2015年01月29日
PDF対応のレイアウトができたということで [2014年版ふしみやDB] の打ち込みを開始しました。
打ち込む為に紙のノートが手元にあるので、これから暫くは2014年の総括を書いてネタ不足に陥るこの2ヶ月を凌いで行きましょう。
2014年の総括:01月
意外にも正月休みに2回もフィールドに出ていました。
とは言っても、運動不足解消のためにお散歩しただけなんですが…。
01月02日には自転車で銀閣寺まで行き、大文字山の中腹にある中尾城跡↓
という所に行ってみました。
地形的にはけっこうハッキリしたコブに明るい空間もあったので、ギフチョウが良好な状態で生息していた頃であればポイントになり得るような場所でしたが
今となっては虚しい限りです。
山麓部谷筋はしっとりしていてミヤコアオイも生えていそうな雰囲気だったのですが、例によって林床は食い尽くされてササすら生えておりませんでした。
そして01月04日には自転車で右京区北嵯峨の直指庵間まで行き、ここから徒歩で菖蒲谷池までお散歩しておりました。
菖蒲谷池南方の緩やかな谷にカンアオイが生えておらぬものだろうかと探してみましたが、ぜーんぜん見当たりません。
ならばウラゴマでも…、と思いイボタを探してみたのですが私の目にはイボタが捉えられません。
この環境で生えてないハズはないのに見えてこないのです。
どーやら私は、ウラガーになれそうもありませんな。
2014年の総括:02月〜03月
ノートを繰ってみると、この期間は白紙、なーんにもしておりませんでした。
八重山諸島や南北大東島へ行っていた過去にはネタがあったんですけどねぇ〜、この売り上げでは行けませんわ。
2015年02月01日
↑ご覧のように、京都は雪です。
せっかくの日曜日ですが、この状況ではどこにも出かける気になりません。
なので、パソコンに向かって2014年分のデータ打ち込みと2014年の総括を書くことにしましょう。
今日は04月です。
2014年の総括:04月 その1
04月と言えばギフチョウ。本種を対象としたお出かけは以下の通りです。
04月02日:福井県南条郡南越前町
04月08日:福井県大飯郡高浜町
04月11日:福井県敦賀市
04月13日:福井県丹生郡越前町と福井市
04月15日:京都府京都市右京区栂ノ尾
04月16日:京都府京都市西京区大暑山と小塩山
04月19日:滋賀県大津市と京都市左京区
04月25日:京都府京都市西京区大暑山と小塩山
04月26日:京都府京都市北区杉坂と鷹峯
04月27日:石川県加賀市大日山と福井県坂井市冠山〜永平寺町浄法寺山
都合10日のお出かけですから、1ヶ月のうちの1/3になります。まあ、蝶屋として妥当な日数だと思います。
このなかで実際にギフチョウを採集したのは、前半の福井県内の4回だけでございました。う〜ん、居るのが分かっている場所に4回も
行ってしまったんですね、美しくありませんな。
あと、ギフチョウ以外では、キマリンを対象に滋賀県大津市で04月19日に下見をしておりました。
2015年02月04日
「せっかくの日曜日ですが、この状況ではどこにも出かける気になりません」
とか言いながら、02月01日の日曜日は家族で丸太町七本松の京都アスニーまで行き、「京都市交響楽団メンバーによる金管五重奏」
を鑑賞しておりました。
往路の途中、笹屋町千本(元誓願寺じゃなかった)に在る、全く目立たないお店 (外観を撮るのを忘れた…、これ↓は築100年の店内ね) で、
ランチサービスの鰻をいただきました。
ごらんのように、鰻さんはやや小ぶりですが、ランチサービス税込み1300円なのですから仕方ありません。
と言うか、江戸焼き(悔しいけれども鰻は江戸焼きの方が美味いと思う)の鰻が、お吸い物付きで1300円は安いと思います。
う〜ん、今年に入ってから本ページが、食べログ化してきましたね。ネタが尽きてきたとは言え、これはいけませんな。
蝶屋のページらしく蝶に戻って2014年総括を続けましょう。
2014年の総括:04月 その2
前回、ギフチョウを採集できたのは04月前半の福井県内だけだったと書きましたが、04月25日には京都市西京区で、
箸にも棒にもかからないギフチョウ動画↑を撮影しております。
この日は上の動画を撮影した場所で1雄、ブッシュの中で1雄、NTT電波塔への取り付け道路入り口(過去のベストポイント)で1雄と、
合計3雄の目撃でした。
一昨年の2013年04月25日には合計7個体目撃しているので、2014年の目撃個体数は半減ということになります。
2013年と2014年の観察時における天候や季節進行は両年共ほぼ同じ状況でした。
従って、当地のギフチョウ個体数は、保護されているにもかかわらず 「減った」 という表現を使わざるを得ないでしょう。
この個体数減少が一時的なものなのか、それともジリ貧で絶滅へと向かう過程なのか………。
今年も観察に訪れようと思っております。
2015年02月07日
毎年売り上げ最悪の2月切りなのに、今年は忙しくて手の痺れが酷くなる一方です。
私、インパクトドライバーでサッシビスを多く締めると、必ず手首から肘が痺れるんですよ。まあ、一週間も休ませれば必ず治るので心配はしておりませんが。
さて、2014年の総括を続けます。
2014年の総括:05月 その1
ゴールデンウイーク4連休のお話はリアルタイムでけっこう詳しく書いたので、今日は2014年05月11日、
マダニに喰い付かれてえらいこっちゃった
岐阜県高山市(旧大野郡清見村)森茂のお話しを補足しておきます。
高山市清見町大谷の森茂林道入り口には、ご覧のようにゲート↑があるので自転車での進行となります。
ただ、地元の方々には鍵が出回っているようで、ここから森茂峠まで自転車を押し歩いている間、数台のクルマに追い抜かれました。
↑は森茂峠のお地蔵さん。周囲のショウジョウバカマが未だこの状態なので、何とかギフチョウの出現期に間に合ってますね。
これは森茂峠から旧森茂集落方向を撮影。某宗教団体名義の看板によるとこの先で「発電事業」なるものが進められているようです。
この地点から旧森茂集落まではズ〜ッと下りだったので、後輪ブレーキを左手で握り締め、右手に持ったコンデジで、こんな動画を撮影。
これって、単に自転車で林道を下っているだけの動画なのですが、UPした動画の中では意外と人気があります。
撮った本人は、風切り音のうるさい単調な動画だと思っているのですが、不思議なものですねぇ〜。
2015年02月10日
この冬は寒い! 暖冬の予報はハズレでしたね。
寒さが続くので、耳たぶ・手の指・足先のしもやけが治らなくて往生しております。
今日も2014年の総括と称して書く訳ですが、現状では「総括」と言うよりは、そのときに書かなかった事柄の補足になってますね。
2014年の総括:05月 その2
前回からの岐阜県高山市(旧大野郡清見村)森茂の続きです。
おそらく↓付近が森茂集落廃村前の中心地だったと思われます。
画像真ん中の錆びて曲がった物は何とレール。おそらく木材搬出用に軌道が敷かれていたのでしょう。
今では潅木等に埋もれていますが、この辺りはけっこう広い平坦地だったので民家等もあったと思われます。
この動画↑は前の画像でレールのあった所から更に西へ200m程行った辺り、白山神社社叢との表示がありますが鳥居等の建造物は何も見当たりませんでした。
そしてこの画像↑が今回当地を訪問した第二の目的、「御前岳の山容を眺めてみる」 でございます。
ヤマレコ等WEB上の情報ではこの御前岳山頂付近はササで覆われているようなのですが、1/25000地形図には雨裂が記されており、
もしかするとこの部分が露岩斜面になっているのではないか? と思っておりました。
この疑問を解消すべく御前岳に近づいてチェックしたかった訳ですが、ご覧のように御前岳の全容は手前の1722m標高点を含む尾根に遮られてほとんど見えない上に雪が残っており、
得るものは何もありませんでした。
あと、極めて微量ではありますがこの辺りでチャマダラセセリの香りを感じたので、注意していたのですが全く見られませんでした。
その代わりと言っては何ですが、
越冬後のクジャクチョウ↑さんが居りました。分布域ではあると思うのですが、ちょっとビックリです。
で、肝心のギフチョウはどうだったのかと申しますと、それなりに居たのですが時期が既に遅く、雌でもやや汚損といった状況でした。
2015年02月13日
京都は今日もまた雪です。
北山方面を眺めると、私が小学生の頃と同様、今冬は積雪が継続しているようです。
この状態ならば地表付近のエサが雪に覆われるので、シカの個体数が減ってくれるかもしれません。
さて、2014年の補足、続きです。
2014年の総括:05月 その3
岐阜県高山市(旧大野郡清見村)森茂に行った次の日曜日、05月18日は富山県富山市(旧上新川郡大山町)の高幡山東部湿原を訪れました。
当時、ギフチョウの状況や湿原風景は文章や動画でかなり詳しくご紹介しました。
そこで今日は大多和側の林道から湿原に至るまでの画像をUPしておきましょう。
この画像↑に写っている橋を渡ってすぐに川に入り、この谷を詰めて行きます。
素直に谷を詰めて行くと自然に左の谷に入ってしまうのですが、この谷は水量が少なくなる辺りで険しくなり、進むのが困難になります。
そこで私は若干下流に戻り、
詰めるべき方向に向かって右側にこの細い流れ↑を見た辺りから、斜面に取り付き直登いたしました。
この地点からは急斜面の上にヤブが濃く、枝等にぶら下がるようなイメージでの登りになるのでけっこう消耗します。
しかも帰りのルートを見失わないよう、紙テープを小枝に巻きながらの進行ですから、なかなか高度が稼げません。
すいません、ネタが無いのでこの項目次回に続きます。
2015年02月16日
今日の京都はとっても良いお天気、気温は低かったものの春を思わせる日差しは強力でした。
あと一ヶ月で2015年のシーズン開幕、楽しみです。
ネタが無いからという理由だけで2回に分けた高幡山東部湿原へ至る道中の件、今日は後半でございます。
2014年の総括:05月 その4
谷筋から離れ、道無き急斜面を強引に直登し、林道から谷に入った時点を起点として約66分の所要で、
↑のような明るいブナ林に到達するのですが、ここはまだまだ途中でございます。
この地点からあと約33分のヤブ漕ぎで、
ようやく湿原の存在を認識できる場所↑に到達いたしました。
この地点からは約11分のヤブ漕ぎで、
↑のギフチョウ飛ぶ(このとき08:50、既に1雄目撃)湿原縁に到着です。
うん、けっこうキツぅ〜ございました。
この文章をお読みになり、「このルートで高幡山東部湿原へ行ってみようかなっ♪」 と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
そこで僭越ながら、ご忠告申し上げておきますと、
・目印の紙テープは目立つ色、ショッキングピンク等がお勧めです。
・私が言うのも何ですが、単独行動はやめましょう。
・無理だと思ったら、進行せずに引き返しましょう。
ご無事での帰還を願っております。
2015年02月19日
仕事が忙しい…。
毎年、この2月は最もヒマな時期なので、ミニスタジオをセットして標本撮影を開始している頃です。
ところが今年は、ミニスタジオを設置する作業台上の「万力」が、本来の仕事(アルミ部材の固定)をしているので、撮影に入れずにいます。
さて、2014年の総括として06月分に入らないといけないのですが、リニューアルした国土地理院のページについて少し書いておきます。
皆さん既にご存知とは思いますが、今までの「地形図検索ページ」から希望の図葉をクリックすると、
どの図葉(例えば東茂住でも…)をクリックしても、必ず富士山山頂付近の地形図に跳ばされるようになってしまいました。
こんな状態では使い勝手が悪いので、私はGoogle Mapと同じように京都市を中心とする小縮尺地図を1クリックで表示するようURLをスターメニューに登録しております。
そして地図を見るときには、1クリックで呼び出したこの小縮尺地図を希望の地域までドラッグし、そこから+ボタンで拡大して大縮尺の地図を表示しています。
こんな風に下手な文章で書いてもどーゆー事かよく分からないと思うので、↓の動画をご覧ください。
YouTubeなのでテキスト部分はぼやけていますが、表示地図中心部分(+印)の住所、座標、1/25000地形図図葉名まで表示されています。
そのうえ、ありがたいことに地形図にぴったり対応した部分の航空写真まで表示してくれます。国土地理院、太っ腹ですな。
ただ惜しむらくは蝶のポイントがあるような山奥部分については最近の写真ではなく、そのほとんどが1970年代撮影の古い画像なので、
現状とは大幅に異なる事が多いのです。
現に上の動画内で表示させた高幡山東部にも、あろうことか林道らしきラインが写っております。
この頃であれば、大多和側から「谷詰めヤブ漕ぎ直登2時間」というような苦労をせず、楽に湿原へと到達できたのでしょうね。
2015年02月22日
今日は普通にフルタイムで仕事をしておりました。
今年に入って1月後半から、きっちり1日中休めた日曜日は1回だけだったように思います。
自営業者にとって忙しいのは良いことなのですが、これがシーズン中だったらキレてたかもしれません。
2014年の総括というか補足、今日は06月です。
2014年の総括:06月 その1
06月中はほとんどキマをやっていたのですが、06月01日(日)はギフチョウを対象に富山・岐阜県境にある横岳に登っておりました。
このときのお話しはリアルタイムで詳しく書きました。けれどもネタがないので補足です。
道がないという事は判っていたので、訪問前にどのルートをとるか事前に国土地理院の地図と航空写真で検討を重ねた結果、
大多和峠よりも西、大多和峠から数えて4本目の谷を詰めて最終的に↓の権現池へと至りました。
まあ、到達できたので結果的には良かった訳ですが、この文を書くに当たり改めて新しくなった国土地理院ページで再確認↓してみると、
崩れ谷を詰めた方が楽だったみたいですね。
ところで、この動画内でご覧いただける 「地形図に載せた航空写真の透過率変化」 は私たち蝶屋にとって、とても有効な機能だと思います。
それにしても国土地理院のページ、最近とっても面白くなりましたね。
2015年02月25日
早くカメラをセットして標本撮影を始めたいのに、今日も作業台の 「万力」 は、ご覧のように本来の仕事であるアルミサッシの部材を挟んでおります。
そもそもこの縦框に、****製の△△を取り付ける事自体に無理があると、最初からゆーてたやんかいさ。そやから、×××になってしもたんやと思うで。
ふ〜っ、これで、次の日曜日もお仕事確定ですわ。
何時になったら標本撮影に入れるのやら…。
さて、今日も2014年の総括というか補足、06月の続きです。
2014年の総括:06月 その2
06月は01日にギフチョウ狙いで横岳を訪れた以外、キマリンを対象としたお出掛けが22日ありました。
例年ならば限りなく30日に近いお出掛け日数なのですが、2014年は流石に大人しくしていたという事でございます。
そしてこの22日のお出掛けですが、訪れたのは伏見屋から近い既知ポイントがほとんどだったので、
美しいとは言い難い2014年の06月でありました。
とは言うものの、「きっと居るに違いない」 との思いで東山区の、
こんな所で長竿を握り締め暫く待ったりしたのですが、う〜んやっぱり居ませんねぇ。
画像真ん中の植え込み上にテリを張りに来ると予想したのですが、ハズレでございました。
まあ、意外と採るのが難しい東山区ですから仕方ありませんな。
2015年02月28日
今日は気温が低かったものの、日差しは強力で春が近い事を感じさせてくれました。
あと、3週間もすれば今シーズンの開幕なので展翅板からギフチョウを外したいのですが、ラベルが未だなんですよね…。
2014年の総括というか補足を続けます。
2014年の総括:07月
07月も15日まではキマリンを対象に11日のお出掛けでございました。
この07月15日に採集した個体の鮮度からすると、2014年の京都市周辺では、20日ぐらいまでなら許せる鮮度の個体が採れたと思われます。
キマばかり採るのも芸がないので、海の日絡みの連休は宴会70%採集30%で南九州へと行って参りました。
一応、採れればイイなっ、と思っていたのはタッパンとワンツだったのですが、前者は私たちがポイントを離れた後(だと思いたい)
に採れていたそーな…。後者については、そもそもこの日付で採ろうと考えた事自体が間違いだと気付かされました。
一方、必ず採るつもりだったシルビアシジミは、事前の読み通りに鹿児島県で自己新市町村ラベルを得る事ができたので悦んでおります。
あっ、それから鹿児島県では観光もしてきました。
鹿屋市にある海上自衛隊鹿屋航空基地内に展示されている二式大艇↑でございます。
九州ブラザーズの皆さんと一緒にJoyfullで焼き魚定食の昼食をいただいた後、これを見に鹿屋航空基地まで連れて行ってもらいました。
いや〜、思っていたよりも大きかった!
きっと、修理されたからなのでしょうが、損傷もなく綺麗な機体でした。
軍事用とはいえ、70数年も前にこんなに大きな飛行艇を作っていたなんて、当時の日本は気合が入っていたのですね。
2015年03月03日
二式大艇の大きさが、前回UPした静止画では伝わらなかったように思います。
「そーいえば以前、YouTubeに動画↑をUPしていたなっ」 と思い出しました。せっかくなので貼っておきましょう。
この動画なら、とっても大きな飛行艇であることが、お分かりいただけると思います。
さて、坦々と2014年の補足を続けましょう。今日は08月です。
2014年の総括:08月 その1
08月と言えばゴマシジミ。
去年は初盆だったのでお盆の採集行動は自粛し、08月03日に山ゴマ、08月24日と31日にそれぞれ中国地方ゴマを対象にお出掛けしただけで、
2014年は合計3日しか行っておりません。
リアルタイムでかなり詳しく書いたのですが、今日は08月03日に行った山ゴマについて補足しておきます。
この日、旧上平村の道の駅「ささら館」で目覚めると、近くに見慣れた京都ナンバーのクルマが停まっております。
「あっ、やっぱり来はったんや…」と思いつつボーっと眺めているとドアが開き、T先輩が降りて来られました。
「西口、この天気どー思う?」
「う〜ん、微妙ですね〜」
「天気予報もあんまりエエようには言うてへんしなぁ…」
「そやけど、ここまで来たら行かなしゃーないでしょう」
というような会話の後、T先輩は桂湖方面、私はブナオ峠方面へとクルマを進めたのでした。
ブナオ峠には05:25頃に到着したのですが、この時点でけっこう暗く曇った状態だったので登るか帰るか約30分迷い、
結局登り始めたのは06:00頃からとなってしまいました。
↑こんなの(オオトラフハナムグリでよいのかな?)を横目で見ながら見越山、奈良岳の山頂を越え、
どーにか「奈良岳」とラベルに書けるゴマシジミを得た後、大笠山方面を眺めると、
↑こんな感じで雲が懸かっております。
「これは採れてるかどーかビミョーなぁ〜」 と思ったものですから電話して聞いてみようと携帯電話の画面を見たところ、「圏外」の表示。
場所的にはお互いが見通せる地点に居るのだから、トランシーバみたいに呼び出しできてもエエやんかいさっ…、
と釈然としないままブナオ峠を目指し帰路につきました。
翌日、 「ありがとう、そこそこ採れたよ〜」 とのお電話をいただいたので、あらかじめ作っていたのですが、T先輩が採られるまでは… と伏せておいたPDFファイルを再点検し、
2014年08月05日に本ぺージにて、 「富山県大笠山でゴマシジミを採集」
と発表した次第でございます。
2015年03月06日
某有名金色寺院の厠の工事、私がやるべき仕事はようやく昨日で完了したのですが、他の用事でけっこう忙しゅうございます。
春分の日絡みの連休までには、他のお仕事も一段落してほしいのですが、どーなる事やら…。
今日も2014年の総括(補足)を続けましょう。
2014年の総括:08月 その2
08月24日と31日に行った中国地方ゴマシジミですが、当地方の本種について状況を詳しく書くのはやめておいた方がよさそうなので、
「それなりの場所で、それなりに採りました」 という表現に止めておきます。
…と、こんな書き方ではあんまりなので、広島県神石郡神石高原町(旧神石町)の過去のポイントについて書いておきましょう。
↑この画像は2007年08月26日撮影、ポイントの遠景です。
あまり広くないこの斜面で、ゴマシジミを11頭採集した他、汚損個体を数頭リリースしています。
このとき、斜面内にワレモコウは多く生えていたのですが、近年に草刈等の手入れがされていないようで他の草本も背丈が高く、
草原に埋もれるような感じで採集したのを憶えています。
このような草原状態ではありましたが、ゴマシジミの個体数は多く、
↑こんな画像を撮る余裕までありました。
そして画角は若干異なりますが、↓これが2014年08月31日撮影の同所斜面です。
ごらんのように草刈された斜面の内部にはワレモコウも多く残り、一見草原の状態が改善したかに見受けられたのですが、あきません…。
1頭のゴマシジミも飛び出さないのです。
先に誰かが入られた可能性も無くはないのですが、現場で感じる雰囲気は 「絶ったな…」 というものでした。
何が原因なのか分かりませんが、この辺りのゴマシジミは2010年以降から急速に衰退しているように思います。
当ポイントのように、斜面が手入れされたにもかかわらず全く見られない状況であることから、
当地の美しいゴマシジミの復活は、まずあり得ないという事だと思っています。
2015年03月09日
昨日は、久し振りに一日完全に休める日曜日でした。
そこで、かねてより 「↑石舞台古墳を見てみたい」 と言っていた次女のリクエストにお応えして、昨日は奈良県飛鳥駅まで近鉄電車で赴き、
駅前で自転車を借りて明日香村めぐりをしておりました。
この明日香村を自転車でウロウロしていると、耕作地と古墳が接する斜面や、民家背後の竹薮周辺などにウラナミジャノメが居るのじゃないかと妄想が膨らむですが、
この時期探す術を持たないので全てスルー、観光に専念しておりました。
「観光に専念」ということで、昼食は岡寺の参道脇にあった「百寿司」というお店で、
↑のお寿司をいただきました。
次女注文のサラダ巻と鶏唐揚げのセットは¥900、私が注文した握りのセットは¥1370(いずれも税別、けっこう安いと思う)。チョッと贅沢してしまいましたが、
やはり廻っていないお寿司は美味しゅうございます。特に、鰆と手毬麩の入ったお吸い物と、シャリ(明日香村産ヒノヒカリだそうです)が美味でございました。
……う〜ん、いかんなぁ、また食べログ状態になってしまいました。
さて、2014年の総括(補足)、今日は09月です。
2014年の総括:09月 その1
09月07日(日)は滋賀県大津市でウラナミジャノメの新ポイントを探しに行ったのですが、予想通りの返り討ち。
09月14日〜15日の連休は山口県と島根県でシルビアシジミを探し、結局採集できたのは記録のある場所ばかり…。
そして09月21日(日)は愛知県名古屋市〜北名古屋市でムシャクロツバメシジミを採集しておりました。
↑の画像は雄を1頭採集した地点付近。名古屋市ラベルになります。
当地は本種の駆除対象地域ということで、この日も他の蝶屋さん数名にお会いしました。
お会いした方々の中に、年に1回は必ずどこかで出会う方が約1名…。今年もやっぱり出会ってしまいました。
自転車をこぎながら前方に見える後姿を視界に捉えたとき、「もしかするとアレは斬り込み隊長?けど、まさかなぁ」 と思いつつ近づくと、
お互いに爆笑でございました。
因みに2014年はキマの時期に某所で会長にも出会ってるんですよ。
不思議なものです。いや、必然か…。
2015年03月12日
今年は正月明けから忙しく、【2014年版ふしみやDB】↓の打ち込みが未だ終わっていません。
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