2025年の近況集09

  • 2025年06月28日

     ほぼ毎日、キマリンを対象にお出掛けしているのですが、今シーズンは不調でございます。
     今シーズン不調の原因は挑戦しているから。
     京都府では丹後半島と中丹地域の未記録市町村、滋賀県では北部の未記録市町村、福井県では嶺南地域で探しているものですから、なかなか引き当てられのです。

     特に昨日なんかはけっこうメゲました。
     絶対に居るやろ! といった環境でようやくテリポイントを見つけたまでは良かったのですが、そこは川の中の洲。
     長竿でも両岸からでは届かない位置で、2コ舞になったり静止したりしているのが見えています。けど、どーしょーもない。
     ならば中州まで行こうやないか! とクズやイバラが繁茂する斜面を漕ぎ、約 3M巾の川を石づたいに渡り切って到達してみると、

  • こんな状態。
     この画像では判り難いですが、2M近い丈の草が高密度で生えているので視界が狭くネットもまともに振ることができないので、 結局は目撃のみの null でございました。

     そして次に訪れた↓では、

     到着したとたんに、絵に描いたような空間で 2コ舞を発見。
     採れれば新ポイントなので、別れて静止した 1頭を慎重にネットイン、引き寄せて確認してみるトラフの夏型がネットの中でバタバタしておりました。
     そーいえば、別れて飛んで行ったもう 1頭も少し大きかったからトラフだったのでしょう。
     で、結局ここではキマ目撃も無しの null に終わったのでございます。
     

  • 2025年07月01日

     06月28日(土)は、伏見屋金物店の営業を 12:00 で終了し、日本海側方面へ軽トラで出発。
     途中、車窓から見て 「あの尾根筋はヒサマツのポイントなり得るかも?」 と思ったので、アスファルト道路の峠状の付近に軽トラを駐車、 そこから荒れた林道を 5分ほど歩いた後、斜面の藪を 5分ほど漕いで尾根に至ると思っていたよりも暗い…。
     これではポイントになり得ないので尾根を 5分ほど登ると、そこそこ明るいピークに到達。
     飛来するならこの辺りでしょ、と樹林が開けた空間に張り出した枝を長竿で撫でてみると、

  • ホンマに居りましたがなコレ↑が。
     …て、まあ、これはこれで良かったのですが、この日の真の目的は福井県の嶺南地域でキマリンを採ることだったのです。
     数週間前の雨の日に、下見で良い感触を得た 5ヵ所を廻ってみたのですが、ことごとく目撃も無しの完封の null。

     この日は京都市内の自宅に帰らず舞鶴市のホテル↑(翌朝撮影)に泊まる予定だったので、かなり遅くまで推定ポイントに張り付いていたんですけどねぇ。
     

  • 2025年07月07日

     未だ07月の上旬だというのに体温越えの日が続いおります。
     これだけ暑いとお客様が全くお見えにならず、伏見屋金物店はとってもヒマでございます。
     という事で、堂々?とキマを目的にほぼ毎日出掛けております。
     例年であれば、「ほぼ毎日キマを採っています」 と書けたのですが、今年は厳しい所にチャレンジしているので、 null で終わる日が多いんですよねぇ。

     それはさて置き、先週の続きです。
     西舞鶴のホテル Rooteinn の朝食↓は 06:30〜のバイキングで品数多く、けっこう豪華でございました。

  •  いぢきたなくも、ほぼ全種類のおかずをプレートに盛り、主食はもちろん三杯飯。さらには食後のコーヒー時にクロワッサンまでいただいてしまい、 朝食の終了時刻は 07:30。朝食に 1時間もかけるという、蝶屋にあるまじき行為でございました。
     というのはこの日の目的が、丹後半島でメスアカミドリシジミを探すことだったので、本種のテリトリータイムに合せての御ゆっくりさんだったのです。

     そして目指した場所は標高 450m前後の谷筋にある「廃村成谷」。
     以前、ギフを探しに訪れたとき、「カンアオイは生えてへんけど、山地性のゼフには良いかも?」との印象を受けての再訪でした。
     ところがですねえ、テリを張りそうな空間を長竿で撫でてみても何も飛ばず、満開の栗の花を叩いてもアカシジミすら出ませんでした。
     そう、完敗だったのでございますよ。

     この後、仕方がないのできれいなオナガシジミでも採っておこうと既知ポイントを訪れたのですが、クルミを叩いて飛び出たのは1頭だけ、 しかもこの個体は振り逃がしでロストという結果に終わってしまいました。
     けれども付近でエゾミドリシジミを 1雄採集、手ぶらで帰ることにならなかったので、まあ、良し、といったところでしょうか。