2025年の近況集13

  • 2025年09月29日

     ネタがないので09月21日(日)〜23日(火・祝)に行った石垣島ツアーのお話しをこれから数回書きますね。

     石垣島に入る前に、先ずは兵庫県伊丹市大阪国際空港のシルビアシジミの様子はどないかな?  と、05月のゴールデンウイーク時にはシロツメグサで覆われていた自転車置き場の植え込みでの発生を期待していたのですが、

  • こんな状態↑になっておりました。
     シロツメグサがこの単子葉植物に負けてしまったので、シルビアシジミの復活はありませんでした。

     さて、石垣空港に到着し、レンタカー( 2泊3日で¥12,000/税込み、05月の隠岐島後では同一条件で¥7,800/税込みだったので、とーってもお高く感じました) を借り受けて行ったのは万勢山方面。

     市民の森の駐車場↑から遊歩道に入り、採集行動を開始。
     その遊歩道はホンマかいな? と思うほど荒れており、普通の一般市民の感覚からすると、「ハブが出てきそうで、歩くのはイヤッ」だと思われます。

     ところが私は普通の一般市民に分類されないようで、この程度↑は平気。
     この辺りと万勢山林道でウロウロし、この日に得られたのはコウトウシロシタセセリ、ヤエヤマカラスアゲハ、タイワンキチョウ、 イワカワシジミ、オジロシジミ、ルリウラナミシジミ、イワサキタテハモドキ、リュウキュウヒメジャノメ、ルリモンジャノメといったところでございました。
     他に、マサキウラナミジャノメやヤエヤマウラナミジャノメの新鮮個体を採りたかったのですが、この日に見た Ypthima は、

    この激しく汚損したヤエヤマウラナミジャノメ↑のみでございました。
     まぁ、端境期だったのでしょうね。
     

  • 2025年10月03日

     石垣島到着日 09月21日は最後に万勢山の展望台に行ってみたところ駐車場で 1名の蝶屋さんと遭遇。少しお話しさせていただくと、 「奥のスミナガシのポイントに若い蝶屋さんが 1名おられたので戻ってきた」との事、また、「駐車場周囲のセンダングサの花場には、 トガリチャバネセセリが来るんだけど今日はダメみたい」とおっしゃってました。
     「トガリチャバネか、ええもんやけど、後から来て参加するのもなぁ…」
    ということでこの日は観察・採集行動を終了し、石垣市の旧市街地内にあるお店で夕食等を購入しホテル↓へ。

  •  朝食ビュッフェ付きシングルルームで ¥7,695/税込み×2泊=¥15,390 。朝食ビュッフェの内容にもよりますが、石垣市内でこの金額はそこそこ安いかな?

     ↑がシングルルーム内でいただいた本日の夕食。
     マグロは石垣島近海物だと思われますが、添付のワサビがイマイチなので京都から持参した小袋ワサビを使用、もちろん醤油も怠りなく小袋で持参。
     タケノコというのは、タケノコ、三度豆、人参、魚肉ソーセージ、少量の三枚肉で構成されたうま煮。
     その真上の「一平すし」パックはイナリ寿司 1個と巻き寿司 2切れ、酢飯が甘い石垣島仕様。
     その左側ビニール袋に入った三角おむすびは、つい先ほど店舗内で作られたのであろう¥80の温かいジューシー(沖縄の炊き込みご飯)。
     以上、とーっても石垣島らしい夕食で大満足でございます。

     そして↑は琉球泡盛と浮き彫られた 600ml 透明瓶、ブランド銘は「於茂登」。
     この瓶を手にすると 1980年03月に後輩の M氏と一緒に行った西表島が想い出されます。
     当時、私は 21歳、M氏は20歳。
     民宿住吉荘に 4連泊し、夕食後に民宿向かいの小さな売店で、600mlの「請福(300円だったと思う)」と「かっぱえびせん(50円だったと思う)」の組み合わせで、おのおのが購入。
     この 30°の泡盛 600mlを二人とも毎晩空にして、次の日元気よく採集に出掛けておりました。
     今となっては信じられない飲酒量。30°の泡盛 600mlといえば、日本酒換算で、6.67合!
     これを 4日間毎日ですから…。
     若いって、素敵です。
     

  • 2025年10月07日

     石垣島二日目、09月22日(月・伏見屋は休業にしました)の朝食↓です。

  •  プレート内右下から時計回りに、きんぴらごぼう、厚焼き玉子(甘いタイプ)、ゴーヤの漬物、薄切りゴーヤ混じりのサラダ、 粒マスタード、茹でたソーセージ、焼き銀サケ(養殖)。
     プレート外右下から時計回りに、ジャスミン茶、もずく酢、プレーンヨーグルト、なめこ大根お揚げ若布のみそ汁、黒米のご飯。
     このほかにも納豆等の副菜が数種類と洋風系のスープが2種類ありましたがそれらはいただいておりません。
     あっ、もちろんご飯は 3杯飯で、食後には小ぶりのベーグルをいただき乍らホットコーヒーを 2杯。
     以上、朝食に要した時間は約 50分、蝶屋としてヤル気があるのか? とのツッコミを賜りそうです。

     この日の蝶屋的行動ですが、最初は観光のつもりで玉取崎展望台へ。
     観光のつもりだったのでネットを持たずに歩いていると、東屋の手前でオオシロモンセセリと邂逅。
     「これは採っとかなイカンわ」とネットを取りに行って戻ってみると、

    未だ同所↑に飛んでおりましたので慎重にネットイン。本個体をフィルムケース取り込み時にネット内をよく見ると、 ホリイコシジミも入っていたので、これもフィルムケースに収納。
     当地では、これらの他にヤエヤマムラサキとルリモンジャノメを採集、開花中のクズの周囲にはルリウラナミシジミが多かったのですがこれをスルーして次へ。

     そして↑は平野の牧場。
     ここは過去(2004年10月11日)に発生中のホシボシキチョウを採ったポイントなのですが、当時から20年以上経っているので、 キレイな牧草地になっており、ケツメイが生え得るような土壌が存在しておりませんでした。
     因みに、ここでは茶色セセリとオジロシジミを採集と、他のめぼしい目撃種としてはアオタテハモドキとオオシロモンセセリといったところでした。