフで縦割にして与えました。
     もちろん、比較対象の個体を得るため、同一母蝶から得られた幼虫に蛹化までミヤコグサを与え続けた個体も存在しております。

     ということで、次回はこれら羽化した個体の標本を比較できるように並べた画像のUPを予定しております。
     

  • 2023年01月15日

  •  皆さまにおかれましては、「なんやねんコレ↑は?」 と思われた事でしょう。
     約43年前、1980年 の手書きノート、T 先輩への直メッセージなのでございます。

     昨日、01月14日の会合において、話しているあいだに、だんだん記憶が曖昧になり、「ワシ、ひょっとしてボケが始まったのかなっ?」 と不安になった件、帰宅してノートを繰ってみたところ間違っておりませんでした。
     あー、よかった。
     

  • 2023年01月18日

     前々回、シルビアシジミの幼虫に途中からインゲン豆を与えた個体と、ALLミヤコグサを与えて飼育した個体の標本を比較できるように並べた画像をUPすると申し上げておりました。
     それが↓コレでございます。

  •  強制採卵に用いた母蝶のデータは、宮崎県宮崎市 2013年05月19日 西口 隆 採集。
     本画像の左側一列が初齢〜中齢までミヤコグサで、以後中齢〜終齢まではインゲンの豆及び鞘を食した個体、右側一列が初齢から終齢までずーっとミヤコグサを与えた個体です。
     この8個体はいずれも同一母蝶から得られた個体で、羽化日は2013年07月01日〜03日でした。

     こうしてみると、雌においてはインゲンを与えた個体の方が明らかに大きいのですが、雄の場合は同等もしくはかえって小さいですねぇ…。
     ところが、他の十数頭を比べてみたところ、本画像左上の1雄のみがインゲンをお気に召さずにあまり食べなかった為か小さいのですが、 他の個体においては雌はもちろんのこと、雄においても明らかに大きい個体がほとんどでした。 (本来全ての個体をUPすべきなのでしょうが、画像の編集がじゃまくさかったもので…)
     この事実から、シルビアシジミに豆類を与えて飼育すると大きな個体が羽化するという噂は本当だったと確認できたのでスッキリしたのですが、 この大きなシルビアシジミには違和感があるので、豆類を与えての飼育はこのとき限りとなっております。
     

  • 2023年01月23日

  •  ↑は前回貼っておくべきだったシルビアシジミ飼育個体の母蝶です。
     がんばって産んでくれたので、かなり酷い状態になってしまいました。

     ところで、私、とっても忙しいのですよ。
     売り上げのあがる状況で忙しいのなら仕方ないのですが、伏見屋の営業的にはとーってもヒマ。にもかかわらず、多大な出費に備えるためのあれやこれやで忙しいのです。
     なので、気分は沈みゆくばかりなのでございますよ。

     従いまして、コレといったネタは無いので次回貼る予定のシルビアシジミ飼育個体の母蝶↓を先に貼っておきますね。


     

  • 2023年01月27日

     築 97年の京町家、そこそこ大きな家なので、妖怪が棲んでいてもおかしくないような謎の空間や古い箪笥などが存在しております。
     これらを逐次チェックして廻らなければなりません。
     既に、かなりメゲております。

     それはさておき前回、島根県安来市産シルビアシジミ母蝶の標本画像をUPしたのは、09月下旬に同一母蝶から産まれた本種の卵→幼虫が、 年内羽化した場合と幼虫越冬翌年羽化した場合とでは、何か違いがあるのかを比較してみようと思ったからなのです。

  •  本画像左側の1雄1雌が年内11月上旬羽化、右側の1雄1雌が翌年05月中旬に羽化した個体です。
     因みに餌はAllミヤコグサでした。

     サンプル数が少ないので何とも言えませんが、越冬個体の方の裏面の地色が茶色に若干傾いているといったところでしょうか。
     

  • 2023年02月02日

     2023年も、もう02月になってしまいました。
     ところがですねぇ、蝶絡みの行動はもとより、2022年分のデータの打ち込みも手つかずのままなのです。
     もちろん、手書きのノートは09月18日分まで115ぺージきっちり書いてあるのですが、手続き絡みの事をなんやかやと調べたり、 役所等に行ったりで落ち着かなく、データを打ち込む気になれないのです。

     せめて、外食したり、コンサートに行ったりもしたいのですが、それもなぁ…、といった状況。
     うむぅ〜、あきませんなぁ。

     で、まぁ、久しぶりにギフチョウの標本画像なんかを、かなり以前のフォルダ(RAWファイル入り)から引っ張り出して編集したら、 気持ちが上がるかなッ? と思ってやってみました。

  •  触角、伸ばし過ぎですな…。
     

  • 2023年02月08日

     確定申告に向けての伏見屋金物店在庫表の整理とPCへの打ち込みもやっと完了し、大幅に遅れていた[ふしみやDB]への2022年採集・観察データの 打ち込みを開始しました。

  •  赤色で書いたx印は訪れた地点、その右横のr=125Mはx印地点の曖昧さを表現しています。
     青色で書いた文字の漢字は1/20万地勢図と1/2.5万地形図の名称、 ローマ字表記はデータベース本体に取り込む地図(GIFファイルに編集)の名称(漢字名を与えるとデータベース上で表示できなかった)、 3桁の数字はデータベース本体に取り込む環境画像の下3桁、「音」が付されているのは .jpgファイルと同名で音声ファイル(.WAV)もあるという意味です。

     因みに↑の場所へは餅を搗いて合計3回訪れましたが、全く見られませんでした。